ビジネス

2009.10.31

ITも100円ショップ化?

200910291414452
素晴らしい秋空。今日も、よいことありますか?


数年前から私自身も、驚くほどのハードウェア、ソフトウェアの低価格化の進展である。
昨日も、交換機の導入を1億円以上のメーカ見積を900万円程度で構築した事例を担当した
本人からお話を聞いた。
Asterisk、オープンソースの交換機ソフトである。
本事例は、大分前に紹介があったが、直接導入した本人からの話は、中々、面白かった。
特に、市役所内での導入であったためか?所内を説得するのに、10ヶ月掛かったとのこと。
旧来のドーンと機械が鎮座するイメージで過ごした50代前後のやや古い意識の人々に
とって、信じられない、事態なのかも?しれない。

技術は進化する、特に、ITの世界では。大分前に、NTTの施設部長から、交換機を収容して
いる局のフローが、従来の1/10以上になったとの話もあり、昔、100億円規模の設備で、
導入していた時代を過ごした我々も含め、50代以上の人にとって、衝撃的な光景では、
ないだろうか。

ソフトでも、直近の話題では、Saasと呼ばれる月額数万円程度で、構築すると数千万円
かかるシステムの機能が使えるサービスも同じであろう。
営業向けの詳細管理による顧客対応のレベルアップ化は、導入した企業の業績を大幅
にアップしている。
他の会計、財務他、最近では、企業全体システムをこのSaas形式提供するベンダーも
実績を上げている。

また、我々も、Googleの提供する地図関連サービス、メールサービス、オンラインドキュメント
サービス、Webサイト運営のための様々な解析サービスなど、機能が高く、しかも、無料で
ある様々なサービスを重宝しながら使っている。

更に、MashUpというサービスは、既存の有力サイトの持つ機能、データをインターフェース
をあわせるだけで違うサービス構築が出来る。開発費用、時間ともに数100分の1程度で
可能である。
出張者が、目的地へ行くための経路、その費用、時間、地図での確認、そして周辺ホテル情報、
または、観光場所などを即時、表示するサービス。夫々提供しているデータは、Google,
グルナビ、ホテルサービスなど、別々のサイトからであるが、それを上手くまとめて、必要とする
顧客に提供する。

ただ、先ほどの交換機の話と同じで、このような新しい動きに対しての意識と知識と行動がまだ、
育っていない。
昔、新しい事業化に向けて、肝に銘じていたのが、この3つの壁。
・意識の壁
・知識の壁
・行動の壁
意識がなければ、知識獲得に動けず、知識がないと行動へ移れず、また、明確な意識がないと
行動が伴わず。よく批評家と評される人が会社内に多くいた。中々、最後の行動の壁は高い。

2009.10.24

現場管理の色々

今週初めに、生産管理の研究会があり、今回で7回目。
現場での色々な課題、工夫が聞けた。

10月の情報システム研究会のテーマは、「現場での管理強化」。
今回は、A社より、各社システム構築における事例より、セット取り、トレ
サビリティ、工数管理、生産計画などよくある課題に対しての実施事例を話してもらっ
た。

■セット取り
一対の部品を同時に製造することにより、生産効率、材料歩留まりのよさを狙うもので
あるが、部品の組み合わせ、製造プロセスの違いなどにより、セット品としての必要量
が必ずしも、一致しない場合が出てくる。また、作業指示書発行にも違いが出てくる。
このため、その解決策として、セット構成マスターにて実際製品ごとの定義を行った。

■トレサビリティ
ねじ他部品レベルでは、個々の管理は不可能であるが、今回のシステムでは、一定数の
容器にて、各プロセスごとに現品票を発行した。これを生産計画ロット別に実施すれば
、容器レベルでの管理は把握できる。
これにハンディによるプロセスごとの実績管理を組み合わせれば、在庫管理も含め、経
過と
現在レベルの管理が可能となる。

■PSI管理
現在の製造関連では、短納期対応と適正な在庫管理の実施(見込み生産の実施)が当た
り前の要件となっている。顧客ニーズがそのように変化しつつある状況で、これを、従
来のやり方で合わせて貰おうとするのは、その企業の存続がなくなる。

「実需を迅速に把握し、適切な対応が取れること」が当たり前の要件である。
・顧客からの見込み情報を月間の販売計画として設定
・月間の販売計画と在庫状況から1ヶ月毎の生産計画をシミュレーション化
・1ヶ月毎の生産計画をベースに、1日毎の生産日程を策定
このためには、仕入先連動(リードタイムの長い資材への事前発注)、製造プロセスの
状況把握、有効在庫の正確性がポイントとなる。

■工数管理
まだまだ、各社で抱えている課題である。
現場では、「作業開始と終了」の入力のみ。
勤務別マスターを持たせ、現場では、作業工程に従い作業者が明確になる。これにより
、生産日報がリアルに報告されるため、実態からのズレがなくなった。
これは、作業者の教育も大きいが、報告することに積極的な関与が求められえるような
仕組み化は重要である。

他にも、検査管理、支給品在庫管理などでの仕掛けについてもあった。

夫々の事例は個々の課題解決ではあるが、PSI管理、工数管理にもあるように、対応
すべき基本ポイントは同じである。
各参加企業の中で、応用的な発想を持ち、自社の課題解決の一助としてもらえれば、と
思います。

2009.10.17

今週の活動とチョット参考になること

今週は、火曜日から始まったが、色々と、教えられたことも含め、書き記す。

■火曜日
マーケティング研究会とライオンズ倶楽部への参加
研究会の今回のテーマは、「コンサルタント会社の次期対応」について、参加者とともに、色々と討議した。
工場支援、ISO化支援、等が主たる対応項目とのことであるが、次への展開が見通せない悩み?
今までの実績も高く、既存の顧客の深堀が最大のテーマと思うが、代表として、今後どうするのか?

ライオンズ倶楽部では、政経塾前理事長からリーダーシップのあり方について、松下幸之助の遺訓?
を含め、お話を聞いた。
リーダーに求められる要件とは
・自立心を養い、国を支える自覚を持つ(今の多くの政治家に欠けている)
・使命感を持つ(同上)
・明確なビジョン、プラン、行動ありき(経営者でも少ない)
・日本への歴史観、新しい人間観
・人の話に耳を傾ける素直さ(1人の知恵には限りがある⇒納得)
・現地、現場を見て判断する(3現主義の実践)
・思いやり(7褒め3叱り⇒これが、中々、出来ない)
・自分から進んでやる(人にやらせるだけ、文句だけを言う人間の多いことか)
どれも、自分には、不十分。1つぐらいはしっかり実践したいもの。

■水曜日
生産管理をテーマの研究会であるが、今回は、システム構築会社の専務から現場管理での
仕掛けの色々な事例を聞いた。
特に、見込み受注数字と製作数字への展開、在庫のフォローなど、参考になる事例もあった。
夜は、行政の委員会があったが、打ち合わせが伸び、参加できず、残念であった。

■木曜日
自社の見直しとそれをベースとした営業戦略策定へのアプローチ
前月から2回目となったが、今月は、新規市場の開拓手法と実営業とWeb営業を組み合わせた
営業戦略策定について事例を含め、3時間の話をした。
現在のやり方を直ぐに変えるのは、中々、難しいようである。

■金曜日
Google活動とブログのWordpressの活動の話が京都であるとのことで、急遽予定変更。
GTUG
Googleの技術に興味のある融資の集まりで、全世界で数100あるとのこと。
好きなものが集まり、情報交換、プログラム作成をやっている。
Wordpress
ブログの開発言語であるが、コミュニティを作り、様々なプラグインやテンプレートを趣味的に
製作している。
両グループとも、今のWebサイトを中小企業へ活用することでは、興味あるグループ活動である。

2009.10.10

地域ビジネスの活性化

国のレベルで、地域の衰退、、、、と言われているが、どう見ても、この人が、地域で頑張っている人??
よく目に付く光景である。
今、少し、地域で頑張っているメンバーとのグループ作り、行政の委員会の参加などで、感じるのは、
地域の生活者の更なる意識の向上。30,40代の世代は、中々、地域での根付いた活動は、個人
の生活維持もあり、難しい。
20代前半と60代前後、特に、団塊の世代の顔がよく見えない。
前者は、青春の謳歌で、自分の住んでいる地域への関心が薄いのか?
後者は、年金もあり、今更、、、の気が強いのか?
団塊の世代といわれるだけでも、滋賀では、7万人ほどいるが、そのパワーを感じることはほとんどない。

行政も色々な施策をやってはいるようであるが、結局は、まだまだ、お役所仕事ののレベル。
そのような、雰囲気の中、個人的に何を?すれば?
私の場合は、IT化をベースに、地域の中での活動が主たるテーマである。
最近は、企業のIT化の支援もあるが、商店街の個人商店レベルの企業への支援もしている。
まだまだ、Webを中心とする、社会環境の変化とインターネット関連の有効性を感じている経営者は
少ない。
確かに、リアルの世界での、フェースtoフェースは必要であるが、これしかないのだ!!
と思い込む人も、多い。

要するに、地域の人々も地元企業も、もっと、環境の変化に敏感となり、自主的な活性活動
を進めて欲しいものである。

既に、大量消費の流れの中で、国内での綿から糸を紡ぎ、布にする伝統技能、産業としての
綿作りが消えている中、その栽培から最終の製品作りまでを地道ながら進めているグループがいる。
素晴らしいのは、綿の栽培から糸紡ぎ、染め、機織、そして商品化への一連の流れを
グループとして構成してきたこと。
本当に、売れる製品が出来るか?はかなり疑問の残る点ではあるが、地域の中での
ビジネス化としては、まだまだ、多くない事例である。
小規模農家の自立のため、色々と試行しているグループもある。まだまだ、直売所での
販売程度であるが、地元のお母さんの自慢の料理から地域の特性を活かしたブランド作りが
目下のテーマとのこと。

温故知新、または、まずは自分の周辺の見直し。

農商工連携など国の助成の大掛かりな動きもあるが、基本は、地域に住む人が如何に、
地域を理解し、行動で、実績を上げていくか?
活動の原点を今一度、私自身も含め、見直すことが地域でのビジネス化の基本であるだ。

2009.10.03

Web活用セミナーを終えて

6月から開催してきたWeb活用セミナーが先週で取りあえず終わった。
当初予定の2倍近くの人が参加し、抱えている悩みは同じようである。

このセミナー、講師の会社、メーリングリストのコメントから、
①思うようにサイトの効果がなく、見直しをしたいが、どのように手をつければよいのか不明?
②どうしても、サイトのSEO効果を出すためのスキル面に思いが行き易く、目先の対応
しか出来ていない。
の点が散見された。

これに対して、セミナーでは、事例講師のコメントを含め、
①Webサイトを全社的な位置づけで対応する。
②サイト構築にかかる前に、自社の現状と将来のあるべき姿をキチンと捉える。
③単純に、思いつきレベルでサイト構成を考えるのではなく、戦略、企画、から運用・運営までの
流れとそのための体制作りが重要である。運用・運営の重要性をキチンと理解した企業は強い。
④サイト内容では、テーマとターゲット顧客の設定の必要性をシツコク言ったが?
⑤そして、Webサイトと自社営業の密接な連動の必要性をこれもシツコク言ったが。

成果を出している企業は、上記の5つを不思議なくらいキチンと実施していいる。
観光物産販売の会社であるが、健康食品販売も始めたが、上手くビジネスがいかないため、初心に帰り、
全社の業務の見直しを実施。全社の動きを最適化し、その一環として、Web再構築とナット販売を開催
し、成果を出している企業。
全く同じに、業務の見直し⇒必要IT化の確定⇒Webサイトの構築⇒そのための体制強化を実施している
竹販売会社、医師組合、釣具用品企業他の成功事例の各企業が多数ある。

また、最近のWebマーケティングの推進でも、
①自社、他社サイトの詳細な評価分析
②サイト活用のアクセスメンバーの動きの正確な把握、分析
③顧客情報、関連情報、市場データなどのWebでの容易な収集
等、高機能なサイトが無料で活用できる。

しかし、このような動きを多くの中小企業は知らない。
最後のメールにも、この点での情報、スキルアップについての感謝の投稿があった。
1社でも、2社でも、そのような企業が増えれば、あり難いことである。

2009.09.26

IT経営の勧め

IT経営って??
セミナーを開催しているとよく聞かれる。
経済産業省が中小企業向けの情報化促進のテーマとして、言い出したことではあるが、
あまり馴染みがない。
基本的には、ITを活用して企業の業務効率化、顧客拡大を図り、売り上げと利益アップ
を図るためのアプローチである。

まずは、環境変化による自社ビジネスポジションの変化に気付くことが重要。
⇒多くの中小企業では、環境変化に伴い、自社のビジネスプロセスが変わらざるを得な
い状況であることの認識が少ない。
次は、関連メンバーとの自社の状況把握。
⇒SWOTと呼ばれる強み、弱みを再度検証する。
もしかしたら、現状の事業領域を大きく変えないと存続できない状況かも??

この行動から中期的なレベルでの経営課題が明確になる。または、明確にする。
⇒そして、この課題を業務のレベルごとに、更に具体的にまとめていく。原因と目標(結果)
の流れを明確にするため、戦略マップの形で顧客、業務、組織(人)にカテゴリ配置していく。
自社として、当面何をやらねばならないのか?3年後には?5年後には?具体的な目標数字
が全社で共有されると凄い力となる。
まだ、多くの経営者は、優秀な機械を無理をして購入し、頑張ってよいスキルを育てていけば、業績は
上がってく?との思いが強い。
確かに、圧倒的なコア技術を持っている企業は規模の大小に関わらず実績を上げている。

しかし、そのような企業はそれほど、多くはない。多くは、相対的な技術優位の中で、
ビジネスを進めている。
・神戸のジャバラ製造の会社
社員全員が経営戦略にかかわり、会社としての方向付け、意識付けに成功している。
このため、IT経営アプローチを積極的に進めたとのこと。
・石川の酒醸造の会社
売上げ、在庫などの部分的な情報化は出来ていたが、全社に関わる情報は整合性がなく、
使えない状況。このため、まずは、全社の業務把握と見直しを実施。徹底的な業務フロー分析を
半年ほど実施。これにより、全工程の情報の一元化と業務の効率化が図られた。
・群馬の健康食品販売の会社
事業拡大に伴う経営環境の変化を事業の中に見直すため、業務フローの見直しと再構築を
実施した。これにより、ネット販売のWeb化と基幹業務システムの整合性が高められ、大幅な
売上げアップとなった。
多くの中小企業がまだこのような推進、IT経営化、を推進できていないと言ったが、実行している
企業も全国に散見されのである。

先週も、このようなテーマのセミナーを開催したが、今1つ、やってみたいと言う雰囲気にならなかった。
私の説明が不十分??
是非、次回は、1社でも、是非、頑張ってやってみたい!!と言う企業が出て欲しい。

2009.09.19

コア技術を持っている企業は強い!

最近H企業様を訪問した。

H企業はある特殊なポンプの専業メーカであり、国内では約9割のシェアを持つとのこと。
完全受注生産型であり、自治体から食品、製紙、など
流体物に関するポンプであれば業種を問わない強みがある。
累計16万台の実績であるが、このため、生産からアフターフォローまでの一貫した
組織と体制が必要である。

このため、最重要なのは、データの一元化である。
部品表のリアルな変更、生産現場への変更指示と履歴への反映、部品在庫の
精度ある管理など。

①生産管理での「清流化」
受注生産であり、仕様変更が多発していたが、これを「納期と製造工程」から算出した
確定期限として、業務プロセスの最適化を実現した。
②関係部門への即時通知
仕様変更に伴う日程変更、製造工程変更などをメールにて一斉配信。
ノーツに伝票などを添付
③在庫管理の精度アップ
アフターサービスのために約1万項目の部品管理を日次管理で行い、その精度も
99%程度とのこと。ただ、現場では、人的なレベルでの対応が主であった。
④社内コミュニケーションの強化
週報による全員実施と公開、関連資料のグループウェア内管理、IP電話による
社員の所在管理、全事業間でのテレビ会議化など徹底した情報共有とコミュニ
ケーション作りが実施されている。

ここでは、関連部門をBP(ビジネスプロセス)グループと呼び、単なる情報システム
部門とは、違うミッションを与えている。しかも、、会社規模約350人
としては、かなり多い15名の専任メンバーがいる。

業務効率化、組織活性化としては、かなり先行している企業である。
しかし、情報の共有とコミュニケーションの高密化には、かなり気を使っておられる。
参加したメンバーも色々と気付きをもらったようであり、有意義な訪問であった。

2009.09.13

動画を中小企業のビジネスに使う?

動画共有サイトが出てきて5年ほどか?
Youtube、ニコニコ動画の活用は益々、広がっていくようである。
日本での2005年以降のブリードバンドによるネットワーク整備は、動画でのコミュニケーション
化に拍車を駆けてきたが、中小企業でのビジネスにおける活用は、未だ、十分とはいえない。
しかし、ここへ来て、2,3の面白い活動が出てきている。
まだ、関係者の喧伝するほどの強さはないものの、是非、営業力強化に悩みながらも、中々、
次に進めない各社には考慮してもらう活動でもある。

①1分動画で自社の強みの売り込み
東大阪のグループでは、様々な加工技術のポイントを動画の数10秒の中で見せ、必要
としている購買者、技術者、研究者に自社のコア技術の採用を成功させているようである。
喧伝される事例では、動画によるマッチングで、数千万円の受注、、、、、など、中々に面白い
実績も出ているとのこと。
1分間の動画の中に、コア技術のポイントを数10秒、社長の思いを数10秒、製品の宣伝を
数10秒見せるとのこと。特に、このコア技術の見せ方がポイントと思うが、
これも、1つのノウハウ。
ただ、課題は、如何に、これらの動画があることをニーズを持っている会社に知ってもらうか?

・グループのサイトを検索上で上位にする。
  最近のロングテール化というポイントはあるものの、工夫と努力が必要である。
・動画共有サイトでのタイトル、サムネイル、タグの工夫によるアクセスアップ化
  Youtube含めてコミュニティ、グループ、チャネル化など仲間作りの色々な手法があり、
  これを上手く使う。
・ブログの情報発信力の高さの活用
  自社ブログ、ブログポータルなどで発信の容易性とアクセス力の高さを利用して
 動画を見せる自社サイトの中に、会社の強み、活動、製品のよさなどを理解しやすく
 するための動画活用は結構進んできているが、この場合の動画は自社サイトのアクセス
 アップの結果である。
 今回の動画へのアクセスアップは、サイトアクセスアップと同様の手法が必要であるが、
 現在の検索技術レベルでは、動画内容からの検索はまだ難しい。そのためには、
 上記のような動画仲間のマス化、タグのなど表示方法の工夫、従来のサイトアクセス
 アップとの連動等を考える必要がありそうである。

②自社のPR動画を公募し、イベントとしての面白さと動画そのもの良質度アップの両面を
ビジネスに活かす。この仕掛けをする企業がある。
飲食店他でこの手法で結構客数が増加したそうであり、話題性が顧客確保になる
業種では、結構、面白いやり方かも。

③動画広告の高まり
Youtubeのアドセンス・フォ・ビデオは、動画の下に広告用のビデオが出てくる場合と
クリックにより広告サイトへ飛ぶ場合がある。同様にアマゾンも開始しているが、いずれも、
B2Cが主であり、中小企業向けのコア技術広告とはチョット違う。
この手法を使って自社の動画を見せる事も可能ではあるが、ニーズを持っている購買、
技術メンバーがこれを活用するか?チョット不明。
 
いずれにしろ、動画活用には、もう少し工夫と努力が必要なようである。

2009.09.05

ちょっと複雑なケースを整理する!

