« 2010年9月18日 | トップページ | 2010年10月2日 »

2010年9月25日

2010.09.25

ビジネスセンスを社会へ

社会起業という言葉も少しは馴染みが出てきているようである。
ソーシャルビジネス、社会起業など呼び名は別としても、「社会の課題をビジネススキル、手法で解決する」
事がこれからは、益々、重要度を増して行く。
国、地方行政ともに、地域を活性化するための資源が極端に少なくなっているのだ。
これを地域課題、地域でのサービスを受けたい顧客(ユーザ)に一番近い各地域メンバーで
実施して、との一方的な押し付けが始まる。
しかしながら、多くの活動グループ、NPOなどの団体は、自主的に実施していくだけのスキル、人材、
体制が無い。
残念ながら、多くの組織では、行政からの補助金、委託金等の自分たちで稼ぐことの無い
収入で好きなことをやってこられた時代の影を引きずっている。
ミッションさえあれば、活動は継続でき、自分たちの思いは、実現できる??との
時代感覚のずれた進め方に甘んじている。
地域課題の認識と解決への思いはあるのだから、ビジネススキルをきちんとすれば、更なる
事業の展開ははかれるのでは。

基本は、マーケティングの手法、スキルを地域課題と言うニーズに対して、様々な地域資源
(人、もの、文化等の暗黙的な情報)を組み合わせていく。
特に、マーケティング4Pと言われる「どんな商品、どの程度の価格、どの様な売り方、誰の協力を得て」
をキチンと考えていく必要がある。
そのための顧客の仮説化は地域の課題解決の対象者からビジネスの推進を始める。
または、地域資源を想定ニーズに合わせ、4Pの具現化をすることもある。
そして、決めた事業計画を3年後、1年後などへと順次具体的なアクションプラン化し、それを
キチンと実施していくPDCAのしつけが重要である。

本日伺ったグループは農家の主婦が10人ほどで地域の資源を上手く活用しながら既に10年以上の
実績を上げている。経営方針を決め、中期計画を策定し、年度の計画を毎月のレビューで修正
していく。正に、現場でのPDCAと目的化した組織活動をしている。
彼女らもここまでに到るには、かなりの苦労があったようであるが、必要であれば、関係の専門家
に教えてもらい、関係メンバーと協議してきた。要はやる気である。

今、各行政では、従来の「お上的な政策」から協働という形での新しい地域行政の仕組み変えに
気付きはじめている。その歩みはまだまだ、不十分であるが、10年後には、社会起業が当たり前の
社会、地域の活動になって欲しいものである。

« 2010年9月18日 | トップページ | 2010年10月2日 »

最近のトラックバック

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