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2013年11月15日

2013.11.15

自社サイトの見直しから

今回は、今週開催した各社のサイトについて概要を述べる。
以下の視点での再確認を行ったものであり、参考になるのでは。

■Webサイトも営業、マーケティングの1つとして対応する必要の再認識
 顧客変化に伴うマーケティング手法の対応について、望ましいWeb
 マーケティングへのアプローチを討議する。
■Webサイトの基本を再確認し、自社サイトの見直し
 Webサイト活用の基本をその特長と合わせ再確認し、自社サイト
 の課題について、考える。
■ソーシャルメディアの具体的な活用を考える
 facebookを中心に新しいITソリューションの概要とその具体的な活用を
 考える。

各社のサイトを画面を見ながら、その目的、ユーザへの説明ポイント、課題など
を説明してもらい、お互いの気付きを得た。総体的には、まだまだ、パンフの
電子版的なないようになっており、以下の見直しのポイントを中心に、自社
サイトの再構築を目指す。
①Webマーケティングのアプローチは必須
 ビジネスモデルとして有効か?⇒更に経営戦略的な対応は?
②Webサイトの基本を守ること
 基本は「誰に、何を、どの様に」
 ユーザとのコミュニケーション創り(行動シナリオ化)
③サイトでの重点項目をチェックする
 ・SEOの基本⇒まずはGoogleAnaとウェブマスターツール活用
 ・伝わるコンテンツ創り
 ・ユーザビリティの高いページ創り
 ・地道なリンク対応(ウェブマスターツールの活用)
④ソーシャルメディアでのユーザとの会話創り

1.Webサイトの基本
「製品・サービスコンセプトやターゲットに伝わるかどうか」ということ
が難しい問題として存在する。
例えば、ネットショップにはサイトに必要な情報があるか訪問者が
判断する限度としての「3秒」ルールや、売り込みに耳を傾ける限度
としての「15秒」ルールが存在すると言われ、サイト作成者は、
そのサイトのコンセプトを直感的にこの短い時間でサイト訪問者に伝える
必要があると言われている。
サイトのコンテンツを考える際には以下の3つをこの短い時間で伝えられる
ように工夫する必要がある。
・ターゲットセグメントに注目させる・響く内容にする。
・そのサイトで何を売っているのか(製品・サービスコンセプト)
     簡潔なメッセージで伝える。
・(競合と比べた)自社の強みを明確に伝える。
これらを瞬時でサイト訪問者に伝え、かつ専門用語などで一般の人にわかり
にくい内容になっていないようにするには時間をかけてコンテンツを練る
必要がある。これも第三者の評価などをもらって、誰にでも伝わる
コンテンツにする。伝えるべき情報のコンセプトを決め、それを適切な
ターゲットに、適切なサイトコンセプトで配信する必要がある。

上記のサイト構築には、Webマーケティングとしての「自社、顧客、
競合他社、環境」の所謂、3C+1Cをベースとして具体的な施策を
実施する。
①【顧客体験シナリオ?直し】~顧客の定義と価値提供の明確化
戦?策定では、現在と今後の顧客について明らかにすることから取り組む。
顧客との初期接点(きっかけ)とニーズを棚卸したうえでセグメントを
検討する。お客様企業のサービスやコンテンツをふまえて、それぞれの
セグメントへの提供価値を検討しコンセンサスを形成する。
②【マーケティングプロセス設計】~リードの定義とナーチャリング
シナリオの作成
セールス部門からの要求や実際の営業プロセスを調査のうえ、?込?ランク
を定義する。その判別方法、収集すべき情報、といったリードの定義を?う。
集客からリード獲得、引合い獲得にいたるコミュニケーションシナリオを策定する。
③【WEB戦?策定】~コンテンツ企画と構築方針の策定
リードナーチャリングシナリオを実践するために、準備するべきコンテンツ
を検討しその運営方法(体制や業務フローなど)を策定、調整する。
またWebサイトやメール、広告、ソーシャルアカウント管?、リードデータ
の管理、解析などマーケティング活動の環境整備の方針/ロードマップを策定する。

2.見直し推進の基本ツール
ある程度のスキルは必要であるが、この2つは必須ツールとして考えるべきである。
・GoogleAnalytics   ユーザ行動把握
・Googleウェブマスターツール  サイトのブランドアップ

1)GoogleAnalytics
サイト内でのユーザの行動情報を把握するのに重要。
①解析項目
 ページビュー、アクセス数、ユニークユーザ数、参照元サイト、検索キーワード、
 平均滞在時間、平均到達時間、経路分析、出入り口ページ、直帰率、
②解析のポイント
 ・継続的な推移の把握
 ・相対的な分析(時系列比較、上位ページとの比較)
 ・具体的な改善への適用(別紙改善対応)
③解析の検証
 ・ユーザは目的を達成しているか。
 ・ユーザニーズを満たしているか。
 ・効果的な集客が出来ているか。(SEO対策効果、LPO対策効果)
 ・ユーザ行動が仮説通りで機能しているか。
 ・サイト全体としての課題、問題点の把握