最近、検討会、委員会などに出席していると、結果だけが出てきて、自ずとコメントできるのも、
限定的、自己の経験的範囲となる。これは、ビジネスでも地域活動でも同じ。
ただ、ビジネスの場合は、少なからず、原因と結果、そして関係したプロセスについて、
かなりの議論も出てくるので、概ね、討議の中では、多面的な要素の中で、ヌケがないか?
偏りがないかの意識を強めていれば、全体の方向性は、収束していく。

最近、そのようなシーンで、チョット群盲を、のようなこともあり、今回、自分としても十分こな
しているとは言えないが参考として、一言。

ロジカルシンキング。
一般的には、演繹法と帰納法があるが、コンサルする場合も、問題の性格により、
相手を納得させるには、上手く使い分ける必要があるが更に、議論、課題討議などで、
それなりの対応をするには、チョット硬い言葉で言うと「事象の構造化」が必要である。

発生している、または、発生した事象を洗い出し、それを分類精査して、関係性をつけていく。
このため、ビジネスの世界でも、事象をまず、簡単化するため、色々なセグメント化を勧める。
例えば、
・一般的によく使うには、ツリー構造化
事象をツリー状に整理、関係化していく。

・マーケティングでの3C、4P。
考慮すべき対象を「顧客、競合他社、自社」の3つのカテゴリでアプローチする。
また、製品特性、価格、販売手法、流通チャネルの4つのカテゴリに分類する。

・「財務、顧客、業務、人材他」の4つの視点でその関係性を仕分けしていくBSC
(バランススコアカード)であり、戦略マップ化。複雑なビジネス機能をある程度仕分けし、
相互の関係性が全体の中で、どのような位置づけになっているか、などかなり
有効な手法でもある。

・ビジネス組織をセグメント化する業務プロセス化もある。
ビジョン、戦略、サプライヤー、内部プロセス、など9つほどに視点を分けて事業活動を
整理する。アメリカ生産性品質センターのAPQCが結構良く知られていますが。

全体フレームを幾つかのセグメント、機能などで関係つけていくと言う習慣、志向は結構、
有効です。やりだすと面白い?時には、その過程で、新しい結びつき、創造が生まれる。

更に、この志向が上手く自分になつくと、「論理の構造化?」。上手く相手を納得させる
ための話し方、文書の書き方まで行く。
この辺は、いずれも、場数を踏むこと。

2009.08.29

全ての始まりは自社分析から

今回は、Web活用をテーマとしたセミナーからの話ではあるが、単にWebサイトを中心
とする情報発信だけではなく、社内見直しの必要性を体現してきたS電機㈱のお話です。

少し体系的なアプローチによる全社見直しと具体的な経営課題、業務課題を
明確にすることの重要さ、それをベースとするIT化への取り組み推進。
Webサイト構築は、この流れの結果としての行動として考える必要がある。

その流れをきちんとしながら、実績を上げている企業としてS電機㈱から具体的なお話を聞いた。

S電機㈱は年商約70億円の送風機を組立て製造している260人ほどの企業
です。現場任せ、やや無計画的な活動であったが、全社の見直しをプロジェクト
チームにより、戦略的な課題解決、アプローチにより、「お客様のニーズを製品化
し、1台から短納期でお納めする」と言う経営ビジョンを確立した。

送風機分野では、シェア4割を占め、他者の価格よりも2,3割高い価格、
注文から4日以内での納入。素晴らしいことである。

他社よりも高い価格で売れる、その秘訣は、お客様が必要と思われる送風機
関する情報を的確に提供することとの事。

この実現手法として、
・Beeダッシュプロジェクトによる生産改革化(1人1個流し生産化)
・お客様相談室の開設(相談工房)

顧客の情報が社内活動に反映してないと言う重要課題を抽出し、その実現としての
相談工房の設置は、全社の見直しから課題の明確化、そしてそのための業務プロセス
(体制)の変更、そしてIT化、Webソリューションの適用となる。
更に、Webサイト強化となるのである。Webソリューションを上手く活用している企業は
基本的に、S電機と同じ流れを実施している。

また、S電機の場合は、相談工房、そして、風力の相談工房ともに、直接顧客開拓、
確保のためではない。これは、経営スタンスの違いであり、会社のホームサイト
のコンセプト含めて、明確である。

■ホームサイト⇒お客様(送風機を知っている)の利便性の提供。その1つが技術情報
のダウンロードである。これを実施することでは、会社のノウハウが流出し、経営に
大きな痛手になるのでは?との意見もあったが、現在は14000機種のほとんどの
図面はオープンにしているとのこと。
■風力の相談工房⇒お客様の困りごとの解決のための相談サイト。2名の専属メンバーが
対応しているが、顧客の情報を入手し、営業活動に活用することはしていない。
2000件以上のQA情報が蓄積されている。
■相談工房⇒社内向けの相談であり、顧客からの色々な相談を営業が受け、それを
社内スタッフ、社外専門家が回答する仕組みであり、データベース化され、7000件
ほどの大きな資産となっている。
サイトの立ち位置の明確化。リアルな対応力。

今回は、社内のIT化、Webサイト化には、まずは、全社の理解から課題の明確化が
重要な点であることを理解してもらえれば、と思います。

2009.08.23

ITを理解してくれる経営者

セミナー研究会と何10社もの企業と会うのだが、経営とITを明確な形で推進しようとしている中堅中小企業の
トップは中々、多くない。
まず、IT関連セミナーに社長自ら来て、色々と話をすることが少ない。
今開催している京都のセミナーも60人ほどの参加はあるもの、経営トップに近い方は、10名ほど。

確かに、各社ともに、一応の情報化は進んでいる。しかし、そのベースに、明確な経営戦略を持ち、
社内での活用推進を実行している企業はまだ多くない。

先週も、2社ほどの企業からIT化を中心とする支援を依頼されたが、今回の企業は、話を進めていても、
中々、楽しい。経営戦略とIT化への思いが明確である。
その1つは、5店舗ほど店を持ち、画材などを手広くやっている企業である。IT化もそれなりに実施
してきたが、思うような成果が出ていないので、原点に帰り、中期計画をIT化を中心に、まとめて
行きたいとの思いのようである。
実営業を中心とした現状をWeb化の流れに会う様に、自社を変え、優先順位を決めて、確実な売上げ
アップを図っていく。これが、今回の基本スタンスである。

これらの支援とは別に、IT化を積極的に進めている中小企業の社長に思いと進め方の話を聞きに行く
こともあり、チョッと前にも、チョッと特殊な部品を製造加工している大阪の企業を訪問した。
その企業も当初は、正に町工場のごとき状態であったが、ある大口商談の時に、工場全体の汚さを
理由にキャンセルをされたことがあり、それ以来、3Sの徹底とISOの認証、社員の意識改革を
進めてきた。その時の重要なポイントに、IT化推進による社員のモチベーションアップ、外部への
情報発信の強化があったとのこと。
更には、全社情報化構築のための全社の業務の整理、分析などから業務フローの見直し、
そして全体最適を目指したIT化戦略の策定まで進めてきた。

社長の思いと社員の思いを明確な形とし、実施すべき業務を見直し、それを実現するための
IT化までの実施。
やるべき事をトップの率先した行動をベースに、全員が参加の形で、進めていく。

是非、他の頑張ろうとしている企業もこのような形で進めもらいたいものである。
滋賀でも、京都でも、数10社の参加はあるものの、中々、その姿が見えない。

2009.08.08

IT活用の起業、創業セミナー編?

チョット前に、起業、創業のセミナーを開催した。
2年前の留学支援会社ラララ・オーストラリアの立ち上げ支援以降、本格的な対応はしていないが、会社時代は、
顧客と上手く連携し、7つほどの会社を立ち上げた。
また、途中、挫折の、断念の事業も、結構あった。

ビジネスモデルシート1枚をベースに30,40件のアイデアをよく眺めたものである。
眺めるだけで、結構モデルの不味さ、不足、などが見えてくる。
それを、顧客にとっての魅力度、自分にとっての魅力度、事業の継続性、実現に向けての課題などで反芻するのも、楽しいものである。

NPOのメンバーと立ち上げた外国人支援の携帯コミュニティ、様々な地域通信会社、ISPの会社などである。
現在も会社機能としては、残っているが、多くは、吸収合併したり、撤退したり、当初頑張ったメンバーも、既に、
いない。80年代からのことを考えれば、当然かもしれないが。

最近は、起業支援の相談メンバーもやっているが、大きな違いが2点。
・アイデアよりも思いつき程度で、事業化出来ないか?と言う安易さが目立つ。
・Webの活用の重要さが益々、必要になっている。

今回は、このWeb活用の視点の重要性を中心に、1時間30分ほど話した。
Web2.0を言われて、5年ほど経つが、一般消費者、企業メンバー含め、購買手段、関連情報収集は、Webが当然の手段、インフラとなっている。
ネット世代と言われる30代、40代前半の人は当然としても、購入をケータイECサイトから当然の如く活用する特に若い女性層、などWebへの関わりの密度が更に高まっている。
しかし、起業、創業でのWeb活用、Webマーケティングへの認識の程度はそれほど高くない。
起業のためのソリューションとして、ITまたはWEBをベースとして事業計画を考えるようであるが、自社の販路開拓として徹底したWebマーケティングを適用している事業案が多くはない。

今回のテーマの大きなポイントは、それをキチンと理解し、意識してもらうことであった。元々、起業、創業で、内容の薄いのが、具体的な営業計画、販路計画である。
まだまだ、自分の商品、製品、サービスは完成すれば、直ぐ、売れるとの思い込みが強いことが多い。
販路コーディネータとしての相談を受けても、社長の思いの悪い意味での思い込みの強さがその製品、商品、サービスの良さを半減させている場合が結構ある。
しかし、単なる米穀販売から高級米としてのブランド化に徹底したWeb化(ブログの徹底)、フィリピンの現地学生を無料電話を活用し、英会話サービスに成功しているベンチャー企業などの成功事例も多くある。

成功している事例からは、
・自分の強みを活かす
・多様なメンバーとの連携
・積極的なネットワーク作り
・熱き思いの継続
・Webの活用
がある。

逆に、失敗の多くの事例では、
・自惚れ、思い込みが強すぎ
・補助金頼りから脱せず
・売ることの無視
・マーケティング不足
・環境変化に対する認識不足
等があるようです。

今回は、学生数人含めて、10数人の参加者であったが、事業計画書作成のスキルよりも、自分の現在暖めているビジネスモデルを上記の基本的な視点から見直してもらえれば?と思っている。

2009.07.31

検索トップの基本は、Webマーケティングの忠実な実行

200908031636202
今年も西洋芙蓉が咲いた。
しかし、年々、花弁が小さく、花の数も少なくなる。残念ですが。

京都でWeb活用のセミナーを開催しているが、福井のメッキ関連会社のS専務からYahoo、
Googleのメッキ検索では、1位もしくは2位を継続しているWeb先進企業としての思い、
仕掛けを色々と聞いた。

まず、1番に感じたのは、極めて忠実なWebマーケティングの実施とその継続力である。

■顧客、自社、競合他社の3Cの点では、
①明確な顧客の設定
⇒ターゲットは、試作、開発部門の技術の方々。B2Bが基本で、B2Cはあくまでもメッキ
職人としてのブランド化への支援と考えている。
購買部門は値切りしか考えないので、駄目との話は、なるほど、、、。

②自社の強みを明確にし、それをサイト構築のポイントとする
⇒トップページの「色彩、硬さ、滑り、防錆、複合、管理」である。
これは、関連メンバーにて、マインドマップ手法にて、洗い出し、リスト化したとのこと。
私の場合は、SWOT分析が主である。マインドマップは、思考を発展をする場合に、活用する。

③他社の分析
⇒これは、PPC関連の説明や参加者のサイト分析の中でも、色々と他社分析のコツ?について
説明があった。
Google検索からの他社把握が主とのこと。
最近は、色々な解析サイト、ツールが出ており、しかもっ無料、その活用もポイントかも?

■Webマーケティングの進め方
2名の専任者含め、キチンとWeb対応をしている。
⇒基本は、戦略化、企画化はS専務を中心に、概ね確定し、設計を製作会社に依頼するとのこと。
まだまだ、多くの中小企業では、製作会社に全てお任せスタイル。これでは、
売れるサイト、検索トップのサイトにはなれない。これを十分認識してもらいたいのだが??
また、サイトの評価をWebコンサル等に検証してもらうとのこと。
運用も、若手2名に清水専務含めた4名で対応する。この運用体制が、正に、この会社の
検索順位トップのベースと思われる。

■Webサイトとリアル営業の両立
⇒ホームページだけに頼るのではなく、直接お客様のもとにお伺いし、お打ち合わせを行うリアル
営業も同時に進行させている。
これに関連して、顧客管理用のデータベースを構築し、その数も2万社になるとのこと。
これをベースにメールによるアプローチも実施。
メールマーケティングは、Webサイトによるマーケティング世折も効果はあるようである。
⇒FM福井やプレスリリースの活用も積極鉄器に実施(これは、B2Bの場合、結構有効)

■サイト力アップ
以下の対応をしている。
⇒問い合わせのデータ管理。技術力アップとPR化。メッキ百科事典化?
⇒業界初のISO9001、ISO14001、ISMSの3規格取得。顧客への信頼度アップを図っている。
⇒社員含めたブログ発信
⇒PPC広告対応、SEO対応
想定したキーワードは5800個ほどとのこと。一般的に2000個以上考えるのが、望ましいよう
であるが、かなり多い。現在、費用面もあり、Googleのみとのこと。
⇒関連サイトの構築
めっき緊急レスキュー隊他4サイトも充実

■サイトのアクセスアップきっかけと継続のポイント
現在のサイトが4回目とのことであるが、強みを明確にし、キチンと文章化することににより、
技術屋向けサイトとして安定したことによるとのこと。
また、上位継続の大きな要素はブログによるコンテンツ更新が毎日、行われているからとのこと。

やはり、3C(自社、顧客、競合他社)の実施と毎日の運用力が重要である。

2009.07.25

地域でのスキルアップ支援への疑問

失業者が7%近くまで、拡大する中、国の色々な雇用開発施策が出てきている。
しかし、国のお金を出せば済む(多くの官僚はそう考えているようであるが?)と言う問題ではなく、如何に、このような動きを地域の中で、定着、実施させるか?の課題は、後回しのようである。

私のNPOでも、そのような動きに対して、チョット頑張れないか?と先週、色々と企画を考えた。
緊急雇用のための離職者支援スキルアップ事業である。

1)テーマ
インターネット拡大によるビジネス環境の変化に対応するため、IT及びWebソリューション
の活用をベースとした組織管理能力アップと新しい業種業態へのeビジネスの企画、立案
が出来る能力を養う。

2)講座内容
以下の6カテゴリ(各カテゴリ別に6講座あり)を各108時間実施します。
①IT活用技術(コンピュータ概要、計数管理、情報システム全般)
  コンピュータ概要、ドキュメント作成技術、計数管理、インターネット概要、情報システム全般
②インターネットビジネス(技術概論、Webサイト作成)
  インターネット技術、ビジネス概要、Webサイト概要、企画提案、作成技法
③Webマーケティング(マーケティング概要、Web手法、ケーススタディ)
  マーケティング概要、Webマーケティング、手法、展開、ケーススタディ
④組織能力開発(組織管理、強化手法、内部統制概論)
  組織管理、強化手法、情報スキル標準化、内部統制、システム監査
⑤eビジネス経営管理(財務、税務分析、投資計画、法務関連、システム監査)
  人事管理、財務分析、キャッシュフロー会計、投資計画、ビジネス法務、知的財産
⑥eビジネス経営戦略(企業経営、IT経営化、経営戦略策定、事例研究)
  企業経営、IT経営概論、経営戦略、事例研究
等が主たる講座である。

教材は、講師指定もしくは、講師作成資料により実施する。
自分で、カリキュラムを作ってみたが、中々に、大変??であることがわかった。

3)講座時間
平日10時から17時まで(昼1時間あり)
1講座は概ね18時間(3日)であり、これをベースに講座組立てを実施
平日内であれば、講師都合で、カリキュラムは組めます。土、日は駄目。

4)本事業開始
本年10月から来年3月までの6ヶ月間(その後、2年間継続予定)

5)場所
大津駅前の教室

6)その他
具体的な講座調整他はこちらの事務局メンバーが行う。

出来れば、この企画をベースに、離職中の30代から40代の方には、是非、頑張ってもらいたいと思ったが、
講師に応募する人が少なく、十分な講義が出来ないことが判明した。
私自身にしても、⑤の対応は、チョット厳しい。
結局、企画案提案は、見送り、次の10月の同種応募に頑張って?再提案をすることとなった。

多分、このような企画内容を提案できる企業、NPO法人、学校などを極めて少ないのでは?と思う。
金は用意するが、その実現までの手法は、何処か?頑張る組織にやらせる?と言う施策は何処か甘く、
可笑しい。
また、私自身、アクティブなシニアの積極的な応募、参加を期待したが、全くの無反応状態。
年金もらって、好きなことが出来ればよいのか?過去の他の事業例を見ても、極めて、このような
活動への参加が少ない。
嘆くべきか?無理なことと諦めるべきか?

2009.07.17

あるWeb製作会社社長の悩み!

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ユリが咲き誇ってます。
よい香りがしてきます。


今週は、久しぶりの風邪ひき。セミナー講師、企業対応、委員会参加、ようやく1週間終わり!!
お陰で東京出張も延期?元気は有り難い。


京都の企業が10数社集り、マーケティング研究会を毎月開催している。
今年のテーマは、「自社営業戦略」の深堀。毎回、自社の経営について、発表し、参加者からのコメントから、自社への気付きをもらう。
今回は、数10名ほどのメンバーで、Web製作会社を10数年続けている会社社長からのお話。
Webビジネスの実情が聞けて、中々、面白い討議となった。

■この会社の特色
・企画、設計、デザイン、保守までを一貫して対応している。
・対応業種を絞らず、全方位的な展開(企業向けも製造から流通、サービスまで、自治体向けも)
・売上げの1/3がメインテナンスである。

■社長の悩み
・社員の性向がデザイン力アップにあり、職人的な集団となっている。
・転職が多く、会社としての技術蓄積が図れない。
・営業力の不足(現状では、社長がほとんどの商談発掘をしている)
・Web関連技術の速さに対応できていない。
・自社のIT化がほとんど進んでいない。

■顧客との関係
・多くの企業が安い指値で、依頼してくる。
・Webサイト構築のための自社内分析が出来ない、出来ていない。
・Webサイト構築が直ぐに、売上げアップになると思っている経営者が多い。
等など
この点は、今回の参加企業にとっても、耳の痛い話のようである。

■今後への思い
・Web戦略から運用、保守まで対応出来るITコンサルティング企業を目指したい。
ただ、会社規模を大きくすると言うことではなく、京都の地元企業に密着し、企画から構築、保守の総合対応が出来ること。
・京都の文化を発信していくお手伝いもしたい。
既に、幾つかの実績も出ています。

今回の討議の中でも、ITは中々難しい?本格的なWebサイト構築は、まだまだ、と言われる経営者もおられた。
しかし、ケータイサイトからの買い物、企業購買者のWebでの情報収集と見積依頼など、ITが難しい?Webが分からない?と言って、済まされる時代ではないのも確かである。

参加していた小瓶販売の50代の女性経営者も、商売のほとんどは、楽天、ヤフーからの注文と仰っていた。
実感ある言葉である。
是非、今回の討議をベースに、積極的なWebマーケティングを進めてもらいたいものである。

2009.07.10

生産管理システム、頑張る企業とは!!

