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2011年7月9日

2011.07.09

変わらない中小企業におけるIT化の低迷!!

以前から以下のような中小企業経営者の悩み、思いは聞いているが、現実解として、
IT化を重点的に取り組まれたのは、極めて少ない。

①環境変化に合わせてシステムを変えられない
②社内にITが分かる人材がいない
③IT活用の必要性は感じているが、費用的に本格的に取り組めない
④変化に柔軟に対応できる使い易いソフトが提供されていない
等など
でも、結局は経営者のITに対する認識が低いとしか言えない。
本当に、IT化が自社に利益をもたらすとの認識があれば、上の課題、思い含め、
どれも、解決できる課題、でもある。
金のある企業は金をかけて独自開発かパッケージのカスタマイズ化。
力のある企業は「ACCESS利用」等で自社開発し、業務効率化の実践。
力の無い企業は人手中心の「EXCEL利用」「紙資料」であるが、多くは、経営者の認識不足。

経済産業省のITを経営改善に上手く活用しているIT経営化の調査でも、日本の約7割
近くの企業が必要に迫られた部分的なIT化をしているのみとの事。
逆に米国では、約6割が積極的な意識を持った(全社レベルでの)IT化を進めている。
この差は、個人的な、ここ4,5年の私のセミナー経験、研修会のヒアリングなどでも、
変わっていないようである。
結果的に、企業としての利益率に5%から10%以上の差となって出てきている。

IT化を進んで実践している企業は、企業規模に関わらず、以下の2つをキチン
と対応している。
■IT経営キーマンの育成を進んで実践している。
業務のベテランをIT推進キーマンに育て、しかも、業務停止リスクへの対策を含め、
複数人材の育成が大切でもある。
■全社の意識共有とレベルアップを長期的に進めている。
データ精度は実務者の意識で決まる。そのためには、意識共有と管理の仕組みづくり、
学習機会の提供、講習会や展示会への参加、テスト導入、出版物購入などを進めている。

目前の必要に迫られたシステムだけに金をかけず、人材教育に投資をすることも、企業
としての力をアップするには、重要な要因でもある。お付き合いのある企業経営者と
お話をしていると出てくるキーワードの多くに「人材育成」がある。
IT化=人材育成 の公式は、避けては通れない。
経営者が自らIT構築に関わる必要はないのである。出来る人を選び、実行させれば、
良い。

しかも、最近の技術進化の環境変化は、IT化推進の有利な状況でもある。
以下のような汎用性の高いソリューションの利用で環境変化に対応出来る。
・パッケージソフトや無料のアプリケーションを組合わせて使う
・グループウェアやボイスメールなどを導入して、情報共有やコミュニケーション
に活用している
・インターネット販売のサイトを自社で企画し、自社のビジネスモデルに合うよう
に作り込んでいる
例えば、Saasと呼ばれるオンラインで様々なアプリケーションを無料もしくは、
低費用で提供している。
GoogleAppsを一度、見てもらいたい。Webサイト、メール、ブログ、動画活用、
ワークシートなどほとんどが無料である。
このようなソリューションがチョット探すだけで無数に出てくる時代である。
何と言っても、企業経営者の認識と実行力アップ、今の中小企業に望まれる
ことではあるのだが。

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