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2011年4月2日

2011.04.02

facebookとビジネス、そして、地域活動へ

facebookは世界的なつながりのあるインターネットコミュニティである。
既に、世界的には、5億人以上の人がこのコミュニティの中で、相互の思いを綴り、意見を述べ合っている。
日本でも、既に、1000万近くになるとのデータもあり、ソーシャルメディアの代表格として、その存在意義は
大きくなりつつある。2000年初めからブログ、掲示板、ソーシャルネットネットなどとして、個人の意見、思い
を広く発信し、大きな意識形成、総体的な意見形成を行い、Web2.0と呼ばれ始めた。
ビジネスの世界では、これにより、マーケティングのやり方も大きく変わり始めている。
顧客志向強化が強く言われていたものの、まだ、マスとしての捉え方が主であったことから顧客を個人
としてキチンとフォローし、個客としてそのニーズを把握することが可能となってきた。
既に、先行意識の高い企業では、自社のサイトに関係して、製品に対するコメント、推薦などの口コミ拡大
の手段として、色々な工夫をしながら、自社製品の売上げを図って来た。
Amazon、無印良品などの一般消費者向けの企業では、その効果は絶大であった。
最近は、中小製造企業でも、自社の製品を活かすための工夫をユーザを巻き込みながら進めている。

facebookが従来のソーシャルネットワークよりも広く受け入れられているのは、何処にあるのか?
実名登録による信頼関係というのも大きな要素であると思うが、個人として、ユーザとしてみた場合、
「友達作り」支援のための様々な仕掛けが大きいのでは、と思う。メールなどで既にある関係をベース
とした直接的な友達作り、友達の友達が友達であるとの関係性の更なる強化、facebookメンバー
では無い友達への招待、そして、それを促進するためのメール連絡の徹底。これは、2000万人は
いると言われている先行のmixiには無い、従来の日本的なアプローチでは多分発想出来なかった、
アプローチではないか、と思う。mixiのやや閉鎖的な人間関係作りと比べたオープン性の高いfacebook
が従来の日本生活文化の土壌の中で、どこまで馴染むか?まだ、不明な点はあるが、個人的には、
更に拡大するであろうし、拡大してもらいたいものである。

日本におけるビジネスとしてのfacebookの活用はアメリカ企業の活用と比べると総体的にまだ、低い。
これは、facebookの認知年数の違いであり、ここ1年の動きを見ると、その活用度は急激に高まるの
では、と思う。もっとも、日本のアパレル関係、satisfaction guaranteed ユニクロなど一般消費向け
では、かなり進んでいる企業も散見される。facebookは、ECサイトではない。ポイントは、facebook
ページを通じて、商品・製品のPR、顧客とのコミュニケーションを図ることにある。
今後は、自社のWebサイト、一般広告、そして、facebookを含めたソーシャルメディアの3つの顧客
アプローチを最適に、最大効果を出すように考えていくことが重要となってきている。顧客の意識も、
その企業が社会活動の中でどの様な協働化、グローカル化しているか、を見据え始めている。
まだ、多くの企業は、安くて良い物を提供すれば、会社は繁栄していくと思っている。
多分、ここ数年は、それでも、十分かもしれない。しかし、会社の基本が自分の立脚している地域
の中で、ともに、生きていこうとする協働の意識がない場合、本当に生き残れるのか?

今、幾つかの地域活動のグループ、NPOなどの活動をしている。その中で、最近、特に感じるのが、
若い人の地域参加が増えていることである。従来の年金受給者がやや暇つぶし的に関わってきた
状況から社会環境を変化を意識し、自身の価値変化からか?積極的な関わりを持ち始めている。
また、行政でも、基本は財政の悪化から来ているのであるが、「新しい公共」と呼ぶ、地域住民の
公共サービスへの参加、応分の関わりへの仕組み創りが始まっている。止むを得ない状況からでは
あるが、昔は当然であった地域での住民参加、助け合いが新しい形で始まっている。
そして、ディジタルネイティブと呼ばれる、ITやインターネット活用を当然の生活手段と考えている
30代前後の人々の存在である。これにより、ビジネスのやり方も大きく変わって来ている。
この「若い人の地域活動参加、新しい公共化、ディジタルネイティブの存在」の3つからfacebook
による地域活動の強化、拡大に期待を持っている。多くの地域活動に関わってきた方々の多くは
70代以上の方が多い。その知恵と経験は貴重であるが、ややもすると、今後の日本の新しい
進化に対しては、足枷になるかもしれない。facebookも含めた新しいインフラを上手く活かし、
更なる地域活性化に取り組んで行きたい。特に、facebookは先ほど述べたようなオープン性の高い
コミュニケーションインフラであり、多くの地域関係者を巻き込んでいくには、都合の良い特性を
持っている。今関係しているNPOでも、70代の方々含め、是非使いたいとの話もある。
震災の心配もあるが、自分の出来る範囲で、地域の活力アップに貢献していきたい。

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