滋賀での生産管理テーマの研究会も4回目となった。

今回のテーマは、オリジナル生産管理システム開発と活用の取り組み。
基幹システムのほとんどを4名の室員で、自社開発した先進企業の推進者の方から2時
間ほど、色々とお話を聞き、かなり活発な質疑ともなった。
①会社概要
売り上げ52億円、従業員252名の油圧シリンダー製造の会社である。業界では、シ
ェアー2位を占めているとのこと。
以前は、大口顧客対応を中心としていたが、環境変化に合わせ、小口顧客をベースに短
納期化を図るという経営方針の大転換を実施した。当然、生産管理を中心とした基幹シ
ステムも再構築を進めた。
②システム概要
情報システム室長の構築上の基本コンセプトは、
・全体最適を考え、目標を明確にする。
・システム化効果の大きいサブシステムから優先順位をつけて、実施。
・自社開発を基本として、ものと情報の流れを一体化して、考える。
  パッケージは過去の失敗から使わない。
③サブシステム
・CAD/CAMシステム化
カスタマイズの容易性とサポート力の点で、CADSUPERで構築。これにより、W
ebでの顧客からの自動設計が容易に出来るシステム化が出来た。⇒Webでの強み
・Web化
3Dも含めた自動設計配信システム化を実現。顧客への情報提供と同時に、社内での製
造までのリードタイム短縮化を図った。
・工程管理システム化
販売管理システムとの連動、図面管理と部品表のリアルな連携、在庫管理との連動、原
価精度のアップ化など従来納期短縮、社内管理の面で、課題であった点の解決を図った。
・設計ワークフローシステム
標準品は、Webからの直接指示も含めて、自動作図から加工、組立て指示が出るが、
特殊品は、営業と設計部門での見積仕様関連での情報の共有化、負荷状態の認識、図面
作成の進捗管理などが必要である。このため、上司の決裁化より、設計のスピード化を
基本としたワークフローの実現を図った。
④成果と反省
これらのシステム化を優先順位をつけながら、7年ほどで、ERPレベルまで仕上げて
いる。
約4万社に及ぶ個別小口オーダーについては、現在1日で可能となった。当初の短納期
対応は十分実現できたと思われる。
室長からも後半に話があったが、営業支援システム化での納期のあおり、未売り上げオ
ーダーの明細化などは、営業メンバーからかなりの抵抗があり、活用までいたらず、同
様に、社外クレームシステムも品質部門からデータの精度の悪さから活用できないとの
不満などシステム部門が現場のニーズを十分把握せず、構築したシステムも出てきてお
り、反省しているとのこと。
⑤総括
今回のシステム構築は、全員で、4名のメンバーが逐次構築して来たとのこと。また、
年間のシステム関連費用の売上げ全体に占める比率も一般製造業の半分程度である。
人と費用の不足を嘆く情報システム部門も多いが、今回の事例は、全体をキチンと抑え
、優先順位を明確にして、中期的なアプローチをしていけば、かなりの成果の出る好例
では、ないかと思う。

2009.07.04

Web戦略化(その2)

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先週、京都で活躍した思想家、教育家の石門心学創始者石田梅岩の話を聞いた。商業活動における営利追求を肯定しながらも、勤勉、倹約、正直、質素で、人の本分を尽くすことが、自分の平安、家族の幸福に大きく貢献すると言う教えは、昨今の実情と考え合わせると、納得のいくものである。

さて、今回は、前回の「Web戦略化」の後半である。

■Web設計フェーズ
①サイトマップ
  コンテンツ企画に沿ったマップ化を実施する。自社意識化、相互の情報野つながり、含めてSEO面でも、重要
②標準機能
  セキュリティ、認証、(決済機能)について、提供する。
  □セキュリティ
  □認証
  (□決済)
③各サービス設計
 設計においては、以下の点の注意が必要である。
・情報メンテナンスの分担とその周期の明確化
・画面構成の統一
  基本はトップページの構成に順ずる。
④設計の流れ
・サイトマップからページ分け、タイトル、見出し作成
  ページタイトル、見出し、リンクテキスト   
・サイトマップに設計内容を書き込む
  ページ見出し、概要 
・ナビゲーションの確認
  グローバルメニュー、フッターメニュー、各リンク
・コンテンツ内容からページレイアウトの設定

Webマーケティングのコアは、コンテンツである。そのために、以下のポイントを開発の中で、
キチンとフォロー出来ている必要がある。
①「顧客が求める情報」をキチンと提供できる事
   当社Webサイトを訪れた顧客の目的は?
   始めの7秒で、キチンと「当社の思い、技術、サービス」を読み取ってもらう
②専門性と信頼感が確立できること。
   お客の声、実績、取引先、修得資格、スタッフのプロフィル
   他社を正確に、認識し、差別化が明確である。
③商品、技術情報については、文書で、キチンと書くこと。
   イメージ、画像は文章の理解の手助けであり、主体ではない。
④サイト全体のイメージがスマート
   素人的画面では、基本的に、信頼性が低くなる。
⑤売込みが目立つサイトは嫌われる。
  顧客は、その商品、サービスを直ぐに買うために訪問しているのではない。
  まずは、自分で、納得するための情報収集であり、その後、購入フェーズになる。
  導入フェーズの意識と購入フェーズの意識の違いをサイト内にて、キチンと対応の事。

■運用管理フェーズ
運営管理と合わせ、担当部門のキチンとしたフォローが必要となる。
「運用メンバ(運用ルール含む)+Web関連の専門家」が望ましい運用体制。
①フェーズ毎のWeb管理
 顧客データ管理と「Webサイト、メルマガ、ブログ」による効率的顧客開発施策の実施
 □集客フェーズ
  ・Webサイト(日次管理の各コンテンツ)    ・メルマガ(顧客アドレス確保)
  ・ブログ(トラックバック、RSS活用)  ・動画活用
 □見込み客フェーズ
  ・Webサイト(資料請求、見積書提出フォロー)   ・メルマガ(お礼など個別フォロー徹底)
  ・ブログ(コンテンツ管理の徹底) ・LPO実施
 □お客様化
  ・Webサイト(最新情報提供、客の声アップ)    ・メルマガ(お礼など個別フォロー徹底)
  ・ブログ(コンテンツ管理の徹底。クロスセル、アップセルの適用) 
②コンテンツ管理
  コンテンツDBの構築による運用管理を行う。
  □プロジェクト管理
  □コンテンツ管理(版数管理、Web素材の共有化)
  □テンプレート管理(情報の更新、編集)
  □ページ管理
  □インデックス管理
  □配信管理(作業通知、承認作業)
  □ワークスペース管理
  □ワークフロー管理
  □ユーザ管理
③システム性能、機能監視
  画面のレスポンスを中心に、顧客ストレス改善を進める。
  システム全体のレベルアップ、アウトソーシング含めた運用体制の見直し
  SEOの実施⇒開発時点の画面設計に関る
④システムのセキュリティ監視
  ネット、コンテンツ、業務面での、監視が必要となる。  

■Web運営管理フェーズ
運用フェーズが内部的管理が主であったに比して、Webマーケティングの効果推進と分析を行う。
①目標数字に対する管理
  訪問顧客数、PV数、問い合わせ(資料請求含む)数などの設定
②サイトのアクセス分析
  アクセスログ分析は定期的に実施
  訪問者の動きを分析(滞留が短い場合は、そのコンテンツに興味なし)。アクセスの多い
  コンテンツの把握とアップのための仕掛けは?
 各部門のデータ(営業情報、商品情報、等)との連動によるサイトコンテンツのアップ  
③ナビゲーション分析
  訪問者は必ずしも、トップページからは来ない?どうしても見せたいコンテンツへの誘導、
  途中で迷子、袋小路に入らないための工夫が必要。
④モニタリング
  当初目標数などとの差異についてのフォロー
⑤個人情報保護法対策
  社内ルールの確立。
各フェーズでの、結果をベースに、PDCAとしての改善ループを短期のサイクルで実施する事が最大のポイント。

これまでのポイントを再確認して、是非、売れるWebサイト構築をお願いしたい。

2009.06.27

Webマーケティングを更に戦略化へ!!

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我が家のチョット変わった紫陽花、まだ、満開ではありませんが!!


前々回ぐらいに、Webマーケティングを3C+1Cのポイントで述べたが、具体的に、自社の中で、推進するのは、
戦略化フェーズ⇒企画化フェーズ⇒開発フェーズ⇒運用、運営フェーズをキチンと実施する必要がある。
今回は、戦略化と企画化フェーズを述べるが、次回では、運営、運用フェーズについて、少し詳しく述べたいと思う。

1)Web戦略化フェーズ
Webマーケティングの全社における位置付けと他の重要経営課題との関連をよく認識し、戦略実施が必要です。
・顧客の仮説化 ・アプローチ施策 ・サイトフレームの基本方針を策定する。
まずは、経営戦略、IT化戦略の分析、策定をベースとする。
 例えば、重要経営課題が □新規顧客開拓(最優先課題)
                  □顧客維持の強化   である。
戦略マップにおける行動項目との連携より、以下のポイントを重点的に実施する。
・テーマ   例えば、 コアコンピタンス「ネジ」の技術力提示
              「ネジを通じた社会への貢献」
・主要顧客  中堅製造業の購買担当者

・リーチ手法  集客化⇒新規見込み⇒顧客⇒ロイヤリティ化 の継続的フォロー
・Webソリューション 
    メルマガ(最新情報と思いのプッシュによる認知度アップ)
    ブログ(個人レベルの情報提供。技術含めた最新情報)
    データベースマーケティング化(顧客への個人プロファイルに基づくアプローチ) 
・Webサイト(自社の明確なポジション作り)
・レスポンス  見積回答、トラブル回答、納品など主要行動の設定
・フロー   LPページ作成とLPへのフロー強化
・目標数字の設定(訪問者数、PV数、問い合わせ数などで、KGI、KPI化)

2)Web企画化フェーズ
①サイトコンセプトの具体化
 戦略フェーズをベースとして、本Webサイトでのコンセプトを具体化する。
 「新しい顧客の開拓と確保」が最大のテーマ
  ⇒コミュニケーションが出来るサイト
 ・顧客との信頼感の醸成と確立
    「ネジ」にかける思い。技術屋としての誇り。適確な情報の提供。
②サイト構造
  情報統合ポータル的構造により、顧客と社内業務体制(メンバー)との有機的連携
  顧客⇒全体管理のWebマスター⇒各情報コンテンツオーナー⇒イベント情報化
  イメージ図による全社の意識統一が重要
③コンテンツ企画
 静的コンテンツ□、動的コンテンツ■の区別による効率的運用
 □自社の理解⇒顧客への安心、そして信頼感の醸成
      ・会社の概要 ・役員、社員のプロファイル ・今までの実績
 ■「ネジ」の技術紹介⇒信頼感の確立
 ■顧客の声
 ■受注物件の進捗状態
       現在の工程、完了予定日、引渡し日
④「ブログ+メルマガ」によるブランディング企画
  各コンテンツの基本は③に順ずる。
  ブログ 動的コンテンツ     メルマガ  トピックス、顧客の声

2009.06.20

Googleツールの凄さ

200906211445191

梅雨の一休み
比良山の上に雲がたなびいています。


最近のWebマーケティングは大きな意識改革が必要なのでは?と思う。
フラット化する世界の進化は、国の流れも変え、人の行動も変えて行く。
何時でも、映像の形で、世界が自由に見え、全ての情報が対面しているパソコンから自由に取り出せると言う感覚。そして、その感覚が当然の形で、行動化されているネット世代といわれる30代の青年群。

既に、リアルの世界の活動がベストとの考えに囚われている中年の方々は、顧客へのアプローチ、その成果の享受はありえないのかもしれない。

自社のポジション、他社の活動状況、顧客への対応、全てがWebの世界で、収集し、選別できる。
今回は、その一端である「Googleツール」について概況を述べよう。
Web世界での特定ワードから色々と把握が出来る。
①Trends
あるキーワードがどれだけ検索されたか?件数の推移をグラフ化して、提示する。これにより、世の中の思い、考えの概要が見えてくる。
②Adwordsキーワードツール
あるキーワードの過去の検索状況が分かる。例えば、競合サイトがどのようなキーワードで、売り上げがアップしているのか?分かる。
③アラート
指定したキーワードに関連したサイト情報をメールしてくれる。
関連他社、業界の動きが把握できる。
④ウェブマスターツール
サイトマップデータの作成方法と生成ツールであり、SEO的に有効となる。
⑤ウェブサイトオプティマイゼーション
サイトのコンバージョン率、直帰率を上げるための改善策が分かる。
⑥Analystics
指定サイトのWebアクセス解析を行い、Webサイトの強化を図る。

Webはデータも、システム運用的にも、全てが、デジタル的、定量的に把握される。このため、系統的なアプローチ、具体的な目標数字に基づいた戦略が必要である。既に、勘と度胸のKDDの世界は遠い昔。

Google以外でも、Yahooも同様のツールを持っている。また、ピタゴラスと言うツールは、自社のポジション、キーワードの設定具合など、もすぐに、提示してくれる。
Webマーケティングも、過去の経験よりも、多数存在し始めた上記のようなツールをいかに上手く使いこなすか?の時代になっている。

2009.06.13

生産管理へのシステム化に向けて

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我が家のさつき?も満開です。

滋賀での生産管理関連テーマの研究会も、今月で、3回目となった。

現場ニーズに合わした生産管理システムの追求が今年のテーマである。
参加メンバーからの質問も、多くなり、良い調子である。

今回のテーマは、業務効率化に向けた生産管理システムのアプローチ

事例はN機械㈱様です。
年商約4億円、従業員50名ほどの鋳物加工をベースとする機器部品の製造、加工会社です。
システムをまとめたNさんとシステム構築をしたU社長から生産管理システム導入のポイント、導入時の苦労などについて、2時間ほど、話を聞いた。
結構質問も多く、参加者には、それぞれの気付きがあったのでは、と思う。

①導入のきっかけ
システムが15年以上前に構築され、その時の、ベンダー会社もいなくなり、更新も出来ない状態。また、導入されているパソコンも、かなり古く、現WIN系へのデータ移行も出来ない状況であった。現場では、EXCELベースで、とりあえずの業務には支障ない形で進んでいるものの、ハード入れ替え含めた早急な対応が必要であった。

②導入検討
まずは、パッケージか?システム構築か?の選択があったが、単にパッケージ導入をするには、個人的な業務依存のため、全体をまとめる人とシステム構築の同時並行作業が必要であった。このため、この規模に慣れているU社長のコーディネートへの期待も含めて,支援することになった。

③システム化概要
現在の新システムでも、経理、販売は別で動いており、今回は生産工程中心の構築である。在庫管理、原価管理も旧システムのままであり、全社規模での生産管理システムになるには、あと数年は必要では?と思われる。

④構築上のポイント
今回、メンバーにも参考になる点が、いくつかあったと思う。

1)全社レベルでの問題把握
3ヶ月ほど、関係部門毎のブレーンストーミングを実施し、「何が問題化?何が困っているのか?」を洗い出し、優先付けを実施したこと。
⇒出来れば、このレベルで、業務フローの見直しと経営レベルでの課題、目標設定まで行けば、良いのであったが?

2)効果の出そうなシステム化から全体への推進
とりあえずは、図面管理システムが極めて非効率な状態であり、これを新コピー装置の導入を図ることにより、生産工程に絡んだ図面管理システム化とした。
このための図面作成効率アップと適切な図面配布が可能となった。
⇒まず、早めに導入の効果を見せる点では、非常に良いアプローチであった。

3)現場業務の見える化(工程管理、発注管理など)のためにBOMの再構築を実施
旧システムでは、単なる部品表であったが、スケジューリングの効率化含めて、工程順序、構成品データ(中間製品化)を加えた新BOMを全面作成(約6000ほど)
⇒これは、中々、大変な決断である。

4)現場実績のリアル管理
日報作成については、工程管理の全社把握、顧客への対応力アップなどの点から、タッチパネルタイプの端末を導入した。当初、現場からの反発があったようであるが、会社方針として、進めたが、結果的には、かなり好評のようである。
⇒会社全体の効果が、または、方針が明確であれば、社員にも、従わせることは肝要。

5)使ってもらうための工夫、対応
先ほどの現場端末の入力項目、作業指示書の徹底的な現場要求への対応を実施した。
⇒現場は保守的であり、今までのやり方が最善と思っている?ものであり、4)のような会社方針からずれない限りは、現場での使いやすさ、違和感のないインターフェースは出来る限り死守する。

6)今回導入の最大のポイント
今回はN機械のNさんがシステムのことはあまりわからないもの、社内のまとめを全て引き受け、業務上のトラブル、対応課題は、社内でキチンと対応したこと。
そして、経験豊富なU社長を上手く使ったことにあるのでは?と思う。社長には、申し訳ないが、システム屋が、全てをわかると言っても、業務の深さまでは、分からない。
今回は、NさんーU社長の絶妙コンビがスムースなシステム化の最大のポイントではないか?と思う。

多くの中小企業の生産管理システムの現状は、今回のN機械様と、あまり状況は違わない。1度入れたシステムは、ぎりぎりまで使う。そして、必要に応じて、入れていくため、全体から見ると非常にバラバラで、人のスキルとシステムの持つ能力を中途半端に使っている。もったいない話である。
ただ、今回のN機械の場合は、過去のことは別として、Nさんの頑張りとスキルアップで、上手く進化するシステムになるのでは、と期待している。
何処にも、Nさんのような人がいると、中小企業のシステム化ももっと進むのでは?と思う今回の事例検討会であった。

2009.06.06

ブログからビジネスブログへの進化

Gazeplot


人の眼は、このように動く??


ブログは個人的な意見、思いを広く伝えるには、これほど良いコミュニケーションツールはない。
しかし、これをビジネスブログとして、活用するとなるともう1段上の手法、考え、熱意が必要となる。
ブログとビジネスブログには、この点で、大きな差がある。

今、地域企業、商店メンバーへのビジネスブログセミナーを開催している。
皆さん、熱心だが、ビジネスブログへの取り組みは、、、、、チョッと苦労している。
しかし、Webマーケティングの活用として、ブログを基本とした顧客対応、営業力アップには、その簡易性、SEOへの馴染みのよさに加えてトラックバック/RSSなどの仕掛けによる顧客、社員含めたつながり力の良さは、中小企業のソリューションとしてはかなり有効なのだが、、、、、。
各企業では、まだまだ、十分なる理解を得ていないようである。

各企業経営者も以下のような流れを理解してもらい、是非、営業力アップに活用してもらいたい。
まずは、顧客の仮説化
①主たる目的(誰に)とターゲットの設定
 ブログは他のメディアとの連携が重要であり、従来のWebサイト以上に、ターゲットの絞込みが重要です。
②ライター(誰が)の設定
 ブログは、個人の参加、発表が容易であることから、「誰が」書くのかが、重要です。
 以下のポイントで、設定する必要があります。
 ・そのテーマに対してキチンと語れる人
 ・継続的に読者との会話が出来る人
 ・頻繁に更新出来る人(意欲、時間ふくめて)
③テーマ(何を)と獲得目標の設定
 特に、獲得目標は何なのか?商品販売か?会社のPRか?ファン作りか?
④機能の設定
 双方向性の仕掛け、メインテーマからサブへの流れ付け(ポジショニング)など
そして、サイトとしてのシナリオ化
⑤コンテンツ
 ブログは情報の鮮度がポイント。一定周期の更新が必要です。
 内容は、「誰に」「何を」により題材の設定を行う。
 題材 現場の声、顧客の声、小さな話題、気になる雑談。
     製品紹介、社員紹介だが、チョット良い点、面白い点、裏話など
     ビジュアル素材の活用(イメージ、写真、動画)
⑥記事のタイミング
 読み続けてもらうための仕掛け作りが必要。
 以下のポイントで、設定する必要があります。
 ・季節性をベースとした記事
 ・イベント、セミナーなどと連動した即時性
 ・カテゴリによる記事の分類とバリエーション作り
 ・流れの意識(起承転結、連続記事化、序破急)
⑦画面変化(デザイン)
 ・トップバナーは全体のアイキャッチ
 ・サイドバーの表示(サブコンテンツ配置、カラム設定)
そして、自社サイトへの誘導
ブログは、コメント機能、RSS機能、トラックバック機能を活用し、更なるマーケティング力アップを図っている。
⑧口コミの可視化
 メインブロガー(インフレエンサー)の把握とニュースソースの特定により、情報拡大の流れを把握する。
⇒「Technorati」の活用
・検索(キーワード、URLを含むエントリの表示とブログの被リンク数の表示が可能)
・トップニュース
・ウォッチリスト(設定されたキーワードを含むエントリがあるとRSS発信により、連絡)
・ダイナミックランキング(ブログにジェネレイトされたリンク数により、リアルにランキング化)
⑨トラックバック活用
 トラックバックの情報を集約する事により、個々の傾向と全体の動きを表示する。
・ケンプロ
・オンライン書店ビーケーワン
・Blogpeople
  ある設定したテーマにトラックバックで、コメントする。
これらを上手く使いこなし、継続的なシツコサで、まとめていくと、それなりのWeb活用効果が出てくるはず。

