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2011年2月25日

2011.02.25

自社を見つめ直す

2月例会として、大阪のN工作所を訪問した。
売上げ12億円、従業員90名ほどの板金加工を得意とする企業です。
今までの多くの訪問企業がIT経営で成功事例となっている企業であったが、
N工作所はまだ、IT経営として実績があるとは言えない。
しかし、現在、中小企業庁が力を入れている知的資産経営の企業としては、
高く評価されている。
多くの企業では、まだまだ、知的資産経営への意識が低いようである。

その知的資産経営報告書です。
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/pdf/1-7ninbarikousakusho.pdf

2代目としての現社長が目指したのが、時代変化に合わせた
・ボトムアップを含む意志伝達系統の強化
・マーケットアウト志向の経営方針への変換
単なるモノ作り、下請けから技術力、コスト対応力強化による直販ビジネスへの
展開です。

①自社の徹底的な見直し
チョット慣れないSWOT分析の取り入れもそうであるが、単に経営トップ
の思いつきで決めるのではなく、「人的資産、組織資産、関係資産」などの
見え難い社内資産を洗い出すことにより、マップ化し、系統的な見直しをした。
その結果が、「板金加工の専門家集団としての明確な組織構築であった。
②社内体制の強化
全工程を一貫する多品種変量体制作りの実施。このための生産管理システムの
導入とWebサイトからの受注体制化。
また、小集団活動、品質管理、改善提案など、現時点での組織的な強みを
更に、レベルアップした。
③人の強化⇒成果目標管理制度の導入による個人レベルでのスキルアップ
 製造現場での当たり前である改善提案、3Sの徹底と自社分析のための
 SWOT分析の活用(製造業ではまだ少ない)による人的資産のレベルアップ化。

社長としても、知的資産経営報告書をまとめることで、会社全体のレベルアップ
には大いに参考になったとの事。
また、知的資産分析の内容を加味して、ともかく始めたWebサイトによる営業で
あったが、既に、受注1割以上をWebサイトから上げており、今後も期待できる
との事。
最も、そのための努力も結構しておられるようで、
・各商品ごとのサイトつくり(現在5サイト)
・楽天ショップへの積極展開
・6名ほどの営業で、Web専任もいるとのこと。
2時間ほど、研究会のメンバーと話を聞いたが、皆さん、元気である。

売上げダウンに悩んでいる各社経営トップも大いに参考にしてもらいたいものです

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