« 2008年4月6日 | トップページ | 2008年4月20日 »

2008年4月14日

2008.04.14

マーケティング雑感

中小企業の場合、過去の受身的経営活動の名残もあり、中々、市場の中での、自社の有り様をキチンと把握し、
経営戦略、販売戦略に的確に反映している企業は多くない。

しかし、Webインフラ、WebPlatformの爆発的な広がりは、自社のアプローチも大きく変えて行く。
その1つに、以下の企業がある。
□日本最大級の宅配、デリバリー専門サイトの運営会社である。

・市場環境の変化
2000年前後から、外食分野は減少、それに代わり、デリバリー、持ち帰り惣菜などの中食市場が大きく伸び始まった(年率10%以上)。
これは、少子化による世帯あたりの人口の減少、それをベースとした家庭調理機会の減少へと続いている。
・デリバリー店による販売促進化?
多くの店は、チラシ配布が基本。
しかし、新聞購読率の大幅な低下、オートロックタイプの万章の増加、等からチラシ配布の費用対効果は年々減少との事。
⇒これらの流れを実態調査も含め、検討し、デリバリー総合サイトをコアビジネスとして推進する。
ビジネスモデル(インターネットを活用し、情報発信、受注のマッチングを実施)

□加入店のメリット
・新たな顧客層の獲得
・発信費用の低減、コストダウン
・機会ロスの減少
・レピート注文の拡大
□顧客のメリット
・複数店舗の比較
・最新情報の入手が可能
・時間、場所に限定されない注文
・個別嗜好化
このサイトは、加入店からは5%のコミッション代と掲載料を確保。

市場の流れから顧客の動き、それらを把握の上でのビジネスモデルの構築、極めてオーソドックスなマーケティング手法であるが、更に、なるほどと思うのは、具体的なビジネス化の推進である。

このモデルが上手く機能するには、十分なデリバリー店が必要。顧客も、来てみたが、お店が少なく、選ぶメニューが少なければ、以後、使わない。そして、このサイトのPRである。
いずれも、既存グループの活用、アフィリエイトなどのCGM的動きの活用などで、現在は、
・約128万人の登録顧客
・約7600店の加入店
・約2000万PV/月というアクセスの多さ
と言う立派な成績を上げている。
また、加入店が注文に専心出来る様に、幾つかのIT活用もしている。
大袈裟なマーケティング手法、、、、、と言うのではなく、この会社では、現場ともっと広い世間の動きを把握すると言う基本的な事から、絶対的なモデル化を進めた。
そして、そのモデルが実体の世界で、上手く動くように、更なるITの活用を実施。
是非、このアプローチの心得、実施してもらいたい。

« 2008年4月6日 | トップページ | 2008年4月20日 »

最近のトラックバック

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