2009.05.31

Webマーケティングへの誘い

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山の深き緑に合わせ、田んぼには、小さなお米たちが植えられました。


製造関連企業のIT化支援をしていると要望の強いのが、営業力拡大と生産力強化の2つである。
そのような流れもあり、今年度は、滋賀での生産管理システムの深堀と京都では、Webマーケティングの活用をテーマに、色々とやっている。
特に、Webマーケティングは、Webサイトを作れば、結構、やっていると思っている企業トップが多いようで?頑張っている企業との大きな格差を感ずる。
Webサイトは、企業内の再構築、再定義の結果として、あるべきなのだが?多くは、Webサイトを担当ベースで実施させて終わり?しかし、Web営業として、毎年の実績と伸び率を示しいている頑張っている企業は、まず、社内の再構築がありき、その結果をWebサイト化している。そのアプローチに安易さはない。取り組みの意識と行動が大分違う。
まず、進めるにあたり、自社の進むべき方向性の明確化、再確認が必要である。
そのためには、それなりのメンバーによる横断的プロジェクト化と経営戦略策定そして、IT化戦略化策定が必要不可欠な行動ではないか?結果を出している企業は、概ねこの流れを踏襲している。
安易なWebサイト化には、結果は伴わない。
そして、Webマーケティング推進においても、以下の4Cを意識して、Web戦略を策定する必要がある。
1)顧客は?
■自社の想定する顧客をまず、絞り込む
 経営戦略に沿った顧客層は?
 従来のレピート客、新規分野からの顧客、現顧客の拡大
①現在の顧客の分析
  当社、当社製品の魅力は?
②Webアンケート活用
  専門企業への依頼
③技術関連サイトからの情報収集
  検索による関連企業情報収集
④顧客行動パターンの把握
  グループインタビューによる改善
2)競合他社は?
ベストプラクティスとしてのアプローチ
■Web上での他社の情報収集が重要
 自社の想定する顧客に対する他社の活動を把握する。
①想定キーワード、ビジネスエリアでの検索情報化
②想定競合状況
  強みは?営業施策は?
③想定競合のサイト状況把握
  キラーコンテンツ、導線、設定キーワード
④競合サイトへのトラフィック状況
3)自社は?
■Web上での自社の把握が必要
①自社、自社製品認知度の把握
  検索レベルでの状況は?
  ビッグキーワードでの検索順位は?
②自社サイトの分析
  見易さ、使いやすさ、キーワード分析。
  サイトユーザビリティは?
③自社の強み、売りの創出
  無ければ、創り出す
④優位点の創出
  Web上でのブランド化、SEOの上位化、デザイン、納期、 
4)市場環境は?
■市場環境の変化に対して自社のセンスアップが必要
①Webソリューションの的確な活用
  多種多様なソリューションの把握
②自社業界の先行き感
③関係する一般消費者動向

Webマーケティングでも、戦略化、企画化、開発、運用、運営のフェーズは必須である。
しかし、結果の出ていない多くの企業では、Web開発のみで、終わっている。また、私が支援している企業の顧客のほとんどは、一般企業である。B2Bが基本である。
Webサイトを担当程度に任した企業のサイトは、上の4Cの意識不足もあるが、また、顧客想定が不十分な点から、多くのWeb会社が喧伝するB2Cアプローチでサイト構築をしている。初めから、大きな間違いがあるようである。

いずれにしろ、Webサイト構築も、経営トップの意識改革が必須である。

2009.05.23

生産管理を更に深く!!

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我が家のも小さなバラ、一輪。
綺麗ですが、棘もあるようで!


滋賀で開催している情報システム研究会、本年度は生産管理システムについて「基本スキル的内容、頑張っている先進事例、企業システム会社メンバーからの話」などを中心に気付きになりそうな情報提供をして行きたいと思っている。
今回のテーマは「生産現場を活かす情報システムのあり方」について。
「全社見直しのスタンス」「現場を把握するための基本スキル」の2点を中心に、2時間ほどお話をした。
①まずは、自社全体を見直し、業務分析を行うことが必要であることの再認識
 部門的な改善では、結果的に費用効果の少ないものになる。
②生産現場を活かすための基本的なスキル、項目について理解し、自身のスキルアップ
を図るための気付きを与える。
説明のポイント
①全社把握の手法としては、
SWOT分析、戦略マップ化、そしてTOC理論の適用などがある。
昨年のテーマであったシステム企画の流れを実施することも重要。
(現状ビジネス機能関連、新ビジネス連携、新ビジネスプロセス構成、新機能関連などを作りこむ)
②先進事例紹介
日本ジャバラ(全員参加の事業計画化)、東洋ボディ(平準化を目指した顧客も巻き込んだシステム化)、堀内機械(小口短納期という今までとまったく違う経営戦略実現のための自社開発化)、など11例について説明した。
共通的には、
・明確な経営戦略策定
・それを実現するための業務プロセスの見直し
・徹底的なシステム化と組織の再整備
③生産管理システム化へのポイント
・平準化推進のためのリードタイムの短縮化
・スケジューリングの実施
・生産手法の最適適用化
システムを構築するメンバーとしても、リードタイムの把握、スケジューリングの具体的な実施策、在庫制御について基本的なポイントを理解し、システム化への反映を行う必要がある。
④システム化概論
要求分析での実施ポイント、要件定義での確認事項についてまとめてみた。
また、これらには、暗黙知情報や各項目での変動状況の把握も必要である。
・MRPの概要
・BOMの概要と構築上のポイント
・スケジューリングの現場対応、基本手順
・APSの導入ポイント
・在庫管理でのポイント
今後のスキルアップ化ポイントとして、概要を説明した。

次回以降は、頑張っている企業担当、SE会社などから具体事例を盛り込んで検討を進めて行きたい。
参加メンバーからも、具体的な現場での課題、問題について、色々と出てきた。参加者で共有を図り、更に、自社のシステム化への気付きとなれば、この3時間も有益と思う。

2009.05.16

売ることの難しさ

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琵琶湖は広い、深い。

20社ほどが参加しているマーケティング研究会のコーディネートをしている。
この研究会、私自身はまだ1年ほどの参加であるが、結構活動期間は長いようである。
今回は、京都の繊維加工会社のトップから、自社の戦略、今後の進むべき方向などについて、お話を聞き、参加者で、今後の戦略などについて討議をした。
縮退する業界での生き残りは中々に、難しい。西陣などの伝統的な業界も1/4以下の売り上げであり、アパレル系でも有力な企業の撤退もある。また、中小規模事業者でも、単に下請けで事業継続を図るのは無理な情勢である。
参加者のコメントをまとめると以下の4つほどになった。
・直売比率のアップを図る。当面は、OEMのビジネスをベースには考える。
・1個作りの徹底(今の強みの強化)
・ブランド力のアップ(他の企業とのコラボ)
・オリジナルな商品開発(30代以上のミセスを中心とするコアな顧客の開拓

参加者も発表者も個々の内容はともかく、お互い、売ることへの再認識になったのでは?と思う。

他社の事例でも、同じような環境で、色々と頑張っている企業もある。
・Tシャツに特化し、国産素材による高級品を主商品として伸びている企業
・Webでの受注にのみ専業化し、徹底的なWeb2.0のソリューションを活用して、下請けから自主ブランドを確立した企業
・多種少量から大ロットまでを短納期で対応可能とするため、機械化とグループ化の推進に重点を置き、倒産寸前から50億以上の売り上げになった企業
全て繊維業界の企業である。
共通している点は、
・自社の強みの徹底追求
・Webの徹底活用
・明確な経営ビジョンとその実現のためのシツコサ、継続力

「ミセスに合う高級感のある服の提供を目指す」
テーマを明確にし、想定顧客の仮説を何回かのPDCAにて、有力顧客を探し当てる。
京都という風土、文化、伝統を形成する技術、使える知恵とネットワークは多い。
楽しみなことである。

2009.05.09

行動改革、意識改革、この難しきもの!

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山の緑も深まり、麓では、田にも、緑が色づきました。

それは、ちょっと無理では?
私の経験からすれば、、、、
そのやり方は今までのと違う!!

企業支援、戦略策定などを企業トップとやって行くと良く出てくる言葉である。
人の意識を縛る足枷は、結構重たく、変えるのは難しい。

これをシステム的に新しい場、世界、モデルを創っていくには、5つの能力が必要とされている。
①影響力の理解
自分の行動パターン、考え方などに影響を及ぼしているものを理解する能力
②拡散的思考
正しい答えを複数見つけるのに、必要な能力
③収鹸的思考
関連データを整理統合化し、選択の優先度をつける能力
④地図作成能力
未来への道筋をキチンと示す能力
⑤表現力
将来の姿を言葉、イメージで、キチンと表現できる能力

そして、自分になければ、組織としては、そのような人を探す必要がある。
これには、4つのメンバーに期待をしたい。
①その組織に初めて参加した人々
組織内のやり方、考え方を一応、わかった人は特に、有効である。更地で評価できる。
②違う分野で経験をつんだ人
シニア含めた経験者の知恵が活かせる。
③組織での1匹オオカミ
組織の足枷に殉じていない。自由な発想がある。
④なんでも深堀する人
ともかく自分の納得が優先

いずれも、その文化、風土、慣習にこだわりがない人である。
過去にも、ビジネスの世界では、大きな変化を起こしたいくつもの事例がある。
・鉄鋼業界でのミニミル
・小額ローンが貧困層を救う
・パソコンの開発、、、、、、、、、、、など

以前にも書いたフラット化、ソーシャル化の進展は、各人の拠って立つ社会、組織、グループにも、大きな変化を
もたらしている。また、もたらすべく活動している人々の大きな駆動力となっている。
全世界を!、日本中を!という大層な思いはなくなりつつあるが、自分の周辺となる地域、コミュニティでは、少しでも、この動きに合わして、今の活動を更に、加速して行きたい。

同様な活動をしている多くの人も同じである。
是非、変革的意識の中で、新しい自分をみつけて欲しい。

2009.05.01

頑張る中小企業その3

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我が家の牡丹、満開。

色々と頑張っている企業を訪問し。各社の知恵を直に、聞くのは、楽しい。
京都の北部で、油圧シリンダーを作り続けている企業を訪問した。
ニッチな業界ではあるが、競争も激しく、受注にて、高価な1億円もするシリンダーを中心に、作ってきたのであるが、中々、厳しく、5年ほど前に、1商談数万円の受注をベースに数量的な対応にそのビジネスモデルを変えたとのこと。
多品種少量、そして、短納期化の実現。
その仕掛けとは、
①営業から設計、製造、販売の統合化
基本的には、全て、自社開発とのこと。生産管理の部品表作成は営業入力の時点から反映させていくという管理部門が頑張って面倒見ていく方法ではない。発生元入力という基本スタイルをとっている。
②CAD化による図面作業の大幅な短縮
 CADシステムとのデータ連携を考えており、これも、専任の図面化メンバーがいるわけではない。ただ、特注品
 については、設計部門が作成対応する。
③営業の受注入力を即時製造部門に流すリードタイムの短縮化
 受注オーダから生産計画化し、製造指示書、現品票を発行させず、直接処理工程に指示が出る。
④Webからの受注化(CADデータの自動生成)
 ②の仕掛けを顧客向けのWebシステムに組み込み図面化、製造指示化を行う。

ちょっと驚きが、基本仕様化のための全社プロジェクトなどはなし。システム室長が全てを半年でまとめ、現場はそれに追従した。現場の業務をキチンと見直し、あるべき姿をまとめてから、、、、等というITC的アプローチはなしであった。
CAD図面をベースに顧客ー営業の受注対応とそれによる生産計画反映の早さ、精度を要求される部品表への反映(管理部門でのデータ管理の手間を大きく省く)、一元化された製造番号での管理など、色々な工夫が見られる。
何を自社の最優先課題として、その実現に向けて、自社全体の流れを創り上げていくか?
従来の生産管理の発想を顧客から、各指示書発行の取りやめ、部品表作成の同時化、業務フロー(手順)の柔軟性アップなど
納期優先というテーマにあわしたシステム作りであるが、これもまた、生産管理を上手く作り上げるヒントではないか。

2009.04.25

今、我々は何処に?

我が家のサクランボの花、結構こじんまり咲いてます。
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ある調査グループによると、劇的な業界変化に対しては3つのフェーズがあるとのこと。

第1フェーズは、イノベーションと呼ばれる技術、サービス変化が出てくる。ITの世界では、大型計算機という集中型の処理装置が、サーバーの出現、そして、パソコンという個人レベルの装置の出現で、世界中からなくなると騒がれた時期があったが、それが、第1フェーズ。
第2フェーズは大型計算機とサーバーが呉越同舟の形で、しばらく過渡的な状態を保つ時期。
そして、第3フェーズが大型計算機が大きく姿を消して行く時期。

どのような業界もあるイノベーションの先例の中で、このような流れになるとのこと。
私自身が長らく過ごした世界であり、感覚的にも、納得できる事象ではある。

インターネットが世の中の仕組みを変えると喧伝されたのが、10数年前。1990年代の後半である。
確かに、すぐにでも、インターネットが広がり、我々の生活の多くが変わる?とあった。
しかし、まだ、旧態のサービスも多くあり、Web2.0として多くの人は、社会的な参加も始まっている。
まさに、第2フェーズが始まっている。

ビジネスの立場では、第2フェーズの始まるぐらいに、第3フェーズの絵姿を見て、動かないと、既に、負け犬のレベルでもある。
特に、アメリカでのWeb関連サービスを見ていると既に、第2フェーズも中間に来ているのでは?との思いもある。
SaaSからクラウドへ、そして、主役の軸も、大企業、国レベルのマクロ的、権威主義的レベルから徐々に、一般大衆にその軸を移しつつあるのではないか?

その端緒となるのが、5年ほど前のWeb2.0に総称される新しいビジネスルールの出現であろう。
まだ、日本企業の多くは、このルールの変化に気付かず、Web活用はしているものの、そのスタイルは、上位下達のままである。

クラウドソーシングという言葉がある。
従来のアウトソーシングではあるが、大きく違う点は、どのリソースを活用するか?の点にある。
顧客同士の知恵の活用、ファンによる宣伝活動、コミュニティによる投資化、、、、、、、、。
顧客開拓から自社製品開発まで。
大企業が自社のリソースを活かして、ビジネスの優位性を図るのも、第2フェーズのビジネスとしては、まだ、いけるのかもしれない。しかし、この変化に応じたビジネス活動の再構築を進める企業は、その規模に関わらず、新しい勝者となりうる。
その仕掛け、どうできるか?
多くの中小企業では、未だ大企業の人と資金力に勝てない?との思いこみがある。
しかし、元気な企業は、このクラウド的な要素を積極的に取り入れ、順調な売り上げを図っている企業も少なくない。まずは、どこに、自社がいて、どこに、自社支援のクラウド的ポイントがあるのか?
その試行錯誤が実を結ぶ時代になりつつあるのではないか。

2009.04.18

誰が世界を変えるのか!!

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「誰が世界を変えるのか」という本があります。
ソーシャルイノベーションの事例を扱った内容ではあるが、これが、ビジネスの基本にも触れ、中々、面白い。
様々な変化を止むを得ず、積極的に、流れの中で、実現し、新しい変化を創り出した人々の記録でもある。
・ブラジルのAIDS患者の劇的な低下に関わった人々
・ギャング、麻薬密売人などが横行した町ボストンを住み易い普通の町に変えた牧師達
・貧困のバングラディシュの人々を救うために救民のための銀行を作った経済学者
・小さな障害者支援団体を国の行政までを動かすまでに発展させたNPOメンバー
・娘の死から全米の飲酒運転撲滅に乗り出した母親

通常のビジネスイノベーションとは違う地域住民、下層社会、障害者、社会的弱者などの関係者を中心とした成功事例ではあり、地域活性化などを目的とした地域コーディネータを担う?自分にとっても非常に感銘の深いものではあるが、この本での興味ポイントは、ちょっと違っていた。
以下の内容がビジネスアプローチの点からも、極めて示唆に富む指摘があったからである。

①ティッピング・ポイント(転換点)という面白い現象
あるコミュニティでのレベルアップがスキルのあるメンバーが5%で大きく変わる。
例えば、麻薬や盗みなどのトラブルの多い地域でも、良識ある中流家庭が5%となると住み易い町に変化して行く など。ただし、この数字が5%以上となっても、それ以上の変化はない。

②ストレンジアトラクタという不可思議な動き
複雑系を形成するルールの1つとして、群れの行動パターンが3、4点のルールに支配される。
例えば、群れを組む鳥は、
他の鳥と最小距離を保つ、近くの鳥と同じ速度を保つ、群れの中心方向に進むの3つのルールで行動することになる。これは、集団となった人間でも同じようになる。
複雑系では、関係性が極めて重要な要素である。

③レジリエンス(復元力)
大きな変化を経験しても、元の状態を保つ能力。
ある国、社会、コミュニティでも良いが、外部的な要因で、体制、ルール、機能を変えても、本質的な志向、動きは
内在される。企業が事業転換を図っても、その企業風土を変えられず、苦労することに通じているのでは。

④フロー体験
人の創造活動、などで、心身が完全に機能して、全能力が発揮されている状態。また、これは、集団の中での目的、目標が共有される場合にも、発生するとのこと。

いずれも、ビジネスの世界のようなやや、限定された人々の関係性よりも多い社会的活動に対しての現象である。であれば、ビジネスの中での活用は、更に容易になるのでは?
中々、示唆の多い本である。是非、ご一読を!!!