例えば、具体的な課題の洗い出しには、
①主なトレンドの把握
②流入内容の確認
③流入(検索エンジン)の分析
④流入(参照元サイト)の分析
⑤入り口ページの分析
⑥出口ページの分析
⑦特定ページの分析
⑧コンバージョン直前ページの分析
⑨コンバージョンページの分析
等を月別データなどで分析する。
2)Googleウェブマスターツール
以下の内容を中心にサイトアクセスアップのための具体的な指摘が得られる。
・サイト内コンテンツを迅速にインデックス
・検索結果上でのアピール力アップでCTR向上
・ロングテールからのアクセスを分析して流入数アップ
・見られたくないコンテンツを検索結果から除外
・Googleからのアラートに迅速対応
・Googleが教えてくれるスマホサイト高速化

3.自社サイト見直し
特に、以下の2点を考える必要がある。
1)社内ヒアリングの実施
①目的
ユーザに対する生の情報を把握し、サイト戦略の検証に役立てると供に、
社内担当者のユーザへの対応を知ることで、コンテンツ制作のヒント他を得る。
②対象者
日常的にターゲットユーザとなりうる人に対応しているメンバー
カスタマーセンターの優秀な人、営業で成績が上位の人などが望ましい。
③内容
・ターゲットユーザを想定する場合の獲得情報、妥当性の検証
 既存、潜在顧客の具体像
・サイトにおける効果的な情報、サービス提供のノウハウ
 商品、サービスの説明手順、販売方法、やり方
・既存チャネルとの役割分担
 現状の顧客対応業務で、サイトが代替できるものは?サポートできるプロセスは?
・ヒアリングメンバーの業務内容

2)ユーザビリティの確認
①情報の組織化(ページ単位での階層構造化)
②情報の優先化(サイト単位での階層構造化)
③目的ページへの効率性
④ページ内容の明確性
⑤ナビゲーションの直感性
⑥デザインルールの一貫性
⑦現在位置の認識
⑧ユーザー補助への配慮
なお、ユーザビリティのチェックのため、55項目を示した。

更にサイト見直しのスキルアップに向けて以下のサイト設計の
基本項目について概説したが、他の例会時にも説明しており、詳細は省く。
・ユーザ行動シナリオ
・コンテンツ作成
・ページ作成
・SEO(キーワード)対応

4.ソーシャルメディアの活用
ここでは、facebook、ビジネスブログ、pinterestについて概説した。
1)ソーシャルメディアにビジネスとして関わっていくポイント
①目標を設定する
 顧客満足度アップか?売上アップか?利益アップ化?
 ビジネスとしての目標を明確にする。
②ユーザの注目を引く⇒ブログ、Twitterに加え、サイトのSEO化も重要
 基本的には、Webサイトの考え方と同じ(AISASのユーザ意識化)
 ただ、ソーシャルメディアでは、こちらの情報を如何に多くの人が受けた
(アクセスが増加した)と言う点ではなく、如何に多くの人がこちらの情報
 に共感したか?がポイントである。
 コメントアップ、知り合いへの共有、情報の転送など。
③影響力の把握⇒好例が「GAPのブランド変更」
 1次情報のユーザから2次以降のユーザへの広がりの大きさが重要である。
 ソーシャルメディアはそれを拡散、促進する仕組みを持っている。
 この数字把握が出来なければ、Webサイト情報と差異はない。
 情報結節での「読み手の多さ、結びつきの強さ、発言力の大きさ」がポイント。
④個人レベルの感情を掴み、人の気持ちを読む
 投稿、ツィートなどの感情の変化をモニターすることにより、貴重なユーザ
 情報が得られ、市場変化、ブランド変化の動きを察知出来る。
2)facebookページの活性化
多くの中小企業では、その使い方が不十分であり、以下の点を考慮する必要がある。
・友達にメールで知らせる。
 「友達に紹介」からクリックにて、メール通知
・個人プロフィールページにリンクを貼る。
  個人ページの見易いところにファンページのURL貼り
・自社のブログ、サイトにブログパーツを貼る。
  バナー Facebook、Like、ファンページ
  ウィジット LikeBox
・ファンページの相互紹介
  お気に入りのファンページの相互リンク 
3)ビジネスブログの活用
ビジネスブログでは、テーマに合わせ、以下の点の考慮が必要である。
①ホームサイトとして構築
 通常のサイトと同じ位置づけ
 浜野製作所、三共精機、ワイズマシン、青野商店 など
②側面支援としての構築
 ソーシャルメディアとして、ホームサイトの支援的内容を中心とする。
 経営者ブログ、自転車通販ブログ、Taebis、など
③シナジー型
 製品、商品、機能毎の特定テーマ別情報の提供
 Tidaブログ、レッツノートなど
④コミュ二ティ活用型
 コミュ二ティとしての強みを活かして、自社拡大を図る。 
 滋賀咲くネット、京都三昧、@ジャパンなど
4)pinterestの活用
多くの中小企業では、馴染みの無いサービスであるが、画像主体のコミュニティ
サイトである。画像は万国共通語として、有効であり、テキスト主体の
facebook、ビジネスブログ等と異なり、その拡散力は、大きいと思う。

最後に、現在のサイトは、今までコメントした内容で、自社の想い、紹介が主体
であるが、先進的なサイトでは、ユーザとの共感、共創創りが重要となってくる。
今後は、この点を考慮しながら、サイト見直しを進めて欲しいものである。

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