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2010年10月2日

2010.10.02

農業も工業へ、その新しい姿を見た!!

一昨日、京都市内の植物工場を見学した。
大分前に、2箇所ほどの植物工場を見たが、結構進化しているようである。
場所が何処にあるとおもいますか??

住宅街のあるレストランの地下なのです!
今まで見たのは、いかにも、工場です、いった場所、雰囲気だったのですが。

地下の100平米ほどの中に、4段積みの棚の中で、植物たちはすくすくと育っていました。
新鮮で、直ぐに食べたら、如何にも美味しい、と植物たちが言っているようです。
説明者の方も、如何にも、子供を育てているといった風情です。
必ず、睡眠はさせ、昼は(ようは照明がある間)、気持ちよい小風を充ててやる必要があるとのこと。
また、照明も、スイッチをバタバタと切るのではなく、緩やかな朝日、夕日が当たるように、
連続的な照明が必要だ、とこと。子供を起こさないように!
植物の必要なCO2も適量分だけ常時、工場内には排出されている。
中で働く方は、植物が排出する新鮮な酸素を吸い、ほぼ、無菌室の部屋で作業するわけですから、
工場労働者?としては、最高の環境で、作業していることとなります。

この植物たちも、高級野菜として、デパート、レストランなど600店ほどに出荷されています。
始めてから3年ほどとの事。凄い伸びです。
味の良さが急拡大の秘密のようです。

ビジネスとしての植物工場は、中々の設備産業のようです。
採算ベースでは、約3000株ほどを毎日安定的に生産する必要があるとのこと。
しかも、この「安定的生産する」ということがかなりのノウハウの結果のようです。
本ビジネスに必要なスキルは、
・野菜栽培技術(これは一般農業と同じ)
・栄養源である植物容水の製造と管理技術(一般農業の肥料技術よりも難しそう)
・植物が健やかに育つための工場管理技術(これは一般工場の生産管理技術)
しかも、この3つの総合技術が場所、季節、時間などにより大きく変わる。
標準化が出来ない。
しかし、この会社では、過去のノウハウの蓄積によりかなりの歩留まりのよい生産技術を
確立したとの事です。凄いことです。
約3000株を毎日生産するための初期設備は約4億円ほどの概算になるが、これは、
一般工場での設備投資と変わりません。
しかし、農業が工業化できるということはきわめて大きい。
よいものを見せていただいた1日でした。

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