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2014年3月29日

2014.03.29

動画で中小企業Webサイトを活性化させる!!

東大阪のロダン21のように、中小製造業でも、動画を使って、ビジネス
を上手く拡大させている事例もあるが、多くの中小企業では、まだまだ、
不十分な状況であり、消費者がオンライン動画に何を求めているか真剣
に調査している企業も、残念ながらわずかである。その結果、多くの企業
が利益を得られないまま動画に投資している場合も散見される。
米国の調査会社、Forrester Research社によるとアメリカのインターネット
ユーザーのうち85%がオンラインで動画を閲覧しており、ユーザーに閲覧
やシェアされている動画は、そのほとんどがプロモーションコンテンツ関連
であるとの報告もある。
同様に、日本では、コンテンツとしての動画を消費者にどう見せるか?の
基本的なスキルが不足している状況でもあるが、スマートフォンの拡大は、
動画によるコンテンツの活用を更に高めていくことを求めている。

1.動画活用の基本的対応
マーケティング担当者はオンライン動画の利用により、自社サイト他のブランド
アップを以下のような方法で改善できる。
①動画が検索エンジンにより自動的に収集されるよう最適化する
②サイトへのリンクの質と量を向上させるために動画を活用する
③有料の検索キャンペーンに動画を組み込む
④動画を顧客に提供し、顧客による企業へのプロモーションを促進する

1)ページ内での動画活用のポイント
動画には、コンテンツと関連のあるファイル名、タイトル、説明文を付ける。
(たとえば、ファイル名やタイトルは、「videopromo」よりも「オンライン
動画プラットフォームを選択する」とする方が良い)
コンテンツに適したタグを使用し、動画の説明文とトピックに合ったタグは
なるべく多く使用する。
一般的なテキスト検索エンジンで検索を行う見込み客が、動画コンテンツに
アクセスするようにするには、以下の方法がある。
①製品やサービスのランディングページに動画を埋め込む
②動画の周りにキーワードを多く含むテキストコンテンツを配置する
③ホームページから動画まで簡単にたどり着けるナビゲーションパスを作成する
④動画のテキストのメタデータを取り出し、ページのインデックス化に対応した
テキストに加える。
⑤ 動画と、動画をホストするページのファイル名やメタデータを合わせる
⑥ 検索語と関連動画を販売サイクルの特定の段階に合わせる

基本的には、独立した動画セクションを作成するより、サイトのコンテキストに
動画を直接組み込んだほうが、動画の視聴回数に大きな影響を与えることになる。
動画自体とWeb 上でその周囲にある文言のキーワードやメタデータをそろえれば、
最善の結果が得られる。
この方法で、動画のメタデータと複数のHTML ページを使って、たった 1 本の動画
で ROI の大幅な向上を実現できる。たとえば、1 つのソフトウェア製品を複数の垂
直市場向けに販売している企業であれば、各垂直市場用の Web ページに製品紹介
の動画を埋め込むことを検討し、製品のバリュープロポジションを反映して、URL、
キーワード、メタデータを変更するのが望ましい。メタデータには動画の内容が正確
に反映されている必要がある。

2)ソーシャルメディア経由での動画活用
youtube、facebook、ブログなどでチャネル拡大し、視聴者コミュニティを
活性化する。
(投稿ボタン、Likeボタンを動画上に置くなどもその一つ)
複数の動画共有サイトを通じて動画を配信し、自社のWeb サイトへの
インバウンドリンクの量と質を向上させる。

Facebook ユーザーは、常時更新され続けているニュースフィードをチェック
しながら、友達の近況を知り、それをシェアおよびリンクする。
ニュースフィードの動画を再生することにより、メインとなるメッセージ参照
の手を止めずに、動画を視聴出来る様にすることも有効である。

更に、大手の企業での動画活用によるWebマーケティングの高度化が
進んでいる様である。その1つとして、バイラル動画マーケティング
(バイラルはウイルスのように話題が自然に広がることを意味)もあり、
ソーシャルメディアの拡大に伴って、動画や画像で情報を伝え、facebookや
twitterを活用し、更なる拡散を図ろうとしている。

