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2011年10月8日

2011.10.08

NPOも単なるボランティアの集まりから事業経営としての集まりに進化?

新しい公共、協働化など一般市民には、あまり関係ないような言葉であるが、
地域の人のつながり、その独特の文化土壌などを結びつける団体、NPOの
存在は、縮退している日本の中で、従来とは違う活性化を進めるためにも、
地域での総力戦的な対応を進める上でも、必須の要件となっている。
大企業、地域の中小企業を育成するだけでは、今後の基本的な解決には
ならない。そろそろバブル時代の発想を捨て去る時期とは思うが、20年
の停滞でも、いまだ、その残像は残っている。
しかし、団体、NPOがその総力戦のプレイヤーとして、十分な能力があるか、疑問
である。寧ろ無いのであろう。個人的には、10年以上のNPOの活動、多くの中小
企業への個別支援をしている立場からすれば、そう言わざるを得ない。

そのような状況でもあり、以下のような講座を考えている。
1.目的
 ボランティアの発想と緩い組織では、地域サービスを提供する組織としての継続的な
展開は出来ない。本講座では、NPOとして、企業運営の良さを理解し、その事業運営
の手法や事業計画のためのやり方を学ぶことにより、組織運営力アップのスキルを
修得する。
2.講座内容
 実習をベースとした講座にて事業立案、計画、組織運営などのスキルを修得する。
①現状把握
 別紙評価表をベースとした組織評価手法やSWOT分析、BSC(戦略マップ)化
などの組織の再定義の進め方について学ぶ。
②新規事業へのアプローチ
 想い、アイデアを具体化するためのアプローチ手法について実習を含め学ぶ。
③事業計画手法
 新規事業化のためのアプローチ、寄付対応などの収入確保を目的とする事業計画の
 まとめ方についてそのやり方を学ぶ。
④業務分担と運営手法
 業務フロー、組織分担についての見える化と運営体制つくりの手法について学ぶ。
⑤人材育成
 育成のための流れ、方法、事例などについて学ぶ。

多分、日常の忙しさに追われているNPOのメンバーに参加を打診すると、「あまり
意味が無い」との感触であろう。しかし、以下のような自分の組織の振り返りを
しているのであろうか?惰性でやっているだけで一応頑張っていると思っている
団体も少なくない。
■組織として、絶えず以下の5つの項目について認識しておくべき事
①我々の使命は何か?
②我々の顧客は誰か?
③我々の顧客は何を価値あるものと考えるか?
④我々の成果は何か?
⑤我々の計画は何か?

更に、以下の点を中心に理事会などでの討議を行う事が必要と思う。
1.ゴールは明確で組織内に理解のズレはないか
2.ゴールを達成する原動力となる施策はなにか
3.幾つかの行動計画案の特質は
4.どの様な行動を積み上げていくのが最もよいか
5.実施すべき具体的なステップは何か
6.誰が責任を持って実行するか
7.進捗状況と成果は何で図るか
8.組織実施力の査定は何時頃行うか
9.必要な人的、財政的な資源は何か
10.それらの資源はどの様に調達するか

実は、この内容は、中小企業経営でも、十分に実施されているか?疑問がある。
ともに、次への進化に向けて、意識と行動変革をしてもらいたい。

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