« 2010年6月25日 | トップページ | 2010年7月10日 »

2010年7月3日

2010.07.03

中小企業とマーケティング

今、数社の中小企業の売上げアップ、マーケティングへの推進に関わっている。
また、優秀な成績を上げている企業事例調査からの気付きもあるが。

まず課題になるのは、数10人でも、数人でも、系統だって動けていないことである。
売るものが決まっているからともかく話があれば、それに、飛びつく。モグラたたき的な
進め方が目立つ。

数年先を見据えた目標の明確化と基本的なテーマの設定が無くて本当に進めてよいのだろうか?
・長年の顧客はいるが、顧客の詳細な把握が出来ていない。
・自社製品、サービスの理解が不十分。
・数人でも、組織であるべきだが、個別的な動きが容認されている。
・会社組織としての把握が出来ていない。

多くの中小製造業では、大企業の仕事をキチンと納期通りこなせば業績も年々アップ出来た
時代もあった。今後も含めて、ありえない時代もあったのだ。
市場を日本以外の特に、東アジアに求める以外には、バブル的な発展の可能性は少ない。
最近、地域中核企業という言葉を知った。地域の特性を活かした小さな大企業の存在である。
売上げ数10億円、200人規模の会社であるが、以下の3点に特長がある。

・モノづくりの組織能力
・差別化した事業領域
・安定的な受注能力

会社規模の拡大を望まず、自分たちの思いと合わせ、地域、関連企業との共生を図る。
先ほど、あげた悪い事例の全くの逆の活動があることに気付く。

上記の3点は、多分、3つが上手くかみ合わないと、小さな大企業には到らず、例えば、
特殊な技術を持った中小企業として、一時は良くとも、技術進歩の早い中では、
競合他社に追いつかれ、埋没していくことになるかもしれない。

マーケティングの3Cと言われる「顧客、自社、競合他社」をキチンと理解してもらいたいものである。
先ほどの地域中核企業と称される企業もそこにいたるまでの過程では、悪い事例のようなこともあった
との事。しかし、自社事業の原点に戻り、そこから飛躍した会社である。

モノづくりの点で、気付いたのは、各企業では、自社での製造機械をつくるか、高級機械は
購入するが、自社の製造ノウハウを活かせるように改造する、の2点が特長の様である。
そして、顧客はこちらで創り出すものだと言う積極性がある。
良いもの作れば、顧客は勝手に来るという「身勝手な自己満足」では、既に、化石的な企業
となる。
マーケティングのスキルは十分でなくとも、マーケティングのセンスのある企業経営者には、
なってもらいたいものである。

« 2010年6月25日 | トップページ | 2010年7月10日 »

最近のトラックバック

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