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2014.04.18

中小企業は、もっとyoutubeを活用しよう!!

Youtubeは、無料であり、検索エンジンとしても、googleに次ぐアクセス数を
誇っている。このため、コレを上手く使うことが、中小企業のWeb
マーケティング力を高める1つの施策と思うのだが、ほとんど活用されて
いないのも、事実である。
しかし、スマートフォンやタブレットのアイコンを見れば、分かるとおり、
Web検索を行うのではなく、Youtubeアイコンに直接、アクセスする方が
容易となっており、その傾向は、益々、高まっている。
また、Google、Yahoo検索でも、ユニバーサル検索の拡大に伴い、動画や画像の
検索結果が多くなってもいる。このような、デバイス面、検索機能面でも、
Youtubeによる自社Web力拡大が必須な状況となっていることの認識が必要
であり、その基本を理解することが肝要でもある。

1.何故、Youtubeを活用するのか?
YouTubeで動画マーケティングを行う場合、一番大事なポイントはサイト
トラフィックのパワーを活用することだ。YouTubeの動画ビューは毎日8000万だが、
その大半はトップの「Videos(動画)」タブクリックから来ている。
目指すはこの毎日の「Most Viewed」ページに自分の動画を送りこむことだ。
動画は、その情報量の多さ、直感的分かりやすさ、共感の得易さなど、コンテンツ
として、その資質を活かせば、Webマーケティングには、有益な手法である。
コンテンツとして分かりやすく共感を得ることの強みを活かす上では、
以下の点を再考する必要がある。

例えば、オートウェイは、「冬用タイヤを装着しないで雪道を走る危険性を
ー雪女の怖さーに例えて表現した動画で5億円以上の広告効果を達成した。
これが国内外で話題を呼び、YouTubeで700万回以上の視聴を記録した。
https://www.youtube.com/watch?v=jGFWEoCGhi8
①検索での優位性
Googleのアルゴリズムはページ内の情報量の豊富さを一つの基準にしている。
動画が掲載されているページはそれだけで圧倒的に情報量において優位となる。
今後、Web上の動画トラフィック量は2倍以上になると予測されている。
②ソーシャル上での共有化拡大
動画や写真のソーシャル上での共有の多さがある。ブログ、Twitter、facebook
では記事の大半が動画や写真などビジュアルへのシェアやリンクがあり、
動画をサイトに持つ事が被リンク数を増加させる。
また、一般に検索で訪れたユーザーよりもソーシャル経由のユーザーは動画
の視聴時間が長いとされ、Youtubeの検索順位の指標が総視聴回数から総視聴時間
に変更された事もあり、SEOにとって大きなポイントになっている。
③Youtubeドメインのページランクの高さ
youtubeのトップページのページランクは9で、現存する全てのサイトの中で
最強のドメインパワーである。
相乗的な効果として、YouTubeの動画を貼り付けると、Googleでのランキングが
あがるとのこと。コレは、他人が公開したビデオを自分のウェブページに貼り付け
ておく場合でも、貼り付けたウェブページの検索順位が上がる、と言う報告もある。

ビデオを持つサイトは、通常はGoogleインデックスで低いスコアしかあげられない
ようなサイトであっても、ランキングの1ページ目を獲得できるようになり、
たとえばForrester Researchの調査によると、ビデオは通常のウェブページの53倍も
自然検索の1ページ目にランクされやすい、との報告もある。

しかし、特定のキーワードで動画が優先して表示されることや、Youtube内のリンク
が基本的にnofollowを含んでいることなど、直接的なSEO効果を生み出すことに
ならないことも考慮しておくこと。

2.Youtubeでの最適化
Youtubeに投稿された動画はそれぞれ個別のページを持っており、投稿された動画
から自動的に、タイトル、メタ・キーワード、メタ・ディスクリプションが
付与される。更に、投稿された動画そのものは、クローラーに認識されず、
クローラーはその周囲のコンテンツから動画の内容を間接的に把握している。
そのため、付与されるタイトルやメタ、あるいはカスタマイズ可能なページ内の
コンテンツを最適化することが重要である。

