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2012年6月1日

2012.06.01

原点に戻る!

今週は、セミナー、研究会、委員会、打ち合わせなど結構、多かったが、
チョット、振り返って見ると、「まずは、原点に戻るべき」の内容が多かった。
新しい地域活動でも、従来の進め方と大いに違う場合、行政のメンバー含め、
中々、理解できない。
IT化を進める場合でも、単に、適当なITソリューションを選ぶだけで、
本当に、業務効率化を実現できるのだろうか?現在の会社をキチンと見ると
言うことが必要なのでは。
先に進むだけではなく、一歩下がった進め方も、有益である。

少し前から、「改善の急所(柿内幸夫 著)と言う本を読んでいる。
少しも小難しいことは書いていない。工場の現場を改善してきた方が多くの
経験から改善すべき実務ポイントを101項目にまとめたものである。
これを横において、チョット時間のある時に、さらりと読む。
結構、気付かされることが多い。
製造に関しては、長年の理論的、経験的な様々な技術の蓄積があるが、製造
に関する改善すべき内容から、一歩進んだ気付きも出てくる。
やはり、原点に戻ることは重要である。

チョット気に入っている項目を列記してみる。
①仕事は、教え方まで含め、「仕組み化」せよ。
仕事は、自ら習得せよ、との姿勢論はあるものの、強い企業ほど、仕事は
教え方まで含めて仕組み化し、高度化している。
②自社の実力は、モノ作り段階のレベルで把握せよ。
レベル1は、工程内の流れ、レベル2は、工程間の流れ、レベル3は、
工場内の流れ、レベル4は、工場間の流れ、レベル5は、お客様への流れ、
レベル6は、一気通貫の流れ。
多くの企業では、まだまだレベル2程度かも。
③モノづくりは、付加価値がつく瞬間以外は、運搬または、停滞である。
付加価値をつける作業時間は極めて少ない。停滞の状況を如何に少なくするか、
流れの追求が大切である。
④QCDを越えて、お客様のことばかりをやってみよ。
作れば売れる時代であれば、QCDは、重要な要素。しかし、売れなければ、
QCDは、ただのお題目。如何にお客様のことを考えるか。
⑤人を躾けるのではなく、企業を躾ける。
5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の中でも、躾は、企業に必要なもの。
昨今の不祥事を見ればよく分かる。企業がキチンと躾けられているか、が重要。
⑥工場をモノづくりを見せるショールームとして活かせ。
以前に、今は元気な企業である社長から、工場があまりにも汚くて、大型の
注文を逸した、との話を聞いた。また、最近は、セミナーを自社工場内でやること
で、受注成果を倍加している企業があるとの話もある。
⑦社員への投資は、設備投資に勝る。
そもそも、社員は、最高の資産である。「日本で一番大切にしたい会社」の事例
を見ると、正に、そのものと言う気がする。
⑧これからの日本の製造業に必要なのは、「整理、整頓、清掃、仕組み、幸せ」
の新5Sである。
5Sの基本は、大量生産の時代の基本コンセプト。モノづくりが世界に打ち勝つ
ためには、もう1段上のステップが必要である。

出来れば、この本を読んでもらいたいものである。
サービス業の経営者であっても、気付きはある。

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