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2009年5月16日

2009.05.16

売ることの難しさ

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琵琶湖は広い、深い。

20社ほどが参加しているマーケティング研究会のコーディネートをしている。
この研究会、私自身はまだ1年ほどの参加であるが、結構活動期間は長いようである。
今回は、京都の繊維加工会社のトップから、自社の戦略、今後の進むべき方向などについて、お話を聞き、参加者で、今後の戦略などについて討議をした。
縮退する業界での生き残りは中々に、難しい。西陣などの伝統的な業界も1/4以下の売り上げであり、アパレル系でも有力な企業の撤退もある。また、中小規模事業者でも、単に下請けで事業継続を図るのは無理な情勢である。
参加者のコメントをまとめると以下の4つほどになった。
・直売比率のアップを図る。当面は、OEMのビジネスをベースには考える。
・1個作りの徹底(今の強みの強化)
・ブランド力のアップ(他の企業とのコラボ)
・オリジナルな商品開発(30代以上のミセスを中心とするコアな顧客の開拓

参加者も発表者も個々の内容はともかく、お互い、売ることへの再認識になったのでは?と思う。

他社の事例でも、同じような環境で、色々と頑張っている企業もある。
・Tシャツに特化し、国産素材による高級品を主商品として伸びている企業
・Webでの受注にのみ専業化し、徹底的なWeb2.0のソリューションを活用して、下請けから自主ブランドを確立した企業
・多種少量から大ロットまでを短納期で対応可能とするため、機械化とグループ化の推進に重点を置き、倒産寸前から50億以上の売り上げになった企業
全て繊維業界の企業である。
共通している点は、
・自社の強みの徹底追求
・Webの徹底活用
・明確な経営ビジョンとその実現のためのシツコサ、継続力

「ミセスに合う高級感のある服の提供を目指す」
テーマを明確にし、想定顧客の仮説を何回かのPDCAにて、有力顧客を探し当てる。
京都という風土、文化、伝統を形成する技術、使える知恵とネットワークは多い。
楽しみなことである。

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