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2011年9月3日

2011.09.03

ITの総合活用を狙うエコノミックガーディニング!!

今週は、地域へのIT活用提案、地域活性化への総合提案など地域絡みの対応が多かった。

エコノミックガーディニング、日本では、まだまだであり、近い地域振興施策は行われ
てきたが、何分の縦割り組織の壁がこの手法の良さを発揮させないのでは?と思っている。

1.エコノミックガーデニングとは
エコノミックガーデニングはアメリカ・コロラド州で地域の中小企業を成長させることで、
地域経済の活性化を図ろうとの目的から始められた新たな試みである。
この方法はアメリカですでに一定の成果を上げている地域経済の活性化方式であるが、
アメリカ以外ではまだほとんど実行されていない。アメリカでは従来の地域活性化政策
として重視されてきた企業誘致などの政策に代わる政策として注目されている。
雇用不安を抱え、地域の停滞に悩む日本にとっても、これは重要な意味を持つ施策であるといえよう。

地域経済では中小企業が多くの雇用を産みだす。米国では従業員数10人から99人の企業
の成長が雇用拡大に与える影響が大きく、日本でも同様の中規模企業が雇用拡大に貢献する。
さらに、地域経済の頑強さと、産業構造の多様性と、企業家精神が旺盛な中小企業の活動とが、
いずれも密接に関係している。
このため、地域経済活性化政策には、中小企業家の経営判断に資する手法を含むことが有効である。

2.その推進は?
地域経済の活性化を考える上で、地域の諸側面を網羅する観点が必要である。その諸側面には、
企業や他の生産者のみならず、理念やプライド、職人や知識労働者の役割、公共施設や自然資
源、自治組織や金融ネットワークなどが含まれる。これらの諸側面のバランスを取りつつ、地域にあ
る人的資源の連携を築くことが求められる。
エコノミックガーデニングの主体は、自治体の機関やNPO(非営利特定法人)であることが多い。
そして、その他の政府機関、地域の経済団体、大学、金融機関などと協力して事業を進めている。
組織形態よりも重要なことは、エコノミックガーデニングを実施するための資金を確保することと、
情熱のあるスタッフを得ることである。

地域の中小企業に「継続的な繁栄」と「状況の変化に対する頑健性と対応能力の強化」とをもたらす
施策が日本型のエコノミックガーディニングであると言える。従来の単発的、待ち姿勢的な施策と意識
では無く、元気な中小企業と老舗企業との連携、中小企業の情報発信への協力、積極経営化の
ための関連情報の提供、中小企業と金融機関との連携、各種の支援事業でのコーディネーション
機能、を総合的、横断的に充実させる施策が求められる。

3.その推進にはIT活用がポイント
この推進には、総合的なインフラ整備を実施することの施策視点の大きな転換が必要であるが、
具体化に向けては、ITの徹底活用が重要となる。
①データベースの整備
企業に必要な情報(他社情報、市場動向、消費者情報、信用調査情報など)の的確な提
供を実施する。
②Webマーケティングの活用
Webサイトブランドアップの支援、ソーシャルメディアによるマーケティングの拡大対応など従来の
SEO対策に加えた総合的なマーケティングの実施を行う。
③IT経営スキル活用
自社の経営戦略、営業戦略化に向けての対応をSWOT分析、戦略マップ化などの手法により、
精度を高める。
④地域情報の活用
Googleマップとその連動サービスやGIS化の推進を実施することにより、地域のより詳細、
具体的な情報を定量的に把握する。
⑤地域コーディネータとしての対応
総合、横断的に推進するためのやる気のある(従来の行政的な義務感の強い姿勢ではなく)要員の
育成とやる気のある企業への継続的な支援を行う。

行政関係のメンバーの認識では、上記のような施策は既に、実施しているので、今更、と言う
話もある。しかし、今までの企業支援、セミナーなどから中小企業経営者の話では、このエコノミック
ガーディニング的な支援はないのでは?とのコメントもある。
今後、地道な推進を進める必要がある。

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