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2013年9月21日

2013.09.21

動画の凄さを自社の拡大に!

youtubeやニコ動を観ていると動画の訴求力の高さと
ビジネスへの期待感が高まるのだが、どうも、動画を上手く
ビジネスへ活用している事例は、まだまだ、これからと言える。
私の支援した企業でも、本格的に動画をビジネス拡大に活用している
企業はまだ、少ない。
中小企業での動画活用により、ビジネスに成果を上げているのに、
「東大阪におけるロダン21」と言う特に、製造の現場を映した
動画ポータルががある。
成功のポイントは、
・概ね1分間以内に凝縮化
 見せるノウハウポイントは20から30秒をさらりと見せる。
 社長の思いを20から30秒、製品紹介20秒程度(Webサイト
 への導線化を図る)
・多くの映像を集め、SEO的にも効果を上げる工夫がされている。
・ブログとの連動、メールからアクセスなどアクセスアップの仕掛け
・中期レベルでも効果のない製品は「売れない製品」として見直する。
等のキチンとした戦略がある。
その後、京都などでも、同様の動画活用があったが、観た時の魅力度
が乏しく、官製的な面が出ており、上手く行ったとはいえない様である。

しかし、動画関係のコンサル会社によるとオンライン動画での売上効果は、
・Webからの売上40%アップ(ECサイトで)
・返品率24%ダウン(ECサイトで)
・年間売り上げ36%アップ(オンラインカメラショップ)
・年間売り上げ45%アップ(オンラインブライダルショップ)
など特に、b2cのビジネスでは、かなりの成果が出ており、欧米では、
動画マーケティングへの対応は高まっている。

1.動画をビジネスへ活用する基本
動画でのマーケティングでも、基本は、Webサイトでのマーケティングと
同じである。
一番の基本である「誰に、何を、どのように」が重要であるが、
これをキチンと意識して、動画を活用している企業は多くない。

1)5w1hをキチンと整理することが肝要である。
・Who(どのような顧客をターゲットにするのか?来て欲しい顧客は)
・What(自社の魅せたいサービス、商品は?)
・How(映像を単に魅せるだけでは、ダメです。どのように魅せるのか?)
・Where(どこでは、サイト内での活用か?ソーシャルメディアとの連携か?)
・When(顧客が動画にアクセスする時を考える)
・Why(自社サービスの魅力をつたえてファンを創って集客したいや単に
ブランドアップを図りたい など)
例えば、b2cでは、
まず、Who(誰に)はお店のターゲット、来て欲しいお客様であれば、より具体的に呼
び掛けてみる。
飲食店であれば、例えばお店としては若いカップルがターゲットだったとすれば、
「彼女の誕生日に最高の思い出を是非、当店で。」とか「プロポーズの最後のひと
押しをお手伝いします。」など。
動画を見た人が「私の事?」と思ってもらえるように呼び掛けてみる。
次に、What(何を)だが、動画で何を言いたいかを決めると言う事。
いざ作るとなるとここぞとばかりにあれも入れたい、これも言いたいとなって
出来あがって見ると見た後に何も残らないボンヤリした動画が出来あがる事も
多い様である。
1つの動画には1つのテーマ、お店の雰囲気を伝えたいのか、メニューの話な
のか、しっかりテーマを決める必要がある。
最後の、Where(どこで)ですが、どのに動画を置くのか…、イメージPR戦略
はソーシャルメディアを使うので、まずどのメディアを使うか、アメブロ
なのかfacebookなのか?
そのメディアの特性を考えてどれを使って行くか決める必要がある。
メディアが決まったら、そのメディア内で何処に動画を配置するか、ブログ
ならメッセージボードなのか、プロフィールに置くか、どんなページの構成に
してどんな記事といっしょに動画を載せるか、またどの記事とリンクさせるか。
facebookならfacebookを作るのか、どんなfacebookページを作るのか?
など何処に配置したらお客様に見てもらえるか、考える。

2)更に、考えるべきこと
①ソーシャルメディア経由での動画活用
 Youtube、Facebook、ブログなどでチャネル拡大し、
 視聴者コミュニティを活性化する。
 投稿ボタン、Likeボタンを動画上に置く
②サイト内での動画活用⇒SEO上でも有利
 (テキストのみに比して数10倍)
 ・ランディングページに動画を埋め込む
 ・関連記事にあった動画が視聴できる
   動画素材サイトから必要動画の転載
 ・顧客フェーズAISASに応じた適切な動画表示による
見込み顧客の開拓、育成