3)サイト内での動画活用(SEO上でも有利)
テキストのみに比してその効果は、数10倍と言われている。
・ランディングページに動画を埋め込む
・関連記事にあった動画が視聴できる
 動画素材サイトから必要動画の転載
・顧客フェーズAISASに応じた適切な動画表示による見込み顧客の開拓と育成

更に、検索エンジン対応で必要なことは、
・見込み客・顧客になりそうな人が検索するキーワードを狙う
・検索結果に動画がでないキーワードを避ける
①見込み客・顧客になりそうな人が検索するキーワードを狙う動画でもWEB ページで
も同じであり、顧客のニーズありきとなる。
②たくさん検索されているキーワードは、それだけニーズがある。
狙っているターゲット顧客が使っていそうなキーワードをリストアップし、その
中から実際に見込みの有りそうなものを絞り込んでいく。

検索結果に動画がでないキーワードを探すのも重要である。いくつかのキーワードで
Google検索をする。動画がない検索結果ページもたくさんある。
これには2つの原因が考えられる。
・「検索結果に表示するに価する動画がない」
・「Google が、その検索キーワードであれば動画を見たいという人はあまりいないだ
ろう」と思ってあえて出していない。
Google は、「ユーザが動画を求めていそうなキーワードの時には動画をだすし、画像
を求めていそうなキーワードであれば画像検索結果へのリンクを上の方に出す、
というキーワードごとにユーザの気持ちを組んだ検索結果」を出している。
Google の動画検索で、狙っているキーワードで検索をしてみて、大した動画が
ない場合は、きちんと作れば掲載される可能性が高いと思われる。

4)ビデオサイトマップについて
動画コンテンツの存在をGoogle に教えてあげる手段として「ビデオサイトマップ
(動画サイトマップ)」の重要性がよく言われる。
YouTubeを使っている場合は必要ないが、YouTube 上のコンテンツをサイト内に
埋め込んでいて、その埋め込んだサイトのページも動画ページとしてGoogle に
伝えたいのであれば、作成する必要がある。

2.動画作成のポイント
動画をサイトコンテンツとしてその作成の基本をキチンとしておく必要がある。
①映像の長さ
一般的には、1.5分以内が望ましいとされる。コレは、幾つかの検証でも、
明らかであり、見せるノウハウポイントは20から30秒をさらりと、社長
の思いを20から30秒、製品紹介20秒程度(Webサイトへの導線化)
が成功している動画の長さのようである。

②見てもらうための工夫
誰に(who)、何故(why、目的の明確化)、何を(what、コンテンツの選定)、何処に
(where、配信先)、何時(when、配信時間)、どのように(how、見てもらう
ための工夫、タイトル、タグ)の5W1Hを考えながら企画をまとめる。
特に、失敗している動画では、誰に、と、何故が明確でない場合が多い。単に動画を
撮るのではなく、何故撮るのか、誰のために撮るのか、をきちんとする必要がある。

③継続的なレベルアップを図る
数値管理をベースとしたPDCA化が重要でもある。
再生回数、視聴率、再生率の3つの基本的な数値(KPI)により、5W1Hが適切
であったか?などをフォローしていく。
Youtubeでは、YoutubeAnalyticsなどを活用すると良い。

④動画製作について
動画作成ソフトとカメラについて動画は昔に比べれば本当に簡単に作れる。
・VideoStudio シリーズ
・Adobe Premiere Element
・iMovie
この3つは初心者向けで、使い方も直感的で、安い。
三脚は必須、小型と普通の2つある。ブレが無いだけで一気に見栄えが良くなる。
うす暗い所で取ることが多い場合は、暗所に強いものを考える。
画素数は、一般的なDVカメラなら、気にしないでも大丈夫。WEB上に載せるだ
けならフルHD動画ではなくハーフHD動画くらいで十分。

⑤撮影とその後のフォロー
顧客が欲しい情報だけを、きちんと信頼性を携えて、シンプルに、短時間で分か
りやすく伝えることが重要である。
これには4つのポイントが含まれる。
・売り手が伝えたい事はではなく、買い手が知りたい情報を伝える
・この会社から買っても大丈夫かな、と思わせない
・情報をわかり易く伝える、図や字幕をうまく使う
・情報をできるだけ早く提供する、動画の時間は短くする

