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2010年1月9日

2010.01.09

企業活動の原点、見える化

「見える化」、結構言われているが、中々、出来ていない活動である。
製造現場で始まった3S、5S。私自身も支援を依頼されるような企業を訪問するとまず、感じるのは、
現場の小奇麗さと社員の挨拶である。
元気な企業、評判のよい企業、やはり、キチンとしている。IT化を推進している人間であるが、やはり、
人が基本。
まず、見える化とは?
■短期的には    企業内のあらゆる問題を視覚に訴え、共有することを
             ベースに、問題解決を図っていくフレームワーク
■中長期的には   問題を明確にして、組織として共有化し、協同して問題、課題
             解決を図っていくオープンな企業への構造改革
ただし、見える化⇒気付き⇒行動化⇒課題解決⇒更に見える化の継続性があるか。

情報の扱い方で企業業績が大きく変わる最近の環境変化では、企業の中での見える化は、
・業務の見える化
・情報の見える化
をキチンと見せる工夫が必要である。

業務の見える化では、以下の3点が問題
①業務の不整合
  似たような業務が存在。
 ・全社的な業務の不整合
 ・業務管理の必要性
②抜本的な見直し作業の遅れ
  業務不整合は、全社横断的な場合も多く、取り組みへの遅れ
 ・属人的な作業は代替が出来ない。
 ・ムダ、ムラ、ムリな作業の把握が出来ない
 ・短期的効果が少なく、費用もかかる。
③業務見直しへの関心の低さ
  慣行的な活動から脱皮への低さ
 ・業務モデルの作成(企業側)
システム再構築の支援を実施する場合は、まず、企業トップにこの課題を再認識してもらう。
皆さん、3S、5S、ISO9001などの実施から出来ていると思われているが、これがそうではない。

情報の見える化でも、同じ。
以下の3点が問題
①情報(データも含む)の不整合
  似たような名称の情報が多く存在。
 ・全社的なデータの不整合
 ・データの一元管理の必要性
②抜本的な見直し作業の遅れ⇒従来システムのレベルアップなどキッカケが必要
  情報不整合は、全社横断的、大規模であり、取り組みへの遅れ
 ・正常な動作中に、改修は出来ない。
 ・データベースの横断的な整備は不可能?
 ・短期的効果が少なく、費用もかかる。
③情報の使い方への関心の低さ
  全社的な情報活用への低さ
 ・パッケージ使用などで、全てベンダー任せ
 ・概念モデル(業務モデル)の作成(企業側)
企業活動の原点は、見える化であり、製造の現場では、経営トップの認識も高いが、
IT化、情報化では、大分ずれが大きい。

IT活用のための見える化としては、
・業務の見える化
 ・IT化と一体となった業務プロセスの再設計(経営者、現場部門の参加)
 ・現場レベルでの日常業務の体系化(業務目的、手順の客観的な記述)
 ・対象となる業務と情報の的確な把握のための仕組み作り
・情報の見える化
 ・自社ビジネスモデルの把握。情報モデルの洗い出し
 ・中期的な推進のため、必要性の明確な部門からの順次取り組み
 ・業務の多様性が高く、処理すべき情報が不明確な業務への対応
をまずは、進めるべきである。

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