Webサイトの入り口ページでも、ファーストビュー(3秒)が重要と
されているが、動画でも最初の10秒が大切になってくる。
視聴者は何らかの情報を探しているわけですから最初の10秒で目的の
情報が見つかるか、必ずはっきりと伝えなければならない。
また、サムネイルで表示する場面の選び方次第で視聴率が変わったり、
同じ人に話を続けさせるよりも途中で図やほかの映像を入れるなど、
変化を付けたほうがよい。

3)SEO的注意点
動画サイトとして、SEOを高めるには、
・動画のファイル名、タイトル、タグに注意を払う。
・製品のランディングページなど、Web サイトへの入口となるポイントを
はじめとして、サイト全体に動画を埋め込む。
・関連性のあるテキストコンテンツを動画の周囲に配置し、検索エンジン
における順位を向上させる。
・動画と動画をホストするページのファイル名やメタデータを合わせる。
・複数の動画共有サイトを通じて動画を配信し、自社のWeb サイトへの
インバウンドリンクの量と質を向上させる。
・検索語と関連動画を販売サイクルの特定の段階に合わせる。
・動画を顧客に提供し、製品やサービスを支持してもらえるようにする。
 
2.企業での活用に向けて
企業のWeb戦略を包括的にサポートしている企業では、「ここ1,2年
は『動画を活用したい』という企業からの問い合わせが急激に増えている」
とのこと。
自社事業や商品PRのみならず、商品の使い方の解説、IR説明、あるいは
Eラーニングやプレミアム性の高いライブ映像など、今や動画配信は多種多様
なジャンルで展開されている。インフラの安定化やスマートフォンなど
デバイスの多様化によって、顧客側もいつでもどこでも動画を気軽に
楽しめる環境が整いつつある。
そのため、特に、PCだけでなくスマートフォンでも見られるようにしたいという
希望は非常に多い。また、動画視聴自体が一般化したからこそ顧客の見る目
も厳しくなり、画質が粗かったり内容が乏しかったりするとすぐに離脱してしまう。
それにどう応えていくかが、今考えるべきポイントになっている。

また昨年10月にGoogleはYouTubeの検索アルゴリズムを変更。再生回数ではなく
再生視聴時間が多いものがより検索で上位表示されるようになった。
これまでは、たとえ数秒で停止されても再生ボタンが多く押されたものが優位
だったが、現在はより長く見られているものが優位になっている。つまり、動画
コンテンツとしての質がダイレクトにSEO対策に結びつくようになった。

現在Web上で企業が配信している動画のタイプには、次の3つがあると言われる。
①宣伝PR目的の動画:事業や商品のプロモーションなど
②補助的な動画:“テントの張り方”といった商品購入者向けのチュートリアルなど
③プレミアム動画:IR説明、Eラーニング、ファンクラブ会員向けコンテンツなど
さらにターゲットとの関係で分類してみると、PUSH型とPULL型のコンテンツに分けら
れる。例えば、①はPUSH型のコンテンツであり、関心のない人に興味を持ってもら
う画質や面白みが求められる。③についてはPULL型のコンテンツであり、顧客満足
のためには高画質が求められる。そして、限られた人にのみ見せたいクローズドなコン
テンツであり、コピー防止や会員管理の仕組みが必要になる。また動画の長さに関して
は、①、②は1~2分程度と短く収めるほうが見る側の利便性が高く、③はPULL
型のコンテンツということもあり、長くても問題ない。
企業の課題になっているのが、画質についてである。「スマートフォンで撮影し、
動画共有サイトへ」という方法は手軽だが、画質は望めない。「プロモー
ション効果やSEOの向上のために①に分類されるコンテンツの画質を上げるのはもち
ろん、顧客の視聴環境が整ったことから③分野の動画コンテンツ作成の企業ニーズ
が高まっていることも、画質が課題に挙がる一因である。特に有料のEラーニングや
ファンクラブ向けのコンテンツなどは、画質が低いと成り立たない。

さまざまな用途に活用されている動画だが、特に今その効果を実感しているの
は、B2B事業における効果と言われる。幾つかの顧客でも、製品が動く
様子や仕組みの解説を撮影し、自社サイトでの動画配信を始めたところ、
海外からも含めて過去にないほどの問い合わせを受けている企業がある。
B2B事業の場合、需要と供給のマッチングさえできればすぐに商談が進む事
も多く、動画なら言語の壁もない。

これから着手する企業なら、まずはある程度の画質の動画を自社サイトや
動画共有サイトにアップして様子を見るのもよい。その際、SEO対策のために
前述したような自社サイトの動画貼り付けページには必ず解説テキストを添えるなど、
いくつかポイントはある。

特に、中小企業では、動画の持つ顧客訴求力を再認識し、5w1hやSEO対応の
基本を考えながら、まずは、行動してもらうことが重要と思う。
費用的にも、技術的にも、大きな負担になることはない。
まずは、行動かもしれない。

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