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2012年10月20日

2012.10.20

地域ビジネス、事業の勧め

地域の活性化とは、言われて久しいが、中々に大変でもあり、大都市周辺での
様々な事業、ビジネスに比して、規模的にも、人的拡大でも、大きな差がある。
しかし、国や県がまだまだ進めようとするハコモノ行政は、これも、今の古き
良きバブル時代の成功体験者がいる間は、中々に厄介な課題である。

輸出による外貨の獲得は、やはり大企業が中心となり、進めるべきであり、
地域の活性化は、地元に足を置いた中小企業や地域団体が規模の少なさを
対応する数の多さで補うべきと思う。亀山市のようなシャープの衰退と
ともに、町がなくなるような事は、まだまだ残る大企業誘致と言うハコモノ
信奉者に任せた大きなミスであるかもしれない。

今週も、地域で何かをしたい人々を集め、「地域ビジネス講座」なるモノを
2時間半ほど、参加者20名以上のメンバーと話をした。この他にも、
商店街の活性化、地域のための介護事業、女性だけの農産物の販売、加工
ビジネスなど小さな芽は、徐々にではあるが、育っている。1つで100
を実現するのではなく、100の地域グループで、100を目指すのが、
これからの地域事業での基本スタンスではないだろうか。
行政はまだまだ、大手企業の誘致、産学連携での新規ビジネスの拡大など
結果の伴わない対応に腐心しているが、そろそろ、意識をコミュニティ
ビジネスなど地域での100の事業に向けるべきではないか。

幾つかの集まりでも、以下のポイントについて、参加者に確認をしているが、
いくつかのグループは、少しづつながら、自分たちの想いを育てつつある。
・自分の想いを確認出来ているか 
・コアメンバーを集め、想いの共有を進めているか
・支援メンバーとなるべき仲間集めが出来るか(地域の人的資産をリスト化)
・小さい実績から大きく育てることが肝要。
・もの、金の確保が出来ているか(地元有力企業の参加とそのOB関連との
 チャネル化の進め)
・周辺組織の活用が出来ているか(関連シニア組織との連携を進める)

事業化やビジネス化への進展があるグループでは、更に深く、以下の点を
中心に、考慮すべきでもある。
①事業をするに至った背景の整理
事業分野や地域の課題など、解決が望まれている課題を時代の潮流や広い視野、
数字的な裏付け、客観的情報などを踏まえて、整理を行なう必要もある。
②事業ニーズ(現状)
この事業で提供するサービスは、地域のどのようなニーズに対応するのか、
具体的に記述する。
③需要見込み(将来性)
提供するサービスの活動地域全体での需要(利用者数、金額など)がどのくらい
あると予想しているのかを数値で示す。可能な限り、その数値の算出根拠
(市場調査、データ調査など)を把握して示す。
④地域で同様の活動を行なう団体(競合)の活動についても調査を行い、
自組織の活動の優位性を検討する。

事業で実施する項目を詳細化し、それぞれ具体的にどのようなことをするのか
をわかりやすく記載する。箇条書きなどの工夫でより分かりやすくすることが必要。
また、貢献事業と収益事業に分けて記述すると事業の全体像がより明確になる。

更に、やや古い世代の地域事業者は、共生、協働社会の進化にも十分な理解が
必要となっている。2005年ぐらいからのインターネットの拡大は、
特に、ソーシャルメディアが人と人の協働を媒介し、諸問題を解決出来るまでに、
進化しつつある。
最新の国の報告でも、
・利用者は多様な目的のためにソーシャルメディアを使い分け、結果として多様
なことを実現する。
例えば、既存の知人との交流はSNS(SNS利用者の43.9%)、身近な不安・
問題の解決はブログ(ブログ利用者の13.1%)というように、目的に応じ使い
分けている。
・ソーシャルメディアは、人と人の協働を媒介し、様々な身近な不安・問題や
社会・地域コミュニティの問題を解決している。
例えば、一緒に仕事やボランティア活動をする人、同じ悩みごとを持つ人を探す
目的でソーシャルメディアを利用する人もおり、実際に、ビジネスパートナーを
見つける、自分や家族の進学・就職・育児・健康問題を解決する、近隣・地域の
問題を解決する等を実現した者も多いとの事。
是非、考慮して欲しいものである。

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