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2009年5月1日

2009.05.01

頑張る中小企業その3

20090430151248
我が家の牡丹、満開。

色々と頑張っている企業を訪問し。各社の知恵を直に、聞くのは、楽しい。
京都の北部で、油圧シリンダーを作り続けている企業を訪問した。
ニッチな業界ではあるが、競争も激しく、受注にて、高価な1億円もするシリンダーを中心に、作ってきたのであるが、中々、厳しく、5年ほど前に、1商談数万円の受注をベースに数量的な対応にそのビジネスモデルを変えたとのこと。
多品種少量、そして、短納期化の実現。
その仕掛けとは、
①営業から設計、製造、販売の統合化
基本的には、全て、自社開発とのこと。生産管理の部品表作成は営業入力の時点から反映させていくという管理部門が頑張って面倒見ていく方法ではない。発生元入力という基本スタイルをとっている。
②CAD化による図面作業の大幅な短縮
 CADシステムとのデータ連携を考えており、これも、専任の図面化メンバーがいるわけではない。ただ、特注品
 については、設計部門が作成対応する。
③営業の受注入力を即時製造部門に流すリードタイムの短縮化
 受注オーダから生産計画化し、製造指示書、現品票を発行させず、直接処理工程に指示が出る。
④Webからの受注化(CADデータの自動生成)
 ②の仕掛けを顧客向けのWebシステムに組み込み図面化、製造指示化を行う。

ちょっと驚きが、基本仕様化のための全社プロジェクトなどはなし。システム室長が全てを半年でまとめ、現場はそれに追従した。現場の業務をキチンと見直し、あるべき姿をまとめてから、、、、等というITC的アプローチはなしであった。
CAD図面をベースに顧客ー営業の受注対応とそれによる生産計画反映の早さ、精度を要求される部品表への反映(管理部門でのデータ管理の手間を大きく省く)、一元化された製造番号での管理など、色々な工夫が見られる。
何を自社の最優先課題として、その実現に向けて、自社全体の流れを創り上げていくか?
従来の生産管理の発想を顧客から、各指示書発行の取りやめ、部品表作成の同時化、業務フロー(手順)の柔軟性アップなど
納期優先というテーマにあわしたシステム作りであるが、これもまた、生産管理を上手く作り上げるヒントではないか。

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