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2011年5月28日

2011.05.28

あらためてポーターの競争の戦略

変化の激しい時代である。
2000年の始めから10年経ったが、過去の10年とこの変化の激しさは!!
企業のビジネスやIT化の支援をしていても、今提案していることが、本当に、将来の流れをキチンと
把握しているのか?疑問は多い。
少し原点に戻る意味もあり、マイケル・ポーターの競争の戦略を読み返している。表紙は既に色褪せているが、
内容的には、まだまだ、考えさせられるものがある。
これらとその後の検証などを加えた「競争戦略Ⅰ、Ⅱ」も合わせて読んでいるが、情報化の発達による競争力の
変化については、特に、企業トップの方々には、目を通してもらいたいものです。
業界の収益性に長期的にしかも大きな差異をもたらす5つの要因をあげている。
・業界内の競争の激しさ
・買い手の交渉力
・供給業者の交渉力
・新規参入の脅威
・代替品の脅威
有名な「5つのフォースフレームワーク」である。現在のインターネットの拡大に伴う個人消費者の購買対応
を見ても、感覚的に納得されるのでは。
そして、自社の関係する業界での競争力アップのための基本は、如何に有利な立場をとるか、と言う
「ポジショニング」をテーマとしている。低コスト化、差別化、集中化を基本としている。
それは、他社との違いを明確にするため、「内部効率化、差異を内部に構築する」か「戦略化、他社に対して
差異化する」のいずれかに自社を課するか、になる。前者は日本の場合に多く見られるし、後者はアメリカ
企業のコンセプトを明確にし、それを徹底追及する、例えば、前者ではトヨタ、セブンイレブンであり、
後者では、アマゾン、GEなどを思い浮かべられるのでは。
個人的に、気になるのは、インターネットの拡大に伴う環境の変化がこのような戦略的なアプローチに
変化をもたらしているのか?ポーターも競争戦略Ⅰの「情報を如何に競争優位につなげるか」で検証している。
3つの影響が出てくる。
・業界の構造を変えてしまう
特に、供給業者、買い手の交渉力が大きく変わる
・競争優位を生み出す
コスト低減、差別化の強化
・全く新しいビジネスが生まれる
既に多くのインターネット関連企業の出現

このような変化を十分認識してる経営メンバーはまだまだ、少ない。今からでも、以下の5つの対応を
考えることが必要なのでは?
①自社の情報化の度合いを精査し、現状の認識を改める。
生産管理、Webシステムへの取り組みを見ても、認識の甘さはいうまでもない。
②業界の構造におけるITの役割の見極める
③ITが競争優位を生み出す方法を特定化する。
④ITがどのような新しいビジネスを生み出すのか調査する。
⑤以上のステップを進め、自社の行動プランを作成する。
既に、ITコーディネータとしても、長らく言い続けてきたことでもある。

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