2009.04.11

クラウド化し、フラット化する世界

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世界的には、2000年から私の感覚では、2005年ぐらい?から、世界的には、フラット化し、そして、情報化の世界では、更に、クラウド化しつつある世界。
トーマス・フリードマンの著作、ニコラス・カーの著作では、世界的な情報収集とマクロ的な視点から、明確な方向性となっているが、まだまだ、そこまで、感じられない関西の片隅である。

しかし、その変化は間違いなく、押し寄せてきている。
卑近な例でも、私自身の仕事がそうである。10年程前には、机の前に座っていたのでは、多分、仕事にならなかったであろうコンサル的な仕事も、今は、メールとサイト、で、概ねは片付く。そして、顔をつき合わした打ち合わせは、大分少なくなっている。
オーストラリアの新しい事業展開も、この変化なしには、考えられなかった。

フラット化の主要な要因は、
・ベルリンの壁とそれに続く政治的、ビジネス的な変化の顕著化
・インターネットの普及と接続の自由時代化
・共同作業化を可能としたインフラとソフトの高度化
・アップローディング⇒みんなの知恵を活かせるコミュニティの進化
・アウトソーシングの拡大と水平化としてのインソーシング
・サプライチェーンの進化
・インフォーミング化の進化⇒グーグル化
などがある。
そして、このフラットの流れを明確に意識し、新しいプラットフォームを創り上げている国、企業が大きく進展しつつある。
その実現ポイントは、
①フラット要因を利活用できるプラットフォーム
②プラットフォームを徹底活用し、イノベーションを誘発するための教育の活発化
③これらの動きを最大限に引き出すための統括体制

2000年後半から始まったeジャパン計画は、まさに、それに合致した国としての戦略であった。
①は確かに、進んだ。今でも、世界有数の高速低価格なインフラを拡大進化させている。しかし、
②、③は国全体としての統括責任者が不在(いるにはいるようであるが、、、、いるとは思えない人々がいる)の状況では、あまり、望めない。

政治、ビジネスの世界でのこのフラット化により現出した世界をより効率的に利活用するプレイヤーの存在がする。そして、さらに創り出す事が、肝要である。
中小企業といえども、例外ではない。しかし、いまだ、意識も蚊帳の外の人が多い。
既に、中国、インドにいる人々含め約30億人の新しいプレイヤーが我々の既存世界、ビジネスの世界に流れ込んで来ている。
②、③の不備を国の責任と片付けるのは、容易いが、我々の持っている力(個人スキル、人脈、問題意識などなど)で、補完は出来る。
地方の小さな活動でも、世界的な流れになるのも、また、このフラット化した世界の特長でもある。
とりあえず、出来るところから、是非、、、、。

2009.04.04

自社拡大に向けて(現場的マーケティング化)

いよいよ、新年度開始。我が家のツバキ?も満開。
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京都で頑張っているマーケティング研究会も、本年度は、参加メンバー各社の自社拡大を目指した活動を更に、進めるとのこと。
そこで、私自身が、現場的に実施しているマーケティングの手法についても、簡単に述べることに。
今までの整理も含めて、ちょうど良いと思ったが?
以下の5つについて、何をしたいか?に合わせ上手く使い分けると効果があると思います。

①自社の見直しは大切である。
SWOT分析という手法で、自社の強み、弱み、脅威、機会という4つのカテゴリーで皆さんの感じていることを見える形にまとめていく。簡単ではあるが、企業トップ含めてあまりやられていない。
俺は、会社の全部を分かっている?忙しくてそんな暇なことをやっている時間はない?どうせ、やっても、その場かぎり?などなど。
でも、業務分析などで、社長に御社の強みは?と聞いても、、、、、、、、、、。
3年に一度ぐらいは、やるべきと思いますが???
社員とのコミュニケーションアップ、思いついていない気付き、等結構、収穫はあると思いますが。

②さらに、自社と顧客のつながりを理解するには、BSC(バランススコアカード)をベースとした戦略マップ作り
「財務関連、顧客、業務、組織/社員」の4つのカテゴリーに分けた課題、行動項目を目標と結果の流れにあわし、さらに、深掘りする。一般には、営業利益/売上アップと生産力強化の最終目的に社内組織、業務の見直し、顧客との関係強化をどのように実施していくか?が流れの中で、明確になっていく。ここから、自社拡大のために、まず、何を課題として実施していくか決めていけるのである。

③競合他社とは違う市場、顧客の創出
現在の対応している顧客層、市場にとって不用な点、または、追加すべき点を中心に、多くの他社が頑張っている市場とは違う市場を作り上げる。例えば、BOOK-OFFがその手法で、新しい市場を作り上げた。従来の古色蒼然とした古本とは違う小奇麗な古本屋を目指したのである。

④事業軸の見直し
見えていない顧客を見える形にする手法として、
・代替ビジネス化
・ビジネスモデルそのものの転換
・買い手グループの再定義
・補完サービスの見直し
・志向の変化
・時間軸への同期化
自社の事業が上記の6つのいずれかに合うか?新しい顧客が見えてくるのでは?

⑤市場環境の変化への対応
インターネットの拡大は従来の4Pから
・顧客価値・顧客コスト・利便性・コミュニケーションへ移行しつつある。
市場は大きく変わりつつあるのだ。

   

2009.03.29

ブログのビジネス活用

ブログはWeb2.0のコア的なコミュニケーションインフラとして既に2000万人近くが何らかの形で活用している。
既に、有力なビジネスのソリューションでもある。
ケータイがつながりのコアとして、若者の必須となっているほどではないが、人とのつながりを加速させていることの重要な要素であることは間違いない。
また、ブログの世界的な状況を把握しているTechnoratiの報告でも、日本語でのブログシェアは世界で一番とのこと。
ビジネスでも、ブログ形式のサイトが大分、多くなって来ているのは、その証左でもあろうか。
ブログの特徴である
・簡単にWeb上での展開が可能(ワープロ感覚でサイトが開設できる)
・コメント、トラックバックなどによる積極的なコミュニケーションへの対応が可能
・SEOにおける対応度の高さ(単なるHTMLのサイトよりも検索されやすい)
を活かして、企業の規模とは関係なく、活用されるべきである。
しかし、ブログを上手く使いこなしているのは、所謂、大企業である。

ブログのコミュニケーションの良さを活かし、CGMという形で、消費者の思い、意見を上手く収集し、製品への忠実度を高めているのは、多くは、日産、パナソニック、ワコール、など消費者向けの大企業である。

数は多くないものの、中小企業でも、特に、センスの高い若い経営者が主導しいている会社では、自社のPRとビジネス展開、そして、社内メンバーへの意識改革をあわせ、上手く使いこなしている企業もある。
福井の数10人のメッキ会社、富山のアパレル会社、国産素材に拘るTシャツメーカ、そして、京都では、工具の販社など。

ブログのコミュニティ化、ポータル化への馴染みの良さを活用したブログポータルサイトとそのサイト内からの沖縄、他各地の地元特産品の個別商品の売り上げアップ、地域の活性化を促進している浜松地域などブログの特徴を上手く活かした商売も盛んである。
RSSというブログの記事を投稿する毎にその紹介内容を発信する仕掛けを使い、メールとはまた違う顧客アプローチで、成果を上げている情報系の中小ベンダー。トラックバックを使いこなしている健康食品会社。

ブログの特性を活かせば、一般の中小製造業でも十分に自社のビジネスに活かせるはず。
良いものを安く
と愚直に進めるのも、大切な経営のビジョンかもしれないが、環境の流れの中で、自社を活かすのも、また、経営の1つと思われるのだが?

2009.03.22

IT人材育成

ITを活用したビジネスイノベーションって?

情報の持つ力を信じて徹底した情報活用の組織つくりとシステム作りが企業間の大きな格差を生み出しているのは、自明の理のようであるが、実際の状況を見ると中々、、、、のようである。
ITを何かの便利なツールとして考えている企業トップの組織は概ね????、また、ITを中心とする情報化よりも、人をベースとする情報化(IT化ではなく)を進めている企業の状況も、??????。
過日、ITを中心とする人材活用を推進しているグループのまとめの方と色々とお話が出来た。

初めの課題について、2点について考える必要があるとのこと。
・ビジネスモデルそのものの変革
・ビジネスプロセスの変革
ITに関連するメンバーに期待されるのは、後者である。

前者は、経営者の専任事項との意識があるようで、当然かもしれない。
しかし、中小企業の場合は、少し違うような気もする。
ビジネスモデルの変革を意図すれば、必然的に、ビジネスプロセスの変革を目指す必要があり、これを一体として進めることが特に、肝要である。
即ち、不足している人材能力では、
・IT戦略策定などの企画力
・業務改善の見通し力
が今後の重要な課題となる。
ITの個々の技術を研鑽し、必要部門から重用されるのでは、これからの企業の必要とする要望には、応えられない人となる。
最近、JUASという団体がまとめたUISS(情報システムユーザースキル)は、それを反映してか、事業戦略策定をベースとしたIT化戦略策定から保守までを総合的に見渡せるITガバナンス機能の向上を目指した内容となっている。
・組織力強化のベース作り
・IT化に関する組織、人材の役割、キャリアパス化
・システムベンダーへの発注時の活用
また、個々のテーマでも、最近のシステム関連メンバーで人気のあるのは、
・ロジカルシンキング
・聞く力、話す力
など人間力的なスキルのテーマが多いとのこと。

2009.03.15

携帯からケータイへ

携帯電話も既に、1億台を越す普及。
1人で2,3台を使い分ける時代となってきた。
そして、Web2.0と称される1億総評論家、ご意見番の時代。
、、、、どうも、ケータイを扱う10代、20代はちょっと趣が違うようである。
ある若い世代への「ケータイへの思い」に対するアンケートでは、
・神
・家族
・友達
・つながり
などの言葉が出てきているとのこと。
確かに、電車の中での多くの姿に見られるケータイへの没入はちょっと異常?と思うのは、年寄りの証左??

つながり合う世界への大きな入り口。
ネットワークの世界では、全体使用数の3割から4割を越せば、加速度的に、その範囲は広がるとのこと。
既に、伝える道具であった携帯電話から存在確認としての一部にケータイはなっているようである。
既に、ビジネスでのツールから大きくはみ出している。

パブリックドメインにポジショニングされてきたケータイ。
しかし、子供への悪影響、犯罪の防止などという論議が一利百害のように語られる日本では、少し様相も違う。
文化の担い手からなにかダークな世界への入り口?
また、Web2.0と称される新しい文化への成熟化に向けては、それを育て、発展させていくという方向が見えない日本のコミュニケーションの姿では、単なる無責任な放言の場、勝手な自己主張の場となっている。
知恵を活かせる新しい場となれるか?
そのような流れの中では、ケータイもまた、単なるつなぎの道具となる可能性も高い。

今、ユビキタスの実現として、全国のネットに関心の高いグループが色々なサービスの提供を試行している。
・地域内での情報の交換
・関連映像配信
・観光情報の提供
・あるエリア(キャンパス内、商店街)内での情報配信
など
色々と試験実施されているようである。
キーワードは「地域活性化」。
20011年からは、本格的に開始されるようであるが、先ほどのケータイと同じく道具との認識では、その結果は
見えている。
地域の人々との新しいつなぎの世界つくりとなるのであれば、極めて大きな潜在力を持つ。
是非、考えて行きたいことでもある。

2009.03.08

あなたの夢を!起業塾ありました。

本日、午後から6時半過ぎまで、起業志望者、起業初心者が13名ほど集まり、草津で、起業塾が開かれた。
少ないともいえないが、多いとも言えない?しかし、やる気のある方々である。
テーマは、
・起業の心構え
・ビジネスプラン化へのアプローチ
・会社設立の準備とは?
・会社設立後の対応
・上手に行政の力を借りるには?
・インキュベーション施設について
5時間以上のハードな講義ではあったが、皆さん、元気であった。

私も、「ビジネスプラン化へのアプローチ」で1時間弱、今までの経験を含め、ちょっとお話させてもらった。
私の起業でのポイントは、3つあると思っている。
①ビジネスモデル(プランでも良いが)は時代の要請を受けたものであるか、もしくは受けるように仕組んでいるか
 過去のいくつか実施した起業化では、時代の激変に、翻弄された。
②ビジネスモデル(プラン)は深さが必要であること。
 深さとは、モデルの反復確認、レベルアップ、プロトモデルでの確認など、具体化への対応
③自己発信力のアップ
 ややもすると、ITオタク的に、内なる活動に身を任せる傾向も結構ある?
④人脈の徹底拡大
 リアル、Web活用、いずれにおいても、支援者、メンター、仲間、様々な形で、自分につながりをつけることが肝要である。社会学で言う「6次の隔たり」を意識すれば、全世界の人とつながりが出来るのである。

①から④は多くの起業者には、かけている場合が多いようである。
特に、昨今の②の薄さには、ちょっと考えざるを得ない。

最近は、NICE(国レベルで実施されている起業支援ネットワークで、起業に関する情報を集中、共有するバーチャルネットワーク)、ドリームゲート(専門家による企業支援する全国組織)などもあり、10数年前とは、その環境も大きく進歩しているはずであるが、、、、、、。これといった盛り上がりがないのは、歳のせいなのだろうか?


2009.02.28

頑張る中小企業その3

過日、大阪の頑張っている企業を訪問した。
①概要
・工場でよく使う「送風機」を作っています。
「流れ」と「回転機」の技術で、受注から設計、生産までを一貫して行います。
  電動送風機、ミストコレクタ、集塵機など
・売上 69億円(2008年度)
  最近は、売上、利益ともに、毎年10%以上の伸びを示しています。
・社員数 172名
②社長の思い
・買う身になって親切に
・お互いは仲良く楽しく
・仕事はいつも積極的に

工場を歩いた限り、正にこれを有言実行しているように感じた。

③事業展開
・生産革新活動「Beeダッシュプロジェクト」を実施中。その基本は、ベルトコンベア方式から「一人一個流し生産方式」への転換であり、社員の多能工へのスキルアップである。その結果、注文から5日以内での短納期化、在庫金額の大幅な削減(現在の製品在庫レベルは20百万)となった。

・社内の知恵を一元化する「is工房」の設置。顧客からの問合せに迅速に応えるための仕組み作りです。
技術連絡、社内情報、質問事項、等を電子データ化し、若手をベテランレベルに引き上げられるのです。
「is工房」の情報から新製品化されたものもあります。

・豊富な技術情報をデータベース化し、顧客への即時配布を実現しています。また、ホームページで技術情報を公開し、さらなる顧客満足度をアップしています。

いまだ社内情報を公開したら、それを盗用されて、会社の売り上げが落ちると思われている経営者が少なからずいますが、インターネットの拡大は、負の効果よりも正の効果が大きいことを証明しています。
IT百選、IT経営力大賞の各企業の多くは、それを実践して、業績を上げてきました。

以上のITの徹底活用が更なる企業力のアップを図り、顧客、従業員の満足度と意識の向上をもアップさせています。


2009.02.22

頑張る中小企業その2

先日、関西IT百選フォーラムが開催された。
前回のIT経営力大賞は、全国版であるが、これは、IT活用企業の関西版である。
これには、最優秀企業2社と優秀企業7社が選出された。

最優秀企業の2社は、ホテル経営にITを活用し、人間的なホスピタリティと上手く組み合わせて、現在80以上のホテルを展開し、更に、拡大しようとしている元気な企業である。もう1社は、営業支援、技術支援、現場支援、部門連携の全てに、ITを活用し、自社技術レベルのアップと顧客確保の両面に対して、効果的なアプローチを進めている計測メーカである。ここも、売り上げ、利益ともに、右上がりの元気な企業である。

そのほかには、Webの徹底活用から自社のブランドアップ、その結果としての売り上げアップを図っているメッキ企業と衰退産業であるタオル製造の会社もいます。
いずれも、環境の変化をキチンと捉え、Webを活用した顧客ニーズに応える受注化と生産業者含めた企業連携というバックヤードのきちんとした仕組みつくりを作り上げた事業センスがその結果を生み出している。
Webマーケティングがキチンと動くとこれだけの良い結果が出るモデルとしては、今、頑張っている人、これから頑張っていこうとしている経営者には、大いに、参考になるのでは。

私自身のもう1つの大きなテーマである「生産管理システム」の効果的な構築では、「多品種小ロット、ジャストインタイム」の生産管理システムを自社で独自に開発をしたという繊維製品製造メーカが大いに気になる会社であった。一時は、倒産か?までの中で、海外低コスト商品に対抗できる開発力アップ、在庫大幅減などの攻めの経営から生まれたシステム化への思いはかなり強力である。従来の受注生産、補充方式などとは、違うアプローチによるシステムコンセプトとのこと。
是非、教えを請いたいものである。
関西でも、頑張っている元気企業がいるのだ!!

2009.02.15

頑張っている中小企業

ITを活用し、会社の業績をきちんとアップさせている企業を対象としたIT経営力大賞という賞がある。
今年は2回目になるが2月10日発表となった。
技術認定企業も合わせると約150社がITを活用し、組織を活性化し、そして、売上、利益に大いなる結果を残している企業なのである。
400万社以上と呼ばれる中小企業の総数からすれば、微々たる数字かもしれないが、その個々の会社の工夫、実施する努力、社員の熱意、すばらしいものがある。
その共通点を勝手に言わして頂くと、
・経営トップのITに対するきちんとした認識
・具体的な実施に向けての社員一同の思いの一致
・そして継続力
であろうか。

ITを道具という方が多いが、私はちょっと違うと思っている。

一般の道具は、1つの結果を出すように作られており、目的と結果が一致しているが、ITはまず、目的の同期化が必要である。使う人々の目的があっていないと使われない道具になってしまう。今でも、良く聞く話でもある。
形を使う人々の中に、作り上げるプロセスが必要なのである。このプロセスをいい加減やると概ね、うまく動かない。
私自身も、今回を含め、10社近い企業への対応をしてきたが、各社とも、このプロセスを何らかの形で、経験している。今回の会社も、残念ながら入賞は出来なかったが、それぞれに、会社の実情を活かし、一体化を図ってきた。ワークフローを徹底的に使い、社員の情報共通意識化の徹底と業務データの共有化を3年以上続けている。
また、生産管理データを日次レベルできちんと定量把握し、それを社員全員で、共有化して行く。その結果が、毎年1割以上の利益アップとなっている。
既に、各社では、ITがインフラになっており、意識、情報の基盤なのである。
他の各社も、この第1歩を始めてほしい。

2009.02.07

起業への支援

企業のIT化支援は、相変わらずであるが、ここ2週間ほど起業に関する話をする機会が多かった。
・英会話のeラーニング
・シニア向け起業対応
・コミュニティビジネス関連
・ITコンサルとしての起業
など
20年程前に、あるNPOグループからケータイでの外国人支援サイト向け起業から始まり、細く長く、続いている気がする。ビジネスモデルのアイデアで終わったもの、資金のめどが立たず中止したもの、会社業務の形として顧客を巻き込み作ったネット関連の会社など。
今の起業に向けての環境は格段に良くなったが、全体の数字では、新規起業と廃業では、廃業の方が多いとのこと。確かに、私の方にある起業に関する相談も、深さ、真剣さがあまり感じられない。その気で、少し頑張ってインターネットで調べれば分かるような内容が多い。また、ホンの思い付き程度で、何か起業出来そうな思いの方も多いようである。
過去の多くの失敗事例でも、
・補助金頼りで、キチンとしたビジネスモデルが描かれていない。
・思い込み、自惚れで自分の技術を過信
・売る事を基本的に考えていない
・他社での成功事例からその表面的な手法で、成功すると始める
など時間が経過しても、結構同じまま。
確かに、成功事例の中では、
・熱き思いを継続させてきた。
・多様なメンバーとの強力な連携
・ネットワーク作りから面的な広がりを重視
・自分の強みを徹底、追及
がある。
私が少ない経験の中からでも以下の3点はお願いしている。
①まず、全体イメージを1枚の中に、キチンと書き込む。
 関係メンバーとお金の流れが基本的に回るようになっているか?
②1枚事業計画の作成
 ビジネスプラン概要から目的想定顧客、他社、成功要因、簡単な数字案、成功要因など
③環境変化へのセンスアップ
 インターネット拡大、Web2.0への変化、顧客志向の変化など
 最近の変化は、経済、ITなど激変中であるが、これは、自分のやれるビジネスが出てくることでもある。

特に、②は、何回も、それを見ていると、不思議とアイデア、考えの浅さが見えてくる様である。
また、頑張ってもらいたいのは、シニアによる企業、これは、コミュニティビジネスという形が一番望ましいとは、思っているが、中々、思うような動きにはならない。社会企業家というのも、結構、世の中では、言われているようであるが、個人的には、企業のベースが社会への貢献とあれば、社会企業とは何か?今1つ分からない点がある、、、。
是非、何かの起業?を思いのシニアに期待したい。
・思いの可視化、書きつけ?
・自分の棚卸
・人脈の拡大
・仲間作り
そして、起業へとシニアが進むともう少し、日本も活性化するのでは?
欧米でも、住みやすい街は、活性化ありとのこと。Digital Business Ecosystemsの実現もあるかもしれません。

2009.02.01

製造現場の知恵と情報化

今、4社ほどの製造業の会社の情報化のための支援をしている。
ねじ、ワッシャー、プラ成型など様々ではあるが、現場の知恵がそれぞれ活きている。
しかし、それを情報化活用となるとまだまだ、、、、、、、、。
数人のメンバーでものを作るわけではないから、データ、智恵の活用は紙、口から、パソコンへと思うのであるが、
中々、そこまでは、行っていない。

確かに、経理、生産のための手段としての情報化はないとは言えないが、現場に活かされている長年の知恵、技は知恵、データとして、伝わらないと思っている経営者が多いのも、事実である。
伝わらない、人が絶対の仲介と思っている経営者は、まだまだ多い。

