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2011年4月8日

2011.04.08

マーケティングは変わっているのか?

周辺の30代を中心とした購買のやり方は、ビジネスでも、生活上でも、変わりつつあるようだ。著名なマーケティングの研究者フィリップ・コトラーも以下のような変化を指摘している。

・マーケティング1.0 製品が中心 
(良いものは売れる。消費者はひとつのカタマリ)
・マーケティング2.0 消費者が中心 
(消費者を細分化したカタマリとしてアプローチ)
・マーケティング3.0 人間が中心 
(生活者はひとりひとり異なる,心を持った人間。企業と人の協働化) 

企業はすでにマーケティング3.0の実践を求められている。そしてこれからは,顧客を単なる消費者として見るのではなく,「多元的で,精神満足を求め,価値の創造に積極的に関わろうとする人間」として理解する必要がある。
マーケティング3.0では、マーケターは人々を単に消費者と見なすのではなく、マインドとハートと精神を持つ全人的存在と捉えて彼らに働きかける、、、、、、、、、、、(中略)
混乱に満ちた世界において、自分たちの一番深い所にある欲求、社会的・経済的・環境的公正さに対する欲求に、ミッションやビジョンや価値で対応しようとしている企業を探している。、、、(中略)
マーケティング3.0に向かうビジネス状況を形作る3つの重要な力の登場、その3つとは、参加の時代、グローバルに対する逆説の時代、クリエイティブ社会の時代である。これら3つの力が消費者をどの様に協働志向、文化志向、精神重視に変えているか、を見ていただきたい。      「コトラーのマーケティング3.0より抜粋」

また、少し前になるが、米国マーケティング協会(AMA)による
マーケティングの定義は2007年に改訂されている。2007年に改訂された定義は次の通り。
Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating,delivering, and exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large.
マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・流通・交換するための活動、一連の制度、過程である。
2004年の定義では「マーケティングとは、組織とその利害関係者の利益となるように、
顧客に価値を創造・伝達・流通し、顧客との関係を管理するための組織的な機能や一連の過程である。」

「社会全体に」の追記は大きな変化である。

それは、ソーシャルメディア、ソーシャルメディアマーケティング、ソーシャルコマース等で代表される。

約7割の企業では、HarvardBusinessReview 2010年7月の調査2100社から、
「ソーシャルメディアの利用が今後、大幅に拡大する」と回答。
しかし、 直面している課題として、
・ソーシャルメディアが自社ビジネスにプラスの影響をもたらす可能性について理解する必要がある⇒41%
・ソーシャルメディア活動の効果を測定する⇒40%
・企業の財務、ROIに及ぼす影響とソーシャルメディア活動を結びつけること⇒31%
・自社内でソーシャルメディアを最大限有効に活用できるように従業員の能力を高めること⇒28%
・自社全体で、ソーシャルメディア活動の価値を認識させること⇒25%」
等など まだまだ、これからのようでもある。

まずは、FacebookがE-commerceの世界に与えるインパクトを見極めるのが重要かもしれない。

・Facebookから得た「Like」に基づいて、ホームページの「おすすめ商品」エリアがパーソナライズされる。
・いくつかのオンラインストアでは、GoogleよりFacebookの方がより多くのトラフィックを送り込む。
・ニールセンに依れば、商品を選択する基準として90%の人々が友人・知人の口コミを信頼する、としている。
・店舗にとって、Facebookの「Like(いいねェ)」ボタンは友達に商品を勧める手段としては完璧なツールと言える。
・Facebookユーザーが平均200人の友達関係を持っていることを考えると、社会的信用力を応用した新しい推奨システムとそれを簡便に誘発する「Like(いいねェ)」ボタンは非常に大きな役割を果たす。

加えて、自社としては、当面、ソーシャルメディアの拡大に伴い、Webサイトの活用と合せた効果的なWeb化が重要となっているのではないだろうか。

①ソーシャルメディアへの連携ボタンをトップページに配置する。
 Twitter、Facebookなどの投稿ボタンを設置
②ブログとWebサイトの相互リンク化
 相互の新規読者拡大には有効
③Webサイトへの動画の貼り付け
 Youtubeなどを活用して、静的なWebサイトに動きをつける
④各ページに「いいね、ツィートする」のボタンを貼る
 トップページだけではなく各ページに貼る
⑤動画、プレゼンテーションの追加
 Youtube、SlideShareなどのサービスを利用
⑥ソーシャルブックマークにお知らせする
⑦WebサイトへのFacebookのLikeBoxを設置する
 Facebookページのパーツを貼り付け、更新情報の反映を行う。
⑧更新情報のフィードを行う
 RSSによる更新情報の発信

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