« 2012年7月20日 | トップページ | 2012年8月3日 »

2012年7月27日

2012.07.27

商店街活性化への一アプローチ

今週は、某サーバー会社の大トラブルのお陰で、関係したサイトが
バックアップも不十分で、ダウン、とりあえず、仮サイトで何とか
サービスは継続してきたが、ようやく新サイトとして公開出来た。
現在の体制では、総花的なコンテンツ、画面作りは、ユーザ
にとっても、無意味との結論から、必要情報を適時提供する形にした。
コンパクトな仕上がりであり、若いメンバーの頑張りである。

また、言われて久しい地域商店街の活性化について、商店街会長
含めた関係者との討議があった。
以下にその進め方の概要をまとめた。

1)商店街の現状
チョット古いが、歩いて暮らせるまちづくりに関する世論調査
(内閣府2009.09.19)」によると、住んでいる地域 の中心市街地
の課題について、どのような課題があると思うか聞いたところ、
■「商店に魅力がなく、欲しいものを購入できない」 (40.6%)
■「人通りが無く賑わいが感じられない」 (32.1%),
■「鉄道やバスなどの公共交通機関の利用が不便である」 (29.4%)
また、商店街の大きな問題点としては、
■「魅力のある店舗が少ない」 (36.9%)
■「商店街活動への商業者の参加意識が薄い」 (33.4%)
■「経営者の高齢化等による後継者難」 (31.4%)
シャッター通りと揶揄される各地の商店街も、概ね同じでは。

2)商店街の今後は
大きく変わっている環境の中で、商店街活性化への取り組みにおいては、
商店街全体としてのコンセプト化や消費者のマーケット環境の変化への
対応が必要になる。
商店街活動としては、個店や事業者の連携による購買機会の創出や商店街
の催しなどのPRを行い、会員間での情報共有とその情報を消費者や地域
へ発信している。具体的には、商店街として取り組み方向や個性化・特徴
づけなどを明確にしたコンセプト・テーマを設定し、イベントや販売促進
事業などにおいても事業内容を構築するなど統一的な取り組みにより、
商店街の存在が根づくようにして行く必要がある。
今回の検討としては、個店、商店街全体のテーマ見直しに合わせ、
ユーザであり、今後も更に重要となるシニアユーザ拡大を中心に検討して
行きたい。
「シニア層をベースとする生涯顧客づくり」を主要テーマに出来ないか、
と思っている。
高齢化率が25%前後となり、年々、増加していく中であるが、各種調査でも、
シニアほど地域の商店街への期待と活用希望は多いのである。

3)テーマ実現に向けて
シニアの増加に伴い「買物難民化」が進んでいる。その原因は自らが車を
運転できないことだけでなく、歩行が困難なため自宅から外に出づらい、
自宅から商業施設へ歩行又は車椅子での出向きが困難、重い荷物を運べない
などの理由などがある。
歩行でも車椅子でも安心して買物に行けて、また地域とのコミュニケーションの
場として考えれば、まさに今シニアこそが商店街の周りに住み着かなくては
ならなくなったと思う。そして商店街やその周辺がシニアに優しい街になれる
ならば、商店街復活の可能性が開かれることにもなる。
そのシニアと商店街とを結びつけるキーワードは、「食、安全、安心、賑わい」
にある。

4)4つのキーワードの実現
①食について
日々の生活に必要な食料、生活用品などを周辺の元気なシニア、ボランティア
が支援することは安心な生活にも、直結し、極めて有効である。
また、街のシェフ食堂を商店街に復活させるのも1つかもしれない。商店街や
NPOの運営による家庭料理を適正価格で提供する場を設けて実績を上げている
街もある。
②安全
商店街は商品等の搬入の時間帯や使用道路を一定に限り、それ以外は極力車両の
通行を規制することであり、安全につながり、シニアへの配慮を商店街全体
で考えれば、安心、賑わいとして、活性化できる。
③安心について
商店街周辺の空き店舗や空き家を「寄り合いスペース」や「趣味倶楽部」などへの
転用しやすい環境づくりが必要であり、孤独になり易いシニアへの支援にもなる。
④賑わい
色々な人の交流、祭り、イベントなどによって「孤独ではない」「楽しい」と
思える環境づくりが必要。そのためには、地域住民や周辺住民を「賑わい」
のギャラリーとするだけではなく、協力者として「自分も参加している」
と言う意識が必要となる。
また、地域通貨などの活用により、地域内での買い物を図り、人の往来を図る
工夫も大切になる。

5)地域支え合いプロジェクト
上記のテーマや活動の実現を具体的に進めるために「商店街全体で、地域
シニアのニーズに応えていく体制創りとその実現」が必要であり、それが、
商店街の活性化にもつながって行く。
プロジェクトの基本は、「人と人との関係創り」にある。このため、口コミ
的な広がり、商店側としての「待つ商売から出向いていく商売」への意識
転換が必須となる。小さいながらも確実な人間関係構築の進め方を行う。
出来る限り、既存設備と既存の人間関係を活かすための工夫と周辺住民の参加を
促す事を基本とする。
また、既に、活動している各NPO、ボランティアグループの積極的な連携
も重要と考える。行政の設備やソフト関係、民間のソフト機能などをまとめる
「総合コーディネータ役」を商店街が実施することが本プロジェクトの課題
であり、実現のポイントでもある。
今、本プロジェクトの具体提案を受けて、どこまで、可能なのか?検討
しつつある。上手く流れるようであれば、後日、報告したい。

« 2012年7月20日 | トップページ | 2012年8月3日 »

最近のトラックバック

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