でも、長年の作業手順が一番最適と考える根拠は何処にあるのだろうか?
・差立て板での工程管理が月次管理の生産レベルでは、可能な時代から、週次、日次へと時間管理されていくのに、どう上手く対応していくのか?
・スケジューリングについても、製造資源の能力に合し、品目、ロット分割、優先処理などの多様なパラメータに
人力では、自ずと限界がある。
・工程品質も、トラブル、歩留まり低下、不良率アップなどに対して、発生時のリアルな状況から、何週間も過ぎたのちの会議では、どこまで、その本質に迫れるのか?
・オーダ毎の進捗管理は、各現場だけの知恵では、うまく機能しない。

現場力を活かすのは、やはり、現場の持っている知恵を関係者が理解し、自分の作業に活かす工夫。徒弟制度の無くなった時代ではあるが、それに少しでも、変わる手段はある。
■皆の情報と知恵を早くオープンに知らせる。
■出来る限り発生したイベント、チョイ停、トラブル、を早く知らせる仕組み作り。

これを実現できる手段がある時代でもある。

活かすのは、経営者と思うが。でも、これに気づき、自ら率先して、頑張っている経営者もいる。
毎日の原材料をきちんと数量把握し、当日の生産量から、何故、予想数量に達しなかったか?を問う社長。金型製作の作るポイントを皆が見える形にして、若手でも、その精度に近い?スキルへのアップを図る専務。受注品の1つ1つの図面を厳密に管理して、その後の受注に対しても、同じ性能で、生産する会社。
いずれも、人の伝承の限界を踏まえ、情報化という手段で、新しい形を作っていこうと努力している会社である。

今、少しづつ、そのような会社からお話を聞き、そのPRに努めているが、まだまだ、少ない。
製造現場の知恵を活かすシステム作り、是非、進めたい。

2009.01.20

変化する個人、変化する社会

Webマーケティングを活用した営業力拡大、などB2B,B2Cに関わらず、ITを活用したソリューションを提供する場合、ややもすると、社会、個人の動きに目が届きにくくなる。
30年近くをマーケティングではなく、純粋な社会変化を研究しているメンバーのお話を聞いた、うらやましい限りである。
■世代の違い
・昭和20年代 走り続けるがんばり屋⇒なるほど、納得。
・昭和30年代 ブランド好きの消費世代、バブルの良さを謳歌した人々
・昭和40年代 堅実、安定志向。マイペースに小さな家庭を作っていく人。
・昭和50年代 ケータイ、パソコンが当たり前の相互不干渉タイプが多い。

息子の行動が分からない20年、30年世代。
欠乏する社会環境から豊かさを当たり前として享受して行く世界の違いが中々、理解できていない。

■若者の意識
良く聞くが、元気がない、安定志向が強い、根気がないなど。
でも、結構違う面も、持っているようで、、、、
・参考になるモデルがないから本気になれない。
・相談できる場がない。
・単純な仕事を任せるにしても、全体の状況を教えてほしい。
結構、冷静で、客観的な分析力も持っているようである。

■成熟社会では?
・暮らしと仕事の好循環が求められる。
・隙間をつなぐ意識、行動、そして人
・失ったものの再生、再構築

不景気という最大のチャンスが目の前にある。
金権主義的行動への不信化、モノを作る製造業から生活サービスの豊かさを提供する新たなる産業形態の創出
これからの10年、中々、楽しい10年でもある。

■成熟社会での活き方
まずは、大事なモノの再発見。何か、今日までのモノと違う何か?があるようですが。
焦って、新しい何か?見つけるよりも、既にあるモノをつないでいく、行動。
選択肢のある豊かさがあると思っていたが、本当は?とくに、昭和20年代は選択肢のない貧しさの中で、自己の存在と自信を育てた人が多いのでは?
これから10年、そんな時代であるような気もします。

2009.01.10

環境の変化

最近のIT化推進のセミナー、研究会などでWebに絡んだテーマでは、以下の点をポイントにお話させてもらっている。
■ 環境の大きな変化
  2000年頃から社会的インフラとして拡大するインターネット。
  この変化は、Web2.0と言うキーワードで更に深化しています。
最近、クラウド化する世界(ニコラス・カー)を読んだ。技術の進化に伴う社会環境の変化の歴史的な著述とともに、WWWの世界からWeb2.0への進化、それを体現した起業家達の思いはまさに、中々に、楽しい本と思う。■ 変化は変化を呼ぶ 
  この変化で、地域住民、中堅中小企業で何が起こっているのか?
  周辺の事例も多くなってきました、前回の元気企業の内容でも、その変化を確認してもらいます。
  この激変がアメリカ覇権主義の終末?であるように、周辺の主要な変化は感じなくては?
■ 企業としての幅広いWeb活用への理解
   単純に、ホームページを作るだけでは、お客は来ません!サイトのSEO化、CGM促進、コミュ二ティ作り 等など、、、、、でも50代の経営者では、ちょっと無理かも?
 
 以下のポイントを考慮する必要がある。
①サイト力アップ コンテンツ(音声、映像)充実、コンバージョンアップ化(目標設定と分析実施)
              GoogleAnalytics活用。Youyube活用。ポッドキャスティング化。リンク拡大。
②コミュ二ティ化 リアルとWebでの協調が重要。Mixi、などの活用.Youtubeの映像コミ。外部SNS活 
              用。SNSを作る(OpenPNE、サークルモールなど)ブログポータル化もある
③メール、RSS活用 レピータの拡大適切な運用が重要(更新、内容など)
④コンテンツ力アップ 自社ビジネス関連情報と健康関連情報などの発信。サイト力との連携。
              地域コミサイトとの連携
⑤クチコミ力アップ リアル、Web(個人ブログ)での評価アップ アフターフォローの充実。小まめな世話
⑥映像活用 顔の見える対応 Youtubeなど無料サービスの活用

■ Webで売上アップを図る
   自社Webで更なる売上アップを図るための施策について概要を理解してもらいます。
 そのためには、
①顧客 ・自社が想定する顧客は?(誰に来てもらいたいのか?買ってもらいたいのか?
       ・顧客は当社製品にどんな魅力を感じている?
       ・購入に至る最後の一押しでヌケはないか?
②他社 ・最大の競合サイトへのアクセス手法は?
       ・他社の強みは?
       ・サイト内での導線手法は?キラーコンテンツは?
          使用しているキーワードは? 競合サイトの想定。 詳細項目による徹底調査
③自社 ・「自社の強み、自社の売り」の把握は出来ている?飛躍ポイントは?
       ・売上数字の想定(客単価×客数×レピート数)、現状から目標値は?
       ・優位点の実現(情報量、料金、納期、デザイン、知名度、SEO上位化)
客単価×客数の9パターン化。他社に確実に勝る点の実施
④環境 周辺環境の活用
       パブリシティ、メディア、セミナー、口コミ

2009.01.05

元気企業概況

今年の厳しさは、半端ではないとのことだが、こちらも半端ではなく頑張っている会社の検証。
①あるバネの会社
■社長の困りごと
・あらゆる注文に応えるための豊富な材料在庫(「強み」との思い込み)
  ⇒結果的には、過大な在庫による経営資源の非効率化
・「損はしないが、儲からない」
・新規顧客が伸びず、既存顧客に頼った売上の横ばい状態
・技術情報の社内囲い込みのため、技術力のPR出来ず、守りの経営
■対策のポイント⇒Webマーケティングの徹底活用(社長の気付き)
・Web営業のため、少ない経費での、新規顧客開拓
・製品力とサービス情報の徹底した開示、SEOの継続的対応
・Webによる材料在庫情報開示による在庫削減
■成果
新規顧客開拓  数百件(従来は10件程度)
在庫削減  前年度より約2割の削減
②ある送風機の会社
■社長の困りごと
・海外からの低価格品参入
  ⇒送風機の技術的難しさは少ない
・量的拡大が望めない
  ⇒1台からのオーダメード
・差別化の難しさから価格競争におちいり易い
■対策のポイント⇒顧客の要望に早く応えるスピード(社長の決断)
・情報化の強化(情報の受信、処理、発信)
・商品力の強化
  生産改革のプロジェクトチーム結成
・技術情報データベースの構築(ドキュメントの整備)
・相談工房の開設
■成果
・売上アップ(毎年2割ほどの)
・顧客満足度アップ
③あるTシャツメーカ
■社長の困りごと
・海外からの低価格品参入
  ⇒中国産含めて価格的な優位性はなし
・量的拡大が価格競争へ
  ⇒生産規模的に対応不可
■対策のポイント⇒顧客のニーズは多様化、高級化志向
      ハイエンドな感性の国産Tシャツ作り(社長の決断)
・情報化の強化(情報の受信、処理、発信)
     ブログ活用(約50)による自社ブランドの確立
・商品力の強化
     アーティストとの連携
・オーダメイドの受注生産型
■成果
・売上アップ(現在約10億円)
・顧客満足度アップ(レピータが約4割)     
④あるダンボールメーカ
■社長の困りごと
・主たる顧客の製造業の海外進出
  ⇒市場縮退、価格競争の激化
・製紙業界の寡占化
  ⇒原材料の高騰化
■対策のポイント⇒正確な原価把握とコスト競争力強化
      個別原価計算の実現、業務の一貫化
・Web販売の強化
     受注から納品までの進捗管理化
・低価格化への仕組み
     セミオーダ型による高額な抜き型の提供
■成果
・売上アップ(Web売上半分、小企業向けが4割)
・顧客満足度アップ(レピータが2倍以上の伸び
⑤あるねじ販社
■社長の困りごと
・海外からの低価格品参入
  ⇒中国産含めて価格的な優位性はなし
・全体売上の低迷
  ⇒ネジ製造企業からの直販が進む
■対策のポイント⇒顧客のニーズに合わした設計段階からの参加
     ネジ設計力のPR、プレ商談の拡大
・情報化の強化(情報の受信、処理、発信)
     強みを明確にしたサイト作り(ネジ革命)
・業務の効率化
     問い合わせへの即時対応、情報共有化、商談の選別化    
■成果
・売上アップ(毎年2割以上の伸び)
・顧客満足度アップ(顧客数が10倍以上) 
⑥ある金属加工会社
■社長の困りごと
・海外への取引先の移転
  ⇒受注件数の減少
・価格競争の激化
  ⇒大量受注生産でも厳しい採算性
・差別化の難しさから価格競争におちいり易い
■対策のポイント⇒試作加工品へのシフト
          薄板金属加工の強みの徹底PR
・情報化の強化(情報の受信、処理、発信)
       薄板加工技術力を分かりやすく見せる  
・提案力の強化
    色々なアイデアの提案強化  
・顧客優先の意識付けと人材の育成
■成果
・売上アップ(試作加工が4割以上)
・顧客満足度アップ(試作ブランド定着)
⑦あるアパレル製造会社
■社長の困りごと
・海外からの低価格品参入
  ⇒中国産含めて価格的な優位性はなし
・取引先アパレルの海外移転
  ⇒受注量の減少と受注単価の下落
■対策のポイント⇒脱下請けへの経営方針転換
      Web営業による新規顧客の開拓
・情報化の強化(情報の受信、処理、発信)
      Web受注化への生産体制の整備
      ブログ、RSS、ブックマーク、メールマーケ、SNS
・意識改革
      下請け生産からの脱皮     
■成果
・売上アップ(ここ数年は、約2割の増収増益)
・顧客満足度アップ(個人向けが約5割)   

いずれも、自社の業務の見直しとWebの徹底活用で、新しい姿を構築している。  
是非、さらなる飛躍をしてほしいものである。

2008.12.30

ITシステムを上手く動かすには?

先ほど、システム構築企画案がとりあえず、出来上がった。色々な情報からそのお客さんにとって一番よいと思われる提案?は中々、難しい。今年中にとりあえず、1案が出来上がった感じ。

IT構築の世界と言うと先端のようだが、内実は、ビルを建てる建築現場と同じ。最近は、3Kにも、上がっているようで。ただし、ビル建設に失敗は許されないが、システム構築では、結構失敗案件が多い。
例えば、アメリカのこの種のプロジェクトでは、成功と言われるものが、34%という数字もある。問題プロジェクトとは、期限オーバー、予算超過、機能不足を起こすものであるが、これが、51%にもなる。失敗プロジェクトは、結局稼働できなかったものであるが、これが15%とのこと。私自身も、失敗プロジェクトはなかったものの、問題プロジェクトは片手を超す??

プロジェクトを上手く推進するためにプロジェクトマネジャーを中心に具体的な知識体系をまとめたPMBOKというのがあるが、数十人、数百人の人が動くのをきちんとコントロールし、結果を出すのは、容易ではない。
プロジェクトマネジャーは、ある特定プロジェクトの成果を期待されるが、企業全体での成果を出すのに、ビジネスアナリストというのがある。これは、プロジェクトマネジャーよりもその対象は広くなるが、今後の企業の革新、進化には、重要な要素となるようである。
そのためか、以下のようなかなり広範、高スキルが要求される。
①基礎的スキル
分析スキル、事業関連知識、ITスキル、交渉力、コミュニケーション力
②要求マネジメントとコミュニケーション力
ステークホルダーからの洗い出し、合意形成、最終決定化までの管理
③計画策定
関連活動を明確にして、必要となる資源(人、もの、金、時間)による実現のための計画策定
以上のベースを活かして、
④企業分析
⑤要求の洗い出し
⑥要求の分析
⑦ソリューションの評価と確認
特に重要と言われるのが、「ステークホルダー」の特定化
・リスト化
・分類
・影響力分析
などであるが、これほど、人間的要素の把握が肝要とはあまり思っていなかったが。
④~⑦までを中心に、特定化したステークホルダーにキチンと納得させる手順も必要である。
・プレぜのストリーを立てる
・何案かを各ステークホルダー向けにすべて用意する。そのための資料(ここでは、これをパッケージと呼ぶが)
を作成する。
この知識体系をBABOKという。
業務システムを可視化し、それを具体的に企業の中で、実現していくためのガイドラインとして、目次程度のフォローでも、とりあえずは、面白いのでは。

2008.12.14

IT経営で頑張っている会社!!

ITを活用して、経営力を高め、素晴らしい業績を上げているあるねじの会社を訪問した。
経済産業省が推進している「中小企業IT経営力大賞、経済産業大臣賞」を受賞されました。

売り上げは、200億円弱、従業員200人以上の金属部品の製造と販売をしている会社です。
10万種類のおねじ類を1本の受注から対応できる凄さの秘密は、徹底したIT活用とその運営仕組み作りでした。大きくは、産業機械向けとホームセンターへのねじの卸売りの2つです。
出荷効率2.5倍、納品率99.8%という実績。人とITが上手く機能していなくては、出来ません。

三方善(滋賀の三方よし)の基本思想を経営スタンスとして、10万種類のねじについて「商品品質と出荷品質確保」を目標としています。
そのコアを成すのが、「フローシステムとセルシステム」。フローシステムは、出荷検品の効率化のためのシステムであり、セルシステムは、誤出荷の低減を図るものです。
業務プロセスも全体最適を目指して、物と情報の同期化、在庫の可視化、アラームの適時発生などによる「見える化」をITを駆使して実現しています。単に、SE会社に作らせるのではなく、自社メンバーが中心に、業務プロセス分析を実施し、現場の運営も考慮したシステム作りを行ってきました。
始めてから20数年とのこと。中々に、出来ないことです。

ここまで出来たのは、社長のIT化に対しての強い思いと導入による圧倒的な効果への予測があったようです。そのため、現場の従業員にも、IT化することへの理解を進めたとのこと。
IT化をSE会社任せ、人任せにするのではなく、社員とともに、作りだすという意識で、ぜひ、トップは、この会社を参考にしてもらえればと思います。

もう1つは、ダンボールの製作会社。
この会社の特徴は、Webサイトの徹底活用による業務効率のアップ。
・Webサイトからの受注、納品までの進捗管理、入金処理を一貫した流れ処理
・サイトに、抜き型情報を公開して、共有化を図り、価格の削減を実施。
・工程管理情報をWebに公開して、双方でのノウハウ蓄積と顧客ニーズへの素早い対応を実施した。
・サイトからの注文メールを社内サーバに取り込み、顧客注文のフォロー、進捗管理、伝票発行、入金管理までを一元管理できるシステムを構築。
その結果、Webからの売り上げは年々倍増し、全体の半分にまで、成長した。
このために、社長の思いもあり、情報担当者を中心に、業務プロセスの再構築と標準化を徹底、推進した。

いずれも、社長の強い思いによるビジネスモデルの変更とその思いの社員との共有、そして、自社の業務の流れ
をキチンと分析する行動が基本である。
既にお邪魔した優秀企業、今、お世話をしているそのような会社さん、社長の思いー一緒に頑張る社員ー自社の徹底把握の三拍子が整っている。
当然かもしれないが。

2008.12.07

中小企業にとってのSaaS

3年ほど前からSaaS(Software As A Service)という言葉が聞こえるようになった。
しかし、大企業はともかく、中小企業の中では、その認知度は低いようである。
本稿では、中小企業での活用を図ってもらうための導入のポイントを少し述べたいと思います。

■SaaSとは
ユーザがソフトウェアを自社のシステムに導入して使用するのではなく、外部のサービス・プロバイダーのシステムに導入されたソフトウェアの機能をネットワーク経由で利用するビジネスモデルであり、アウトソーシング形態の1つである。
現状では、営業関連、財務会計関連、情報共有関連が多くサービスされている。
その特徴
①情報化投資が削減できる
②ユーザ業務に合したカスタマイズが可能
③既存のソフトウェアとの連携が可能

90年代に脚光を浴びたASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)と大きく異なるのは、自社業務に沿ったカスタマイズがかなりできる点と高速ネットの発展によるストレスのない操作性であろうか。
しかし、最近言われているPaaS(Platform As A Service)が深化をすれば、有効な他社のアプリケーションの利活用や従来現場でEXCELなどで作成されていた現場情報資産の大幅な活用が図られ、費用対効果では大きな効果を生むのではと思う。

■中小企業への導入
中小企業への導入は進んでいない。私の関係する企業さんへのアンケートでも、導入企業は40社中1社である。
その理由では、
・カスタマイズへの不安
・費用効果の不透明さ
・セキュリティへの不安
・パフォーマンスへの不安

しかし、SaaS導入で極めて高い実績を上げている会社も出ている。
・社員9名ほどの工事会社様は、携帯電話との連動による顧客対応の迅速性、各工事に対する利益管理の徹底などで、3割以上の利益アップを図っており、画面作りも社長が数ヶ月をかけて実施。
・社員20名ほどのねじの会社は、商談の徹底管理とパートのメンバーも含めた情報の共有化の深化により、これも、3割以上の利益アップ。

いずれの場合も、共通しているのは、経営者のトップダウンによる導入である。
これは、SaaSサービス会社のメンバーに聞いても、SaaSの導入効果を出すのは、多くの場合、経営トップの積極的な対応がある企業とのこと。
情報化となると現場に任せる傾向の強い中小企業経営者の対応が「中小企業でのSaaS導入が進まない」大きな要因ではないかと思う。

■更なる導入に向けて
導入を促進するには、導入費用の適正判断と自社業務の見直しがポイントとなる。
①費用について
多くのSaaSサービス会社は月額で1IDで10,000円/月程度である。経済産業省の調査では、多くの企業の想定費用は5500円/月とのこと。
「ちょっと高い」という意見もあるが、年間で100万円前後の費用と先ほどの事例のような大幅な利益拡大の業績アップの可能性を考えた場合、どうするか?積極的な経営判断をする経営者であれば、自ずと解は出ているのでは。

ある試算では、50IDの企業であれば、5年後の累積費用は、自社開発より45%ほど安くなるとのこと。しかし、300IDでは5年後の累積費用は20%ほどSaaSでの費用の方が高くなるという。
400、500人規模の企業では、5年間をベースとした費用のシミュレーションが必要となる。

②導入に向けて
多くの中小企業では、全社業務プロセス、フローが十分把握されているとは言えない。
以下のポイントでの推進が必要である。
・まずは、戦略的な対応であること認識
・業務プロセスの見える化の推進
・ITスキルアップ
・投資効果の明確化
・セキュリティへの対応アップ

③SaaSサービス会社選定について
最近は、多くのサービス会社がSaaS提供をしており、以下のポイントでの選定が必要である。
・業務機能の豊富さ
・現場での使いやすさ
・現場事情に合ったカスタマイズ性
・性能と信頼性
・拡張性
・TCO(維持運用経費も含む)