以下の要件を実行することにより、Youtube動画の最適化を考える必要がある。
①プロフィールページ内のどこであれ、可能なところにはリンクを入れる。
②タイトルを適切なものにした上で、そこに「動画」「ビデオ」「映像」などの
キーワードを入れる。
人はYouTubeで何百という動画を見ている。誰かにクリックしてもらおうと
思ったら、タイトルとサムネイルを最適化するのが最も簡単な方法である。
タイトルは何回でも無制限に変更が可能であり、最初の数日はキャッチーな
タイトル(敢えてミスリードするタイトルを出すこともある)にしてから、
後でもっとブランドに関連のあるタイトルに変更することも出来る。
③投稿動画にはユニークでキーワードを含んだディスクリプションを書く。
さらに、ディスクリプションの上の方にあなたが望む行動喚起へのリンクを含める
こと。人々にメーリングリストを選んで欲しいのなら、彼らに行ってほしい
ランディングページへのリンクを挿入すること。
④投稿した動画の説明を書いておく。これは検索エンジンが動画の内容を把握
する助けになる。
⑤Youtubeのキャプションやアノテーション機能を活用し、動画ページの「詳細」に追
加したリンクへの誘導を行う。
⑥動画をキーワードでタグ付けする。関連キーワードがあればそれもタグ付けする。
⑦動画へのコメントと共有を許可しておく。
「ブロードキャストと共有オプション」は、不特定の多くの人がアクセスできる
ようにしておくことで、アクセス向上につながる。
⑧動画をクリックしてもらうのに大きなインパクトを持つサムネイルを挿入する。
「Most Viewed」ページで他の動画19本と一緒になってからは、訴求力のあるサムネイ
ルこそが動画クリックを最大に高めることになる。YouTubeでは動画サムネイルは
3つ選べる。一つは動画中央から抜粋したものであり、動画を編集する際には、
ド真ん中に面白い動画フレームがくるように気をつける。
⑨Youtubeアナリティクスにより、動画の状態を分析する。

3.Youtubeでより認知度を高めるには?
2項の基本的なポイントを更に検討する。
キーワード調査、タイトルタグの最適化、ディスクリプションの最適化、動画の字幕
について、考慮すること。
1)キーワード調査
簡単に言うと、人々があなたの動画を見つけたい時に、どんなフレーズを入力している
か?恐らくあなたは、動画を作っている最中にすでにこれらのキーワードについて
考えているであろう。あなたが恐らく気が付かなかったことは、Googleキーワード
ツールの使用に加えて、YouTubeキーワードツールも見るべきである。
ただし、多くの人がGoogleを介して特定のキーフレーズで検索をしているからと
いって、彼らがそれをYouTubeでも検索していると限らない。Googleはどんなことでも
検索するために使用されるのに対して、大部分の人がエンターテイメントや特定の
タイプのチュートリアルのためにYouTubeに行くということが多い。
このため、表示されやすいキーワードのパターンもある。例えば、
・やり方の説明
・商品紹介でのサイズ、価格、品番
・固有名詞に地域や数字を付加

2)タイトルタグの最適化
タイトルの中にキーワードフレーズを使用することは重要だが、スパムのように見えな
いように気を付けること。基本は、1)項に準じる。
「情報と設定」の「動画情報」の「タイトル」に興味を引く内容とキーワードを仕込ん
でおくことが重要である。

3)ディスクリプション、タグの最適化
動画コンテンツの概要を記入するが、この欄にリンクを貼ることができる。今後、こ
このリンクが重要視されてくると思われる。
自分のキーワードを含めるが、やりすぎないこと。
タグには、動画そのものは文字情報として認識されないので、短いキーワードとして、
ここに複数記入しておくことが大切である。
「悩みの解決」「理解を深める」「疑問を解く」などをテーマとすることが
必要である。

4)動画の文字起こし
これは、少しつまらないプロセスであるが故に、多くのクリエーターがスキップする
ことの多い様だ。あなたが上手く企画をしたいのなら、事前に会話のスクリプトを
作っているはず。そのスクリプトを会話以外の全てを取り除いて、.txtファイル
で保存する。そして、動画内の会話、せりふを字幕ファイル、文字起こしファイルで
追加する。

