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2009年11月14日

2009.11.14

社長が頑張れば、社員も、頑張る

先週半ば、月1回の情報システム研究会を開催した。
今回は、生産管理システムの深堀テーマも、結構回数をこなしたこともあり、
全社レベルでのビジネスモデル改革を具体的なIT化推進に結びつけ、
会社の業績アップとともに、その取り組みを評価されているフレキシブルチュー
ブ、ベローズの設計製造会社、M株式会社T社長から色々とお話を聞いた。

会社の改革を行ったのは、1995年。従来の6割以上の売上げを占めていた3社から
の受注減少と価格競争の激化がそのキッカケである。

所謂、あるべき姿を、
・受注生産で直販(従来は量産品の見込み生産)
・多品種少量ロットで、短納期対応
・新製品開発を重点的に実施
と決め、大きく自社のビジネスモデルを変更した。
かなり大胆な変革である。
主テーマは「多品種小ロット、短納期で、お客様の要求品質を実現することで、
社会貢献します」。

そのためにまず、実施したのが、社員の意識改革。
・3S活動の徹底実施
・職場環境の整備
・目標達成に対する表彰の実施
・完全週休2日制の実施(10年以上前の中小企業ではあまり実施されていない)
・社員の多能工化推進
など
まずは、IT化以前の取り組みが重要であった。
その成果として、
・ISO9001の自社内メンバーのみのでの認定
・様々な新素材ベローズの開発
・順調な売上げアップ(経常利益の大幅なアップ)
ベースが出来たこともあり、更なる業績向上を目指し、以下のIT経営化を推進
している。
・販売管理システム構築
・ホームページ構築
・ブログ開設(現在では、5つのブログを運営している。
 しかも、幾つかは検索で一番を堅持している。
・書類管理システム化(高速での図面、書類の検索、表示が可能)
・ボイスシステム導入
そして、今年は、更なるIT活用を目指し、全社の業務プロセス見直しを実施した。
中小企業では、あまり実施していないDMM,DFD分析を行い、更なる業務効率化
を進めている。

Webサイトからの受注も2割を越し、その成果も上げている。
その手法も、展示会との連携、単なる会社案内のサイトからネット対応への変更、
研究所、大学などの重点顧客の絞込み、ブログからWebサイトへの誘導 など
B2Bとしてのポイントがキチンとフォローできているからと思う。
特に、社長が率先して、全社として、Web活用を進めることが「売れるWebサイト
のポイント」であるが、M社では、それをキチンと実践している。

今回は、IT経営化以前の社内活性化含め、具体的な売上げアップの事例としても、
参加者には、何か気付きが得られたのでは、と思います。

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