④提供サービスの具体的な評価
自社の情報資産をサービス会社に預けるのであるからこの点からも十分な配慮が必要となる。
SLA(Service Level Agreement)のきちんとした把握
・可用性(稼動率、トラブル対応など)
・信頼性(復旧時間、ログ収得など)
・拡張性(外部接続性、カスタマイズ性など)
・サポート範囲
これには、経済産業省がまとめた「情報システムの信頼性向上のための取引慣行・契約に関する研究会」から
の報告書が出ており、これらをベースにSaaS会社と構築をすすめてもらいたい。

⑤SaaS活用基盤整備事業
今、経済産業省を中心に、従業員20名以下の小規模企業を対象に、会計含めたバックオフィスのSaaS活用型サービスを本年度から実施しようとしている。この事業への参加も含めて、是非、SaaSへの積極的な対応を進めてもらいたい。活用のためのインストラクターも登録されている。
また、この推進に役立てるのが、ITコーディネータでもある。


2008.11.29

自社、自分の見直し

いま、5社ほどの企業の見直しに関わっている。
自社の見直しに関わるきっかけは大きく2つあるようである。
・業績が極めて悪化しつつある?主力製品の不調
・新規市場含めて積極的な自社の見直し
幸いなことに、前者にあたる企業は今の企業にはない。
それに近いことが1年前にあったが、その後の的確な対応が出来なかったようで、後日、主要な株主の方に聞いたら、もう手の打ちようがないとのことでした。
多くの中小企業に言えることであるが、経営トップが自社の見直しという方針を出しても、中々、具体的な動きになるには、時間がかかる。

多くの企業で言えるのは、全社の業務プロセスが共有化されていない。
日常の流れの中で、ジワリとくる変化に対しては、大中小企業など規模の大きさに関係なくなかなか認識されない。
まず、実施するのは、全社での情報の共有化である。標準的な業務プロセスを提示し、その会社流にして行く。
これは、中々に、面白い作業である。

1つの木から木像が出来るように、議論の中に、少しづつ形が見えてくる。
しかし、それだけでは、皆さん、貴重な時間を潰して、会議に出てきている価値はない。
時間のジワリとした流れの中で、大きく変わってきている環境にズレを起こしている自社の姿を時代環境にあった絵姿に直す必要がある。
隠れている問題、課題を全社の共通課題として見てもらうことが肝要である。
・以前は効率的であったが、部門間での情報の流れに無駄がないか?
・新しい括り方で部門を見ると効果が出ないか?
・顧客が自社の製品を買っているのは、どこにあるのか?
・人的構成も含めた自社の強みが経年劣化を起こしていないか?
等など
結構、この全社情報の共有化作業をすると出てくるものである。
・見える化はきちんとされているが、全社での情報は共有されていない。
・コストダウンが最重要なのだが、原価をきちんと把握する仕組みがない。
・品質アップが最重要課題であるが、品質確保の仕組み、PDCAが担当部門のみ
等など
日常の中で、一度、討議をすることは極めて大事なようである。
日本的なノミニケーションで、組織がうまく回る時代ではなくなっている。
フリーではあるが、真剣な討議という習慣を入れていくのも、これからの元気な中小企業のポイントかな?と
思う昨今である。

2008.11.23

PaaSって!!

SaaSがようやく、世間で、知られてきた?のに、もうPaaSである。
Platform As A Service。
色々あるアプリケーションというソフトサービスを共通の基盤の上で、使えれば、新しく開発することもなく、他の人の知識を有効に活用できる。時間と手間の省力化が図れるはず?である。
この動きは、既に、世界的に始まっており、

■Facebookという学生を中心としたSNSの中では、自分の開発したアプリケーションを登録し、他のメンバーがそれを使うKとが結構進んでいる。これが、進んで、FacebookPlatformというサービスを始めた。

■NINGというSNSのオープン化サービスを提供している会社でも、登録したアプリケーション、コンテンツを連携して、新しいサービスを始められるプラットフォームを提供している。

■プラットフォームという点では、ちょっと違うが、Mashupという有効なコンテンツを持っているサイトと連携し、新しいサービスを提供するのも、この流れの1つ。最近よく見るGoogleMapsの上に色々なコンテンツを載せているのがそうである。他人様のコンテンツを使うのではあるが、結構、面白い。

中堅企業の中でも、結構、現場では、EXCELを活用したり、フリーのソフトをダウンロードして使ったりして、工程管理、顧客管理などお金をかけずに、うまくシステム化している。
私がPaaSに注目するのも、この現場の散財している有効な情報資産を上手く活用できる可能性が高いからである。
Salesforceも数年前から、顧客が作ったアプリケーションを無料、有料の形で、使えるAppExchangeなる交換の場を作っているが、最近は、force.comとして、さらに連携強化、活用の場作りを進めている。
SaaSは、ある単サービス、営業支援、顧客管理サービスなどが中心であるが、PaaSはさらに、その活用の巾が広がる。
ただし、すべてが可能というわけではない。
特に、顧客管理、物件管理、等のデータ中心の業務アプリ、ワークフローのようなプロセス中心の業務アプリなどは有効と思われる。
賃貸物件のシステムを作った一般賃貸会社、資産管理を上手くPaaSで開発した鉄道会社など概ね、半分以下の時間と費用で出来たとの事例報告がある。
中堅中小企業では、現場の知恵で、うまくシステムを作っている会社も多い。
ITコーディネータとして、この悩みを解決できるのも、1つかも。

2008.11.16

マインドマップから見る新しい自分

マインドマップって、ご存知ですか?
脳の中に詰め込まれた知識、情報を可視化し、新しいつながりを見出す。
そんなに簡単に、いくとは思わないけど、結構面白そうである。

まん中からスタートし、放射状にカラフルな曲線のブランチを広げながら、頭の中に浮かぶキーワードや絵を枝の上に置いていきます。
例えば、あるテーマについて書く場合、
まず、そのテーマから想起されたイメージを真中に描き、そこから外側に向けて枝を伸ばしてい行って、同時に連想した言葉やイメージを枝の上に置いていきます。
文書で書く、覚えるなどの脳を制約的に動かす活動をやめ、自由な動きにさせるための手法です。

■まずは、出来るだけ大きな紙に書く
 小さいとそれだけ、脳に制約を与えます。
■紙の真ん中に
 真ん中のイメージはこれから広がる世界へのエネルギー
■中心のイメージは多色を使う
 多彩になるほど脳への刺激が高まります
■真ん中から枝を放射状に伸ばす
 脳の中の動きに連動させるようになる
■枝の上には単語を載せる
 1つの枝に1つのワードの原則。単語にすることにより、連想力が高まります。
■カラーペンで楽しんで書く
 たくさんのカラーペンは脳をさらに刺激します
■とにかく楽しく
 脳を遊ばせることが重要

1日1枚は時間をかけて、マインドマップ書きたいものです。
企画立案で悩んでいる人、コミュニケーションでうまくいかない人、結構効果はあるようです。

2008.11.08

セキュリティって大事!

ここ数年10月前後になると、セキュリティ関連の最新情報が多くなるようです。
IPAの報告からも、2004年頃から、セキュリティ関連の犯罪も、大きく変わってきたようである。
大規模感染、ホームページも見える形での一種の遊び心があったように思う。
俺の作ったウィルスで、多くの企業で右往左往している。この面白さ、愉快さ、まさに、愉快犯。

まあ、こちらは、朝、パソコンを立ち上げた途端に、画面が黒くなり、電源がOFF。見ると、部屋中、百近いパソコンが一斉ダウンにあったことも、あり、3日ほど仕事にならなかったのは、遠い昔の話。
しかし、最近は、陰湿、金儲けだけの様相を帯びてきた。

2008年10大脅威というのがある。

■10 大脅威 ますます進む『見えない化』
第1 位 高まる「誘導型」攻撃の脅威
 メールなどで、悪質なサイトへ誘導し、パスワード、重要な個人情報を盗む。
第2 位 ウェブサイトを狙った攻撃の広まり
 ウェブサイトで動いているデータベースに入り込み、重要なデータを盗む。サイトを改ざんして、カード情報を盗む
第3 位 恒常化する情報漏えい
 相変わらず、人的トラブルが多いが、最近は、ワーム、ウィルスによって漏えいさせられるケースも増加。winny 
 等の交換ソフトでも、トラブルもまだ、アリ。
第4 位 巧妙化する標的型攻撃
 自分の知らない間に、スパム攻撃のサイトにされている。
第5 位 信用できなくなった正規サイト
 改ざんされた正規サイトからの重要情報の流出
第6 位 検知されにくいボット、潜在化するコンピュータウイルス
第7 位 検索エンジンからマルウェア配信サイトに誘導
     Googleの検索を利用して、セキュリティの弱いサイト情報を収集する。
第8 位 国内製品の脆弱性が頻発
第9 位 減らないスパムメール
第10 位 組み込み製品の脆弱性の増加

サイト改ざん報告1000件、自治体などの特定サイトへのウィルス付きメールによる攻撃、フィシング詐欺による被害の大幅な増加などなど、今、そこにある危機なのである。
しかし、多くの中堅中小企業の経営者の意識はかなり、低い。セキュリティ対応は無駄金を使うもの?と思っている人も少なくない。しかし、セキュリティ問題は経営戦略レベルになりつつある。情報担当者のその場しのぎ的な対応に任せておくのではなく、全社レベルでの体制、意識改革が必要な時期となっている。

2008.11.03

モノを作り、売るということ

先週は、モノを作ること、売ることで、色々と、教えられることが多かった。
■今、農作物への回帰が少しづつ進んでいるか?
・最近の中国を中心とする農作物への不安を増大させる出来事からの国内(目の見える場所)での作物作りへの流れ
・地方での地域活性化のポイントとしての地産地消への重点化
減反、農地転用と叫ばれてきたこの分野でも、自給率40%への危機感がようやく出てきたのか?様々な農作物による地域活性化が出てきている。
滋賀では、あおばな粉末による食品製造事業拡大、和歌山では、完熟柿加工の健康食品化、また、奈良県では、スイカを原料とした健康食品製造などなど、、、。
ただし、周りの棚田はまだ、荒れ放題であるし、周辺の田畑は宅地化されている。この矛盾はどこから、来るのか?そろそろ、真剣に、お米を中心とする日本ベースの農作の活性化が必要な時では?と思う日々でもあります。
ただ、地道な活動は散見される。
・自産自消をネットワーク化しようとする若いメンバーが京都にいます。家庭菜園のネットワーク化をビジネスとして、拡大していく。
同じことを考える人がいるのだな?と同時に、まずは、行動か。
・農業法人の拡大
新しい組織として法人化を推進し、集落、地域全体で、合理的な営農を進める。
・間伐材、木くずなどを有効活用し、木質資源として、薪炭、ペレットによる燃料化の推進、森林バイオマスの推進を進める若い女性達
■JAPANブランドというプロジェクトがあるのをご存知ですか?
既に、4年以上経っている。地域の素材をデザイン、新技術等を加味し、付加価値を高めて、海外市場に出ていく事業です。
以前に、思考の整理ということで、紹介した佐藤さんが関わったのが、今治タオルであるが、これがJAPANブランドです。ちょっと、関係ないですが、アートディレクターとしての発想法のユニークさは結構参考になる。
色々とこれに関わってきた人の話が結構、面白い。
・杉の間伐材から作り上げたカバン、椅子、、、、。
・香りの製品化を進める淡路島のメンバー
・漆器、鉄器、など伝統素材に現代的なデザインを加えて。
・伝統的な厨司作りに若手を起用した新しい厨司
素材は同じでも、一流のデザイナーがこれに真剣に、かかると違う次元の商品として、誕生する不思議さ。
彼らのコメントから気に入った一言。
・見立て⇒本来あるものから別次元への橋渡し
・グローバル化が進むというが、固有文化の尊重こそ、重要。
・時代の変化には、敏感に。
また、ブランド化へのながれでは
・ブランドコンセプトによる提案
・ブランドにあった素材探し
・女性の参加
・WEBサイトの作成は並行作業(ものができる時点では遅すぎ)
  海外も含めて絶えず、世界は新しいものを求めている。その手段としては、インターネットからの収集が有効。
⇒優秀なデザイナーほど新しい世間の動きに合している。それが、WEBというのも1つなのか。

2008.10.25

システム作るも、家を造るも、同じ

最近、我が家もやや古くなったからか?リフォームの話が出ている。
IT化の支援では、中小企業から、個人商店から、色々とある。
何故、こんな話か?共通点があるような、、、、、気がしている。
IT化の進め方も、建築物の建て方も、あまり違いがない。また、その規模にも、あまり大きな差はない。

・まずは、社長、店主、いずれも、自分の商売への思いがある。また、必要である。
社員への思い、地域への思い、等など。
これが、中途半端だと、縮退、すなわち、店じまいの仕儀。

・自社、店のたな卸しが必要である。
どうして、当社の製品は売れているのか?社員は?何故、うちの店には、長年の馴染み客が多いのか?
そこに、他社、他店にはない、強み、があるのでは。

・そして、具体的な役割、業務の関連の明確化(ビジネス連携、その機能の明確化)
社会へのサービスを提供するには、自分の中での何をしているか?を明確にする必要がある。漫然と、見ているだけでは、発展はない。誰が、何を、どのように、を企業、店、其の規模に関係なく把握する必要がある。

・さらに、各機能間では、もの、金、情報の流れがどのように動いているのか?
各機能のつながりを具体的に把握していく。

・重要なのは、漫然と過ごしてきた従来の流れが自分の周囲の変化をどこまで、把握できているか?である。
もっと、顧客への上程教ができる手法があれば、同じ製品、商店では、商品がいち早く、必要とするお客に売れるのである。また、隣の部署で、同じようなことが長年続いていれば、一部署にすれば、大いなる効率アップになるはず。

・全部が見えれば、個別での最適化が、実は、全体では、大きな障害になっていたかも、、、、しれない。

実は、IT化することは、末節の結果かもしれない。
と思いながら、最近、各社、各店の相談を受けている。

2008.10.18

商売はロングテールから

最近、製造業の企業とは別に、商工会議所の事務局長さんがIT化が店の商売に貢献するとの熱き思いから、何件かの個店のIT経営化の支援をしている。花屋さん、とはいうものの、いろいろな事業も考えており、単に花を売るだけのお店とだいぶ違いますが。靴屋さん、酒屋さん、など、でも多分に、皆さんのイメージのお店とは違うようです。
■基本的な進め方は、まず、自分のお店の地域へのかかわり方、ビジョンを再考してもらう。ちょっと戸惑われるようですが、、、、、、、。でも、有益のようです。
■もう少し、自社の理解を深める。約20項目ほどのIT経営というポイントでのヒアリングをします。
自社として、何が課題か?強みは?何を中心に、事業を展開していくべきか?などなど
■経営戦略の作成
自社、自分を商売の原点に戻って、考え直すことからも、有効なようです。
そして、IT化戦略の策定も、行う。概ねは、顧客向けの仕掛けと営業支援としての内部業務の見直し。
■こんなことをすると結構、お金がかかるのでは?との思いがまず、出てきますが?最近のインターネットをベースとする様々なIT化のソリューションは、かなりの機能が無料、月数千円レベルで、可能となっており、その辺の動きを事例も含めて理解してもらいます。
■営業力拡大⇒WEBマーケティングの活用が主点
ただし、単にホームページを作り、見せるだけでは、お客は来ません。まだまだ、多くのWEBサイトのサービス会社はそのような売り方で、売り込みに来ていますが、、、、。
特に、町のお店は、1回数千円、数百円の買い物の積み上げであり、正に、ロングテールのビジネスです。これを町内での世話役、御用聞きなどで、リアルな商売を進めてきたわけです。

■単に、WEBマーケティングといっても、最近のサービスは20ほどの様々なアプローチがあります。これを顧客の状況(新規、見込みになりそう、さらに多く買ってもらうレピートなど)によって、キチンと使い分けることが極めて重要です。これをお店の商品、対応力、持っている強みにより、考えていただく。

ブログ、メール、サイト強化(SEO強化)、コンテンツ連動広告、アフィリエイト、コミュニティ化(SNS活用)、映像活用、ケータイ活用 などなど

■単に、お客へのアプローチを強化するだけではなく、場合によっては、現在の顧客のが本当にそのお店の顧客であるのか?も考えてもらいます。顧客の再定義です。周辺環境から商品の変化があるのに、顧客は長年のお付き合いがあるから、そのまま?これはオカシイデスネ。

■しかし、今までのお付き合いのお客も重要。
お客がその店の商品を欲しいと思った時に、何らかの形で、そのお店を思い出してもらう、また、思ってもらうための仕掛け、WEB、リアルをうまく使いこなせるのが、町のお店、そして、まさに、ロングテールのビジネス。

この流れを理解していただき、即時、実行してもらえる面白さ。すぐに、売上がアップするわけではないが、何かこちらも、お店、町の活性化に役立つことしているのでは、、、、という楽しさが感じられる。

2008.10.05

ゲートウェイ21、倒産に思うこと

本日の夕刻から、留学支援の会社としては、大手のゲートウェイの倒産説明があったとのこと。
倒産の話は、メディアで報じられる前に、分かってはいたが。

同じ留学支援サービスを事業の1つとして関係しているものの一人としては、極めて残念なことである。

ゲートウェイ自体のことではなく、この会社に頼って、各国への留学に夢を持った人々が夢を潰された事にである。

留学支援の事業が、仲介、支援サービスのものである以上、どうして10数億円の負債が発生したのか?現場で、見ている限り、よく分からない。具体的な事情を聞きたいものである。当社でも、参考になるかも、、、、、、
(規模が全然違うので、相手にされないか?)

今、お付き合いをしている社長は皆さん、真面目で、仕事熱心なのに、一方では、三笠フーズの話を筆頭にして、モラル、経営意識の低下の経営者も、世を賑わしている。
ゲートウェイの経営者がどのような意識で、経営を進めて来たかを知る由もないが?結果を見る限り、断罪ものである。
我々も、他山の石とせず、小さいながらも、更に、頑張って行きたい。angry

2008.10.04

コミュニティでのビジネス

今週は、コミュニティに関係する活動、ビジネスへの関わりが多かった。
・頑張っている地域活動でのビジネス
四国の上勝町に「彩(いろどり)」という会社がある。この世界では、かなり有名で、テレビ他でも「葉っぱビジネス」として、色々と話題を提供している。
裏山の野草を集め、日本料理のいろどりとして付ける。3億以上の年商をあげているとのこと。
このビジネスのキーは「執念と超シニア力」であろうか。現副社長が、周りから「アホ、馬鹿」といわれながらも、一つのビジネスとして、確立した経緯は、良くあるITなどの成功物語より、面白い。

・私の周辺にも、農家の女性軍だけで、頑張っているグループがいる。駅の近くで、喫茶店を開き、春、秋には、種植えの体験コースを開催する。桜を見ながらの演奏会などを含め、中々、手作りのよさがある活動である。

・枯れ行く林、森の活性化を思い、炭と薪の活用から森林資源の循環を考えている女性グループもいる。株式会社を作り、様々な活動を仕掛けながら、地道な森林バイオマスの普及を続けている。これも、また、大きなコミュニティのビジネスであろう。本人たちは、あまりその辺については、意識が内容でもあるが、、、。

・地域資源としての伝統産業と観光を結びつけ、独自の旅行を企画する会社がある。京都の伝統産業の技を直に体験してもらい、日本文化の持つ奥深さと歴史の重みを感じてもらう。伝統芸能の触りを感じてもらう。伝統産業も、芸能も、その地域の風土、文化に育まれたものであり、農作物と同じく、地域での資源なのだ。これを、見える形で、整えるのも、ビジネスでもある。
京友禅と京町屋という地域資源を組み合わせ、一つの体験空間を提供している会社もある。社長も、そこに行き着くまでの苦労を語るが、地域での自己発信という見えない執念が、その原動力なのではないのだろうか。

今週は、色々な人、色々なビジネスに出会えた。

2008.09.28

会社のIT化、トップ次第!

