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2013年5月11日

2013.05.11

C2Cのビジネスに向けて

Webの世界で、何らかのビジネスを広げていくのは、必然
となる時代でもあり、まだまだ、10数年しか経たない潮流
なのだから、実体のある世界で、頑張るのが、基本と言う方も
ほとんどではある。しかし、一部のセンスのある方は、別として、
多くの人は、この環境を上手く使いこなしているとは、言えない。
今回は、更に、拡大して行くC2CとしてのWebビジネスを
ベースに少し考えたい。

1.コンテンツって?
ユーザが求めるのは、サービスや商品を使うことによる「豊かさの
実感」「利用シーンなどの想像による広がり」であり、自身の
イメージにぴったり合うことが、口コミや共感の伝送による次の
ユーザの開拓につながる。
また、これらのつながりをつけるためのキーワードは、夫々に違う
ものであり、ロングテール的な動きになる。このため、ブログや
コミュニティサイトによる多様なキーワードの継続的な発生の仕掛け
をしておく必要がある。
多くのコンテンツと言われるものは、単なる状況説明や機能説明
であり、思いつきの範囲から出ていないのでは?それでは、その
商品やサービスに共感は得られにくい。他のユーザの共感を見える形
にすることも重要である。
「顧客の声」「商品のリコメンド」等が一般的かも知れないが、
まだまだ、工夫の余地は多い。活発なサイトでは、色々な仕掛けを
考えている。
・来訪キーワードによるアドセンス活用
・コミュニティのファンの声を企業サイトに表示
・ユーザー参加型のコンテストによる共感の場作り
・商品購入後のユーザーの生活の変化をフォローして行く。

2.ユーザーの本音に迫るには
ソーシャルメディアがまだ不十分な10年ほど前には、デプスの
ヒアリングでも、中々に難しいことではあるが、ソーシャルメディア
等のつぶやきやコメントからはもう少し進んだ対応が可能に
なりつつある。
例えば、
・匿名性、参加費用の提示、時間制約、場所制約の無いオープンな
環境作り等を考える。また、コーディネータは、場の活性化を進める
人と調査担当の2人組で、期間は3週間程度が適当。
・10人程度のそのテーマに想いのある人を選び、コーディネータが
色々な質問を出すことで、相互の理解と信頼関係を作り出す。
これに合わせ、facebookのグループ機能などを使って、お互いの
コメントが読める形にする。コーディネータは発言時のお互いの
心理的なハードルを下げることへの配慮が必要。
・対話を通じた相互の意識変化を如何に上手く出せるか、が
ポイント。
また、最近は、MROCと言う形で上手く進めているケースも多い。

3.コミュニティ活性化
コミュニティの活性化のポイントを簡単に示す。
①参加者の帰属意識の向上
 関与レベルの向上に伴い自分事化するか?
②Webサイトを訪問した閲覧者の態度を変容させる
 コミュニティの発言をサイトに流す。
③ファンの声を外部へ広める。
 広告やPR、店頭施策などを活用する。
④コミュニティの発言の多さが露出度を高める。
 検索からの閲覧者の増加をもたらすことが可能となる。
⑤顧客の状況把握を進める。
 新規や既存ユーザーの声から傾聴施策を進め、参加者の個別属性
 をベースに、分類する。特に、その発言力の把握が重要となる。
⑥グループ化の推進
 特徴あるグループが見つかった場合、グループに適した情報を
 選別して流す。

特に、活性化しているコミュニティには、必ず、ハブ的な役割をする
サポーターが出てくる。
サポーターの発見は、ソーシャルグラフやつながりデータから把握する。
ネットワークの活性化が起きている流れから見出すことが可能。

4.大切な立ち上げ期の工夫
最近、個人と個人をつなぐための様々なサイトが活発化している。
上記の様に、立ち上げ後の工夫も必要であるが、立ち上げ時の
工夫も重要となる。
これは、関連の研究会でも言っていることではあるが、
①まずは、キチンとしたサイトコンセプト(事業コンセプト)が、
やはり必要な様である。これは、通常のサイト作りなり、事業化
の基本であるが、個人を相手にするという気安さからか?安易な
サイト作りが多い様である。
②ストリーの一貫性を守ること
①と同じレベルであるが、サイトは、その背後の想いも結構、
ユーザーは分かるもの。このストリーに乗るニーズの大きさも
キチンと把握する。
まずは、仮設となるが、この時点で、納得できるようなストリート
ニーズの大きさがイメージ出来なければ、実施後に期待は出来ない。
③立ち上げ前にやるべきこと
このようなサイトでは、提供する側とサービスを受ける側の両者が
こちらでコントロールできない点が他のサイトの構築と大きく異なる。
まずは、提供者側の確保が重要である。質のよい提供者を個別にでも、
口説き、共感してもらい、参加してもらう。
そのためのサイトの雰囲気作りも重要となる。
待っているだけでは、失敗に終わる。
④コアユーザの育成
口コミやソーシャルメディアの徹底活用により、コアとなるサイトの
語り部を作り出す。
まずは、ソーシャルメディアでの信頼関係や提供者側のよさを理解
してもらうための流れ作りやリアルでのイベント等により、コア
となるユーザーを作る。
⑤リーンスタートアップ手法の適用
まずは、コアとなる提供者やユーザに使い勝手を確認してもらう程度の
簡単サイトの構築をする。これにより、①、②の仮説検証を行う。
また、両者への便益についても、確認を行う。
ダメであれば、直ぐに作りなおすこと。
最初のユーザに対する早めの対応が重要となる。

Webの進化は、人とのつながりを大きく変えつつあると思う。
そして、人への理解も、もっと強く意識しないとダメな時代でも
ある。
多分、これからの優秀なマーケーターは人の理解を体系的に、
感覚的に出来る人?

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