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2010年6月5日

2010.06.05

「新しい公共」とインターネット社会

「新しい公共」って?
多分、多くの人は、その認識は無いのでは?
ある記事に以下のような内容が載っていたが、

「これまで「官」が支えてきた教育や子育て、防犯や防災、医療や福祉などの公共サービスに、
地域のNPO法人や市民が積極的に参加できるようにして、社会全体として支援する新しい
価値観を生み出そうとしている。「古い公共」は自民党政治が作り上げたもので、大規模な
公共事業を生み続ける仕組みをもっている。国会議員、族議員を頂点として、霞が関の各省庁
や知事、業界団体、地方議員らが連なる政官業のピラミッド構造が各地にでき、そのピラミッド
構造によって公共事業とその資金が上から下へ、すなわち国から地方へ、陳情と選挙の票が
下から上へと垂直に移動した。こうした「古い公共」を一掃して、NPOが活動しやすい環境を
整備しようとしている。そのために「『新しい公共』円卓会議」を10年1月に新設し、5月までに
具体案を提示することにしている」

これは、一面は、正しいが、かなりのズレガあるのでは、と思う。
まずは、行政の今までやっていた公共サービスの役割を大きく変えるモノであることの認識が
必要である。もっとも、公共サービスの定義が結構、曖昧であるが。
従来、行政と言う組織が公共財活用、公共サービスを税金と言う対価を払って実施してきた活動を
サービスの受け手であった住民にも、相応の活動をすることを求めている。
単に、NPOが頑張ればよい、と思っている人は、認識が低い。

行政として公共サービスの多くは、地域住民の生活上の活動をサービス対価の1つとして、提供
してきたが、住民が十分出来るものもあるはずである。また、やらねばならないものかもしれない。
まずは、この区分けが肝要である。
組織として、収入が少なくなる中、支出としての様々な要求対応には、既に、耐えられなくなって
いる。これには、住民としての意識改革も必要である。地域の公共活動は、それを享受すべき
住民が関わらなくてはならない時期なのである。

インターネット社会の最大の効用であるWeb2.0と言われた新しい情報流通の流れが、これを
支援もする。facebookなどのコミュニティネットの使い方を見ると、日本のmixiなどは当たり障り
の無い情報のみで、社会インフラとしての役目を果たしているとは言えないが、基盤は出来ている。
行政の情報が更に見える化し、多くの人の初期行動化へと結びつくのであれば、今、求められている
新しい公共への拡大に寄与できるのでは?

モノを作ることで、世界にそのポジションを明確にした日本も、その手法が通じなくなっていることの
再認識が必要ではないか。「新しい公共」を政府が掲げたことは、結構意義のあることではある。
また、これを形にしないと、日本の縮退は、止まらないのでは?
チョット、感ずる昨今である。

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