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2010年8月28日

2010.08.28

農業ビジネスとしての転換

今、農業分野でのキーワードは、6次産業への進化。
1次産業としての生産力×2次産業としての品質と生産性の高さ×3次産業としての顧客を意識した
サービス提供。
「作ったものを売る」から「売れるものを作る」。
ビジネスとしての基本ビジョンの転換と意識改革である。

農業もここ数10年で、大きく変化した。
・GDPに占める農業生産は9%⇒1%へ
・農業就業人口は約1400万人⇒約340万人へ
・農家戸数は約606万戸⇒290万戸へ
・農地面積は約610万ha⇒約460万haへ
・農業総産出額はピーク時11.7兆円⇒直近では8.5兆円へ
・人口構成では70歳以上が約45%を占める、完全な高齢者産業?
食料自給率が大幅に下がるのもやむを得ない状況⇒生産基盤がガタガタなのである。

農業への他業種からの参入はどうであろうか?
2000年代になると、様々な業種からの参入が増加しているが、参入に興味を持っている
企業も含めると約4割ほどとの事。
採算性、収益性、事業地の確保などから大手企業の撤退の話も少なくない。
それでも、農地制度、利用規制の緩和により、一般企業からの農業ビジネスへの
参入は、
・新たな収入源としての確保
・雇用の維持、拡大
・本業とのシナジー効果
・既存技術の活用
等から更に増加するのではないだろうか。
農業ビジネスとしてのビジネスモデルの確立と事業計画の作成が他の事業と同じように
出来る事が、まずは、必要なのではないか。
自分の棚卸しが肝要である。マーケティングの自社、顧客、そして、競合他社を何処まで
明確に描けるのか、どんな顧客に、何を売りたいのか、タマタマ自分の土地で米が作れるから
それを売るような前時代的な発想では、結局売れない。
農協、仲買人など従来の関連メンバー以外の新しいつながりを見つけ、他所ではない成果物
に仕上げて売るか?原材料として付加価値のある商品にまで仕上げて売るか?事業計画
ありきである。
何人かの農業従事、仲買、加工に関わっている若者の話を聞いた。
危機感は強いが、
バブル時代の作れば、農協が勝手に売ってくれた時代からの脱皮を考えている。
農業をきちんとしたビジネスモデルとして、捉え、それを実現しようとしている若者
も多くなっている。それに何らかの手伝いをすることもこれからの仕事かもしれない。
最近、よく思う。

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