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2011年11月26日

2011.11.26

地域での事業を推進する!

今、地域活性化の仕組み作り、地域組織の強化を進めたく
事業化のためのスキルアップをNPO、任意団体など地域組織の
メンバーにしている。過去、20年ほど前からの会社業務に絡んだ
事業会社設立やNPOとの連携による新会社の設立、個人としての
会社化、地域での新規事業化、など10数件ほどに関わってきたが、
事業を起こすことに関しての基本は変わっていない。

人により、色々とあるだろうが、自分的には、
・将来的に見込みのある市場(長期的にはその判断が中々に難しいが)
・自分の人脈、スキルや組織としての強みを活かせる事業
・自分も含め、やる気のあるメンバーがいる
が重要と思っている。
しかし、過去の失敗を考えると、市場の変化、顧客の理解、自社の
キチンとした理解、競合他社の把握はしておくべきである。心意気
と熱意だけでは事業は上手く行かない。

まずは、社会の動きも変化しつつある。
①ソーシャルメディアの進展による地域共生社会への進化
最新の白書では、共生社会と言う言葉が良く出てくる。
■絆の再生、形成、不安の解消、人と人の支え合いに寄与、国民
の幅広い層の包摂に期待
・地縁、血縁が薄れゆく中、ソーシャルメディアは既存の人間関係、
新たな人間関係の絆を深める効果。
(例:遠方の知人とソーシャルメディアで交流した人のうち、
 絆が深まった人の割合は69.6% )
・ソーシャルメディア利用者の多くが、進学、就職、育児、健康など
身近な不安・問題を解決(36.8%) 。交流頻度が高いほど、問題
の解決の度合いが高い。
・ソーシャルメディアは、人と人の絆を深め、身近な不安・問題を
解決し、人と人が支えあうために活用されている。

②人のつながりが強さを生む
環境変化をキチンと理解することは大事であるが、何か?を具体化
しようとする場合、人のつながりが極めて重要な要因である。
■組織集約点(重点化すべきこと)の明確化
組織にはネットワーク化の考えが重要となる。そのため、組織の集約点
を明確にし、各グループの相互交流条件を明確にする事により、
ネットワークの全体の統制が可能となる。
具体的に実施すべきことは、
・全員参加のプロセス作り
 関係者のスキル、ノウハウを上手く活用する。
・マネジメントのネットワーク化
 各団体の管理レベルのメンバーによるネットワーク化が有効である。
・外部とのネットワーク化
 地域の企業、団体、等自組織の重点活動に関係する部門との連携を図るべき
・多機能なチーム作り
 チームを組織構造の基本構成要素と考え、統合活動を進める。
・職能ネットワークの構築
 組織において対応出来る技術、技能を持った有機的なつながりを構築する。
・インセンティブ制度化
 行動に対する報酬の考えは組織内の活性化に有効である。
・ローテーション化
 個人レベルでの幅広い総合的な視野の育成を考える。
・教育の実施
 個人の行動、態度を変えることが重要でもある。

③特に、地域内での事業化に向けて考慮すべきこと
地域での事業化でも、顧客、自社、他社の基本把握は同じ。
■事業をするに至った背景の整理
事業分野や地域の課題など、解決が望まれている課題を時代の潮流や
広い視野、数字的な裏付け、客観的情報などを踏まえて、整理を
行なう必要もある。
■事業ニーズ(現状)
この事業で提供するサービスは、地域のどのようなニーズに対応するのか、
具体的に列記していく。
■需要見込み(将来性)
提供するサービスの活動地域全体での需要(利用者数、金額など)が
どのくらいあると予想しているのかを数値で把握する。可能な限り、
その数値の算出根拠(市場調査、データ調査など)を把握する。
■地域で同様の活動を行なう団体(競合)の活動についても調査を行い、
自組織の活動の優位性を検討する。
■実施項目⇒コアメンバーとの共有に必要
事業で実施する項目を詳細化し、それぞれ具体的にどのようなこと
をするのかをわかりやすく列記する。箇条書きなどの工夫でより分かり
やすくすることができる。
貢献事業と収益事業に分けて記述すると事業の全体像がより明確になる。

事業計画書は以上の内容を把握しておけば、後は、以下のポイントを
ベースに書き込むだけ。
・ 事業コンセプト
   (1) 対象市場・顧客の見方・考え方
   (2) どう実現するか
   (3) 他社との差異化の考え方
・ 事業計画のポイント
   (1) 重要なポイントを説明
    ⇒ 商品・サービスに対する見方などについて説明。
   (2) 対象市場
   (3) 資金計画(行政系の活用か、一般資金活用か)
   (4) 営業・販売計画
   (5) 宣伝広告計画
   (6) 収支計画
まだまだ、多くのNPO、団体は、地域課題を何とかしたいとの
使命ありき、が先行している。コレでは、顧客よりも自分の
想いのみ先行した単なる活動。
事業としての取り組みをして行きたい。

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