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2012年5月13日

2012.05.13

中小企業支援

今年の初めから中小企業庁が主体となって様々なメンバーが一堂に会して、
討議する取り組みが開始されている。
私も地域サポーターとして、登録されているが、まだまだ、報告書を読む程度で
これから、地域での支援に何らかの形で絡みたいと思っている。
しかし、全国で420万社以上とも言われる中小企業であるが、その課題は、
様々であり、この会議がどんな形で推移するのか、分からない。
いつもの如く、行政の思いつき程度で、表面的な意見聴集とおざなりの結果報告
にならないことを期待する。

内外環境の著しい変化に伴い、経営支援のニーズも複雑化、高度化している。
経営基盤の強化に向けては、
・営業力、販売力の強化
・人材の確保、育成
・コストダウン
等が上位になっているが、経営者の動きは少し違うような気もする。コストダウン
以外、本気で取り組んでいるのか、疑問が残る。
また、国の支援のあり方が旧来のやり方と大きな転換しているか、も疑問である。
要するに、まだまだ、元気時代の日本の残影に惑わされているのでは?

既に、何回かの会議が各地で開催されているが、その中で、少し気になる意見を
列記し、私なりのコメントをする。

①支援を求める側の姿勢も大事。経営理念、将来ビジョンを明文化し、周囲に
示すことで、支援する側も必要な支援が可能となるのではないか。
⇒ビジョンを明確にし、内外に提示することは特に最近の環境下では重要。
しかし、まだ、そこまで理解されている企業は多くない。10人、20人規模の
会社でも、伸びている企業は経営者の意識と会社への方向付けが明確である。


②創業にあたり、資金以上に知識がほしかった。お金をどう使うか、歯車を
どうまわすか、が分からなかった。「知識サポート」のような支援もあって
よいのではないか。
⇒今回の必要な支援の全体アンケートでちょっと意外だったのが、「資金関係の
支援」よりも「技術、情報提供支援」への要望が一番、高かったこと。
知識サポートについては、各支援団体でそれなりの対応はしているが、総合的な
内容になると不十分な面が多い。

③支援機関同士の連携が遅れているのではないか。組織レベルで広域のネットワーク
を構築することが重要なのではないか。
⇒確かに似たような支援団体が多い。夫々、役目は違うと言うことをお互い
言うようであるが、中小企業支援というミッションからすれば、同じ。
国全体が伸びている状況では、必要であるが、縮退しつつある現状では、
バブル期の仕組みをキチンと見直すべきかもしれない。昨年度実施された
事業で新団体の支援員ネットワーク作りのための討議が何回か行われたが、
その後具体的な動きなし。京都だけでも、ネットワーク化出来ないか?
と呼びかけたが、その後の動きなし。

④人材の育成は時間と手間がかかる。単発的なものではなく、長期的に支援する
人材育成塾のようなものがあってもよいのではないか。
⇒各地の商工会含め、若いやる気のあるメンバーは結構いる。しかし、系統的に
彼らを育てると言う意識が全体出ない。OJT的な教育と専門家に頼る
仕組みからの転換はない。また、専門家も個人的なつながりでの対応と
なっており、企業側の課題に合わせた適正な人材か不明のまま。
少し時間をかけ、若い人にコーディネートできるほどのスキルと人脈を
教えることが今後には有効。

⑤中小企業の経営者はわがまま。例えば、経営者をランク付けするなど刺激を
与えることも必要ではないか。
⇒確かに、やや強制的な意識改革の教育、外部ランク付けなどが必要な
時期かもしれない。旧来のやり方に固執する企業は結果として、倒産する
ことになる「自然淘汰」のやり方も1つではあるが、国全体の活力を
上げる点では、行政的な介入も必要かもしれない。

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