更に、動画の最後にかならず「アクショントリガー(CallToAction)」を入れること。
アクショントリガーとは、それを見た人に次の行動を促す仕掛けのこと。
動画も、ただ見てもらうだけでもよいが、その先につながる仕掛けを作っておく
と、より効果が増す。
例えば、動画の最後に
「もっとこの商品の使用事例を知りたい方は、検索エンジンで「◯◯◯の使い方」
と検索して、△△△社のホームページを御覧ください」と入れる。
あるいは、フリーダイヤルの電話番号と営業時間を常に右上隅に入れておく。
そして、ここに何かオファーを入れる。
例えば、問合せの時に「動画を見て問い合わせたと言っていただいたら、10%オフ」
とか、粗品進呈とか、あるいはWEB 上で無料のガイドブックをプレゼントするとか。
「こういう特典があるんだから、ちょっと問い合わせてもいいよね」
その意味でも、何かオファーをつけると反応が大きく変わって来る。
このように、本来の目的を忘れずに、次に何をしてもらいたいか考えながら、受け手側
が欲しい情報を、受け手側が望む形で提供する。

3.Youtube活用
認知度の獲得と、自社サイトへの視聴者のアクセスアップを目的とするYouTube の
動画を最適化する方法がいくつかある。

①メタデータの最適化。詳細で具体的な動画タイトルと、固有のキーワードを含む説
明により、最も適した見込み客に動画を送りやすくなる。タグと長い説明について
も、同じことが当てはまる。
②リンクの機会を見逃さない。
チャンネル上のすべての動画は、自社Web サイトの関連ページに戻るようにリンク
しなければならない。YouTube の検索機能を利用して新たな視聴者に自社コンテンツを
紹介するだけではなく、補完的な参照サイトとしても活用すること。
これにより、動画の視聴者が自社や組織について、より容易に知ることができる
ようになる。
③多数のコンテンツを有する企業では、YouTubeと自社Web サイト上の動画の管理
は24時間体制の業務となる。このため、動画とともに動画メタデータが送信し、
自社Web サイトと YouTube の両者間で、SEO のために重要なメタデータをコピー
アンドペーストして複製するのではなく、メタデータを継続的に更新し、動画に
対する変更は、チャンネルでも自動的に反映されるような工夫も必要となる。
④YouTubeで動画マーケティングを行う場合、一番大事なコア概念はサイトの
トラフィックのパワーを活用することだ。
YouTubeの動画ビューは毎日8000万だが、その大半はトップの「Videos(動画)」
タブクリックから来ている。目指すはこの毎日の「Most Viewed」ページに自分の
動画を送りこむことだ。
⑤タイトルの最適化を図る。
人はYouTubeで何百という動画を見ている。動画パブリッシャーが誰かに動画クリック
してもらおうと思ったら、タイトルとサムネイルをいじるのが最も簡単な方法だ。
タイトルは何回でも無制限に変更が可能であり、最初の数日はキャッチーなタイトル
(敢えてミスリードするタイトルを出すこともある)にしてから、後でもっとブランド
に関連のあるタイトルに変更することもある。
⑥サムネイルの最適化を図る。
「Most Viewed」ページで他の動画19本と一緒になってからは、訴求力のあるサムネイ
ルこそが動画クリックを最大に高める戦略だ。
YouTubeでは動画サムネイルは3つ選べる。一つは動画中央から抜粋したものであり、
動画を編集する際には、ド真ん中に面白い動画フレームがくるように気をつける。

動画は、その情報量の多さ、直感的分かりやすさ、共感の得易さなど、コンテンツ
として、その資質を活かせば、Webマーケティングには、有益な手法である。
コンテンツとして分かりやすく共感を得ることの強みを活かして、
①Webサイトとしてのアクセスアップによるブランド向上
②顧客でのコミュニティ創りの促進
③コンバージョンアップによる売り上げ促進
④facebook、ブログ、twitterなどソーシャルメディアによる拡散力アップ
が可能となる。
中小企業でも、この強みは十分活かせるはずであり、是非、活用してもらいたい。

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