以下の様な配慮も有効である。
・自分の動画の最初のコメントとレビューを残し、ウェブサイトへのURLとより長くよ
り詳細なビデオがウェブサイトに存在することを説明する。
・知っている全ての人に動画のコメント/レビューを残すよう勧める。(閲覧とレビュ
ーがキーワードで動画をトップへ押し上げる助けになる。)
・動画の短縮バージョンを作って、Youtubeに投稿し、長い方のバージョンはサイトに
置いておく。短縮バージョンはウェブサイトの情報や宣伝のための先行広告や前置き
として作成する。
・YouTube の検索機能を利用して新たな視聴者に自社コンテンツを紹介するだけ
ではなく、補完的な参照サイトとしても活用する。これにより、動画の視聴者が
自社や組織について、より容易に知ることができるようになる。

3.動画製作のポイント
動画をサイトコンテンツとしてその製作の基本をキチンとしておく必要がある。
①映像の長さ
一般的には、1.5分以内が望ましいとされる。コレは、幾つかの検証でも、
明らかであり、見せるノウハウポイントは20から30秒をさらりと、社長
の思いを20から30秒、製品紹介20秒程度(Webサイトへの導線化)
が成功している動画の長さのようである。

②見てもらうための工夫
誰に(who)、何故(why、目的の明確化)、何を(what、コンテンツの選定)、何処に
(where、配信先)、何時(when、配信時間)、どのように(how、見てもらう
ための工夫、タイトル、タグ)の5W1Hを考えながら企画をまとめる。
特に、失敗している動画では、誰に、と、何故が明確でない場合が多い。単に動画を
撮るのではなく、何故撮るのか、誰のために撮るのか、をきちんとする必要がある。
「悩みの解決」「理解を深める」「疑問を解く」などがyoutubeで高評価のテーマ
であり、自社の施策とあわせて、工夫する必要がある。

③動画製作、編集について
動画作成ソフトとカメラについて動画は昔に比べれば本当に簡単に作れる。
スマートフォンの動画やカメラの動画撮影機能でも、十分である。
三脚は必須、小型と普通の2つある。ブレが無いだけで一気に見栄えが良くなる。
画素数は、一般的なDVカメラなら、気にしないでも大丈夫。WEB上に載せるだ
けならフルHD動画ではなくハーフHD動画くらいで十分。
編集もWindowsLiveムービーメイカーや無料の動画編集サービスもあり、
まずは、自身で編集すると面白い。
・Youtube動画エディター 
https://www.youtube.com/editor
・ココムービー     http://cm.sprasia.com/
・NHKクリエイティブライブラリー http://www1.nhk.or.jp/creative/
・ムービーメーカーの使い方講座  http://tsukaikata.net/moviemaker/
等もある。

④撮影とその後のフォロー
顧客が欲しい情報だけを、きちんと信頼性を携えて、シンプルに、短時間で分か
りやすく伝えることが重要である。
これには4つのポイントが含まれる。
・売り手が伝えたい事はではなく、買い手が知りたい情報を伝える
・この会社から買っても大丈夫かな、と思わせない
・情報をわかり易く伝える、図や字幕をうまく使う
・情報をできるだけ早く提供する、動画の時間は短くする

アノテーション機能を上手く使うこと。
更に、動画の最後にかならず「アクショントリガー(CallToAction)」を入れること。
アクショントリガーとは、それを見た人に次の行動を促す仕掛けのこと。
動画も、ただ見てもらうだけでもよいが、その先につながる仕掛けを作っておく
と、より効果が増す。
例えば、動画の最後に
「もっとこの商品の使用事例を知りたい方は、検索エンジンで「◯◯◯の使い方」
と検索して、△△△社のホームページを御覧ください」と入れる。
あるいは、フリーダイヤルの電話番号と営業時間を常に右上隅に入れておく。
そして、ここに何かオファーを入れる。
例えば、問合せの時に「動画を見て問い合わせたと言っていただいたら、10%オフ」
とか、粗品進呈とか、あるいはWEB 上で無料のガイドブックをプレゼントするとか。
「こういう特典があるんだから、ちょっと問い合わせてもいいよね」
その意味でも、何かオファーをつけると反応が大きく変わって来る。
このように、本来の目的を忘れずに、次に何をしてもらいたいか考えながら、受け手側
が欲しい情報を、受け手側が望む形で提供する。

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