先週、頑張っている建設会社の社長と2時間ほど、色々とお話をした。
3Kの代表(最近は、当IT業界もそのように言われているが)のような建設企業ではあるが、その熱意と継続的な努力には、感服した。
6年程前には、他の建設会社と同じ。
現場は勝手に作業し、管理者は資料作成に追われ、現場の管理は現場任せとなっていたとのこと。

社長は強く意識しているのは、人材の育成と場当たり的な建設業務からの脱却とのこと。
そこで、まず、全員のコミュニケーションのアップと不必要な作業の機械への転化。
10年前に、パソコンと携帯電話を全員に、支給する。
まずは、ITへのとっつき難さの低減とITを使いこなすという文化の醸成化。
グループウェアで、ともかくも、連絡は、パソコンと、携帯から実施。
次は、ワークフローを導入し、その流れを会社の業務フローとする標準化の実施。

ここが、他社のIT化とちょっとアプローチが違う。
安くて、業務を概ねカバーするパッケージを選定し、実際の業務はそのパッケージに合わしていく。
これも、IT活用の一つのやり方か?
普通は、現業務を出来る限り変えずに、導入後の効率を図って行くのであるが。
データ入力は発生元での、一元化。伝票類、書類にて、承認、決済後、また、事務員さんが入れていくという
アホなことはやらない。その通りです、、、。

そして、現在は、原価管理システムを1年前に導入し、数百件の案件はすべて、パソコン、ケイタイから入力します。これにより、利益は10%まで、大幅にアップ。
利益、キャッシュの動きが日時レベルで、管理者が確認できることにより、リスクの管理も早めに出来、担当の個人意識も高まっている。
ちょっとしたIT投資はあったが、そのIT活用力は素晴らしい成果を生み出している。
人的要素が多く、中々IT化が難しいとされる建設会社でのこの実績は極めて高く評価される。

製造、流通のIT化が必須と思われる企業でも、社長のITへの思いが少ないところは、多くあるという状況で、大変、参考になる事例である。
IT化に意識が少ないか、不信感を持っている社長諸氏、是非、この社長の思いを汲み取ってほしい。;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

2008.09.21

Webサイトも総合コーディネートの時代

ここ2ヶ月でも、WebマーケティングをベースとするIT化の支援は5件ほどあり、生産管理システム関連が2つほどの支援と比べても、中小企業のIT化への期待は、Webの活用であると思われる。
しかし、ちょっと前に後援した若手グループ向けでも、まだまだ、Webの動向を分かっているメンバーはわずかであり、意識と行動には、大分ギャップがあるような、、、、、。

最近は、少し減ったように思うが、ともかく検索サイトでのトップ10に出てくるためのSEO対策講座が結構多かったように思う。SEOの重要性はあるものの、Web2.0という大きなうねりの中では、実施すべきWeb推進の一つではあるが、すべてではない。

CGMと呼ばれるブログを中心とする顧客側からのプッシュ化、Youtubeのような映像をベースとするコミュニティ作りとWeb上での拡販、同様にSNSもあり、RSSと呼ばれる情報提供者からの簡易通知情報もあり、など等
ちょっと数えても、10数個のWebソリューションががある。

打つべき手が様々に進化している中では、その重要性が高まるのは、情報発信者の明確なスタンスである。
誰に、何を、が、まず、キチンとしていないと、単に、検索順位は上がるが、さて、お客がきちんと買ってくれる状態になったか?というと極めて曖昧。トップ画面を見て、すぐ他のサイトへ、直帰率90%という悲惨な結果になるかも?
お客も、ちょっと目に付いたレベルから関心を持つレベルへ、そして、買いたいような気分になるまで、これが、AISASである。
最後には、ファンとなり、コミュニティまで作ってもらえる。

この流れをきちんとコーディネートできること、することが肝要である。
・自社基本スタンスの明確化
・見込み客⇒顧客へのフェーズに応じたWebソリューションの適用
・伝道者としてのファン化
Webサイト構築も、単にWebを作るデザイナー、プログラマーレベルから上流設計の出来るシステム設計者が必要となってきている。
心理的な行動も考えたサイト作り、これが、商売繁盛の基本でもある。

2008.09.15

本格化するSaasビジネス

先週、京都での本格的なSaasセミナーを開催した。
約50社ほどの企業関係者が参加した。
基調講演は、Saas,ASPの伝道者的立場で、その拡大に努めておられる方にお願いした。
色々な意味での整備も整い、今年から本格的な拡大が見込まれるとのこと。

・医療分野でのSaas適用(2010年の完全電子レセプト化)
・介護分野での適用(介護保険制度への適合)
・スマートフォン活用ビジネス簿展開(本格的な携帯サービス野仕掛けつくり)
・学校現場での適用(パソコン含めたIT化の遅れに対する拡大)
・中小企業のバックオフィスサービス(出退勤システム、財務会計、など)
・結婚式場での適用(オンライン見積もり、オプション選択など)
・ホテル旅館の予約、口コミサイト(楽天、一休などの専用ポータルから個別サイトへのシフト)

Saasを提供するサービス会社、活用して効率アップを図る一般企業、いずれも、大きな動きとなって行くと思われる。
Saasサービス会社がグループとして、センター構築とそのサービスを行うMIJSの方からも、面白いSaasサービスの事例を聞いた。
語学のEラーニングを提供するサービス、名刺をスキャンするだけで管理をしてくれる名刺管理サービス、出退勤を管理するサービスなど身の回りの煩わしさをSaasという低料金サービスで、実現していくビジネスは更に、拡大していく。
大手の企業、中小企業に関わらず、ビジネスは実現できるのである。

しかし、ITコーディネータの立場からSaasの導入したい企業へ一言。
・会社全体の方向として動いているのか?
  月額費用も安いことから、担当者が安易に導入している企業はその後、使われないケースもある。
・Saas導入は、1つのシステムを導入することであり、導入の効果含めて、きちんとした運用に入れるのは、自社の業務をきちんと見える化する必要がある。
・使用するSaasについては、
業務機能の豊富さ、現場での使いやすさ、現場事情にあったカスタマイズ性、性能と信頼性、拡張性、TCO
のポイントで、比較検討することが望ましい。
・SLA(サービスを受ける立場の企業が提供者に対して確認すべき項目)を精査する。

Saas,きちんと導入での行動を理解した上で、是非、推進してもらいたい。

2008.09.07

相手のための文章術

仕事柄、特に、提案書、相手へのお願いメールなど、相手に理解を求める場合は、結構、書き方に気を使っているのであるが、、、、。トキタマ、相手への配慮を欠いた文を書いてしまう。
ある講義で、そのノウハウをちょっと教えてもらったので、自分のスキルチェックも含めて、少し、コメントしたい。
■使用語の統一
同じ文の中に、同じ言葉をいくつもの用語で、書いてしまう
 協議会、フォーラム、会、など
 専門語の統一も必要
■できる限り簡潔に
 まず最初に⇒最初に   しかしながら⇒しかし
 増え続く⇒増大
■あいまいさ、自身のなさの非表現
 と思われるが。  のような気がする。
■重複注意⇒私自身、結構やっていますね。
 開発は、、、、方式で開発した。
 計画を立てた。
■長文分割
 1文は長くても50~60文字程度。
■主観客観の書き分け
主観は意見(すべきである)、判断(と見る)、推論。客観は、事実、データ
■肯定、能動的な書き方
 本日休業⇒営業日は、、、、、。
 未成年の喫煙は禁止です。⇒タバコは20歳から、、、、。
■箇条書きで書く
 3、4項目ぐらいにまとめる

これ以外でも、結構あるようであるが、取り敢えずは。
名文、必ずしも、相手のための文ではない。むしろ、悪文かも。

2008.08.30

地域をつなぐ力

今、地域の力を再アップさせる色々な動きがある。
地域の持っている色々な資源を洗い出し、地域の皆さんで、育てて行く、地域資源活性化プログラム。
地域資源とは、農林水産物、鉱工業、観光などの他地域との差別化を図れる地域固有の産業資源。
これにより、例えば、京都では、477件、滋賀では、134件が取り敢えず、地域資源として、選定されている。
滋賀では、近江真綿、海津大崎の桜並木なども入るのである。
もう1つは、農商工連携事業。地域経済の活性化のため、農林水産業と商、工業間での連携を強化し、相乗効果を発揮させていく。例えば、高島市の農業者ー加工業者ー流通業者を上手く組み合わせて大きな売り上げとなっている「アドベリー」や城陽市の地域の梅を活用した梅酒の生産、販売事業などがある。

私も、出来れば、これに合わして、以下のようなことを進めて行きたい。

■地域資源は、まだ、行政が中心で、まとめたりしているので、本当の地域内で愛用されている地域の物産などはまだまだ、不十分。滋賀県は、琵琶湖を中心とした地域での物産の豊富さを謳っている割には、134件とは、、、、。ちょっと情けないのでは。
出来れば、隠れた地域資源を更に、掘り起こし、更に、地域ブランドアップまで、がんばりたいものである。
■今、市民農園、日曜菜園などとして、シニアを中心に、小さな農場が広まっている。基本は、個人の趣味のレベルではあるが、もし、これをこの周辺地域でも、横のネットワークつくりが出来ないか?やりたいシニアに貸し農園を世話し、出来た作物を売るためのチャネルを構築する。キャッシュの流れと雇用の拡大などともに、休耕田の再利用などの新しい形も出来るのでは、、、。ミニ農商工連携事業の推進ではないか。
今、コンサルしている会社でも、ちょっと考えているのが、コロニーへーブという日曜菜園よりも、もう少し、作農への関わりを深めたコンセプトがあるが、これも、新しい農業への参加形態でもある。


2008.08.23

地域の力を使って!!

滋賀県では、地域の課題を感じ、掘り起こし、地域への活力アップへつなぐ、グループがある。
すでに、300人近いメンバーが2年ほどの研修を経て、育っている。
今、その現場力を活かせないか?と再度の地域取り組みへの取り組みをしようとしている。
ただ、現メンバーにも、色々な思いがあり、300人が有機的につながっているわけではない。
むしろ、各個人レベルでの活動になっており、何のための参加、研修だったのか?という声さえ聞こえる。
ボランティアで満足の人、コミュニティビジネスを開始したが、、、、中々の人、新しい活動を始めた人、など等、。

ちょっとまとまるには、時間が必要。
私自身は、社会起業的な要素もあり、以下のようなプロジェクトが出来ないか?と思っている。
ただ、漫然と待っているのも、、、、、、あり、一部は始めようとしているが。
①よろず相談ネットプロジェクト
300人近いメンバーは年齢も、持っているスキル、人脈はバラバラ。でも、これは、色々な悩みに応えられるつながりがあるということ。各人の得意技、人脈の活用力などを整備できれば、すばらしいリアルのネットが出来る。
Webの中では、OKWave,Goo知恵蔵など結構あるが、これを地域のリアルのネットとして、構築する。
②地域資源発掘ネットプログラム
これは、昨年から国のプログラムとしても、動き始まった地域資源活用プログラムの1つとして、各県で、農林水産物、鉱工業製品技術、文化財、観光資源などを適宜選定していくのであるが、必ずしも、地域住民の目線ではない。これを各メンバーのもっている人脈、周辺情報から、更なる新しい地域資源の発掘し、地域の活性化の支援を行う。ちなみに、滋賀県は、134件、色々な社会的資源が多いと謳っている割には、他見に比しても、かなり少ない?と思うが。
③日曜菜園ネットワークプロジェクト
我が家の周辺にも、結構な数の人が、日曜菜園、農園を休日毎に楽しんでいるようである。これを少し社会的なアプローチでネットワーク化出来ないか?との思いは、結構あるはず。現在の自給率の低下に対する社会低減的な活動ともなるし、休耕田の再利用、シニアやふらついている若者の農業従事への促進など個人から地域への拡大が可能となるはず。
など等。
まずは、行動、仲間集め。
国に頼るわけではないが、少し真面目に、地域の経済活性化のアップを考え始めている。今までの箱物を作ればという幼稚な発想から、少しは進んでいるようである。
これに、上手く乗っていくのも、1つかもしれませんね。typhoon

2008.08.16

若い力とインターネット

今週の初め、ある青年会議所で、2時間ほどのセミナーを開催した。
夜の7時からであったが、50人を超す若い参加者が11時近くまで、頑張っていた。
テーマは、インターネットの更なる活用術。
ビジネスでも、地域活動でも、WEBを活用した情報発信は、益々、盛んであるが、実際自分たちの活動の中で、どう活かし、どうコミュニケーションを深めていくのか?
どれほど、それに応えられたか?は不明であるが、今の自分のビジネスの中で展開しているWeb化とその効果からコンサルしている企業での事例、先行している色々な事例の中から1つでも、気付きがあり、それが、ビジネス拡大への糸口となれば、幸いなことである。
・外部環境の変化の凄さ
2001年から本格的になった光ネットワークの構築、携帯電話ネットの拡大で、溢れる画像の自由なやり取り、一昨年からのケータイ人口のパソコン人口を凌ぐ増加、インフラの圧倒的な自由度にあわしたWeb2.0と称される情報の流動拡大化など個人レベルでも、大きく変化している。
・Webソリューションの拡大
単なる個人日記として始まったブログもすでに、CGMと称されるビジネスでのインフラ的拡大、Youtubeに代表される映像をベースとする個人のつながり拡大とビジネスへの深化、SNSからコミュニティビジネスへの拡大、などなど、サイトの検索での1番に見せるためにやるSEOも、Webビジネスの成功での一つの手法に過ぎなくなっている。
さらに、高まるWebの進化であるが、
・まずは、自分自身の立ち位置を見直し、明確にする。
・Webソリューションは安くて優秀なものが結構あることを認識し、どう組み合わせて自分の思いを顧客に届けるか?
・ただし、この世界で、自分を認識してもらうのは、かなりの必死さが必要。

懇親会でも、自分のビジネスをこのように拡大したいと言う若い経営者が何人もおられた。
頑張れたという話、ぜひ、聞きたいものである。happy01

2008.08.10

新しいサービスSaas

今、国をあげて?頑張ろうとしているのが?ITの徹底活用による生産力アップ
自給率の低下、高齢化による減退感の増加など成熟の良さと若さ喪失による倦怠感の増加の流れの中で、情報の徹底活用が新しい局面打開になる?と思うが、、、、、、。
其の1つに期待されるのが、Saas(Software As A Service)。低費用で、良質のサービスを提供するアウトサービス型である。
ITコーディネータとしても、数年前からの大きなうねりとなっているサービスの外部レンタル化、最近では、クラウドコンピュータとして、更に、拡大しつつあるこの流れを是非、活かして行きたい。
しかし、其の流れは始まったばかりであり、一般企業への対応はこれから。
その押さえるべきポイントは、
①Saasサービス活用の推進
 Saasそのものへの理解不足をどのように意識化して行くか?
②導入阻害要因の把握
 経営トップの無理解、導入効果(コスト低減)の不明確性、セキュリティ不安、カスタマイズ
 性(個別業務プロセス対応度)、パフォーマンス(性能面、使いやすさでの不安)、実施部
 門の不安(スキル、体制)
③導入の課題の絞込み
 導入のスピード、IT投資の効率性(開発費+運用費用)、IT関連固定資産の削減
 導入体制の不備
④導入手順の確認
 適切な導入ガイドの実施と支援の体制確立
⑤実施ソリューションの確定
 Saas/ASPベンダー選定のチェック(経産省のガイドラインの活用)
⑥運用体制の確立
 日常運用、トラブル対応、などITIL要件での確認 
特に、中小企業では、導入の効果に対しては、よくわからないのが、実情であろう。
私の研究会、コンサル支援の会社などでの話でも、概ねは、投資効果への不明確性がまず出てくる。
年間数十万円の費用といえども、中小企業にとっては、大きいのである。大企業などでよく言われるセキュリティへの不安以前の話なのだ。

それらを払拭する点でも、以下のアプローチは必要である。
・現状業務プロセス、業務フロー、ルールを把握する。
・重要課題の特定とその優先化を考える。これにより、費用化への必然性が明確になる。
・新しいビジネス連携の創造する。単に、業務の改善では、、、、、。
・新しいプロセスの整理と作りこみの実現

すでに、幾つかの会社では、この流れを理解し、新しい思いで、自分の会社を見直している。
是非、頑張ってほしい。

2008.08.02

知恵の経営、IT化も大切だが!

知的資産経営と全国レベルでは、呼ぶとの事だが、京都では、知恵の経営と呼ぶ。
中小、中堅企業の中で、個別に、実行されてきたノウハウ、技術、人材育成の手法を明らかにして、他の頑張ろうとしている企業と共有し、地域での活性化に活かして行く。
その支援事業が京都で行われている。
知恵の経営報告書を企業と一緒に、作成していくサポーターの養成である。
・知恵を学ぶ 
 普及啓発化の実施、知恵ビジネス研究会開催など
・知恵を守る
 知恵の権利化、流通を図る。特許などの創造、保護、活用支援。
・知恵を活かす
 知恵の経営を評価、支援するスキーム作り、知恵の経営推進融資制度化
知恵の経営を見える化させることが本事業の基本である。
ベースは、経営戦略計画の作成である。
特に、企業の強みを「売り上げと製品、商品の特異性」から分析し、それを「経営理念、マネジメント、技術アイデア、製品サービス」のカテゴリー別に、さらに、深堀して行く。
特に、見えにくい「経営理念、マネジメント、技術のノウハウ的な部分」をシツコイヒアリングで、形にして行く。
これらの作業を通じて、自社の強みと価値創造のプロセスを気付く。
最終的には、業績への影響度も確認できる様にして行く。

まさに、経営戦略化での重要なプロセスを実施して行く点では、ITコーディネータとしても、更なる深堀が出てくるのでは?と思う。IT化も必要であるが、まずは、これをしっかりする必要がある。

また、この考え方は、売れない製品、サービスの相談を受ける販路コーディネータとしても、参考になる。

2,3の事例がある。
・活魚、魚介類の販売をしている3人ほどの会社
魚の鮮度維持のノウハウをベースに、「本物を売ることのこだわりからのブランド確立」「地域ネットワークを活用した商品開発、販路開拓の実現」
・京人形製造販売を家内作業的に実施している会社
人形師としてのこだわり、人形への愛情、顧客との会話を通じた新商品開発
各報告書をじっくり読まして頂いた。
他社へのコンサルの基本的スタンスとしても、大いに、参考になる。

2008.07.27

ちょっと気になる日本経済

諸物価高騰の折り、最近、ちょっと聞いた日本経済について、一言。
経済産業省のエコノミストのお話です。

・まず、日本経済って大丈夫?
本質的には、中国、インドなどの好調な国への輸出を中心とした外需頼みとの事。
確かに、生活品の値上がり、年金の不安定さ、企業内リストラの増加など、誰も、頑張って消費しようとするには、、、。厳しいですね!!
本年度の成長率も大幅な下方修正。
特に、国内を主としている企業はかなり厳しい状況。
輸出は、米国向けが厳しいものの、BRICS向けが拡大していることもあり、堅調ではある?が、大企業を中心として、設備投資は、減少傾向。
家計消費も、生活防衛が高まることから減少。賃金はやや増加したようではあるが、消費者物価の上昇で、横ばい。
・原材料価格の高騰は何時まで続くのか?
最近の原油価格高等ほかは、投機なのか?
WTI価格トレンドとしての上昇は平均的に、90ドルとの事。現在140ドル前後であり、50ドルは投機的な価格上昇分かもしれない?
この投機性資金はどのように動くのであろうか?米国を中心とするサブプライムローンからの株式市場の冷え込みは、09年後半から回復しそうとの事。これが、1つの目安となるのか?
中々、先の見えない日々であるが、来年は、良くなるとの楽観論で済ましたいものである。

2008.07.19

京都での新しい動き

以前にも、京都で、セカンドライフ研究会が開催されていると書いたが、今回、ユビキタス特区に関する新しい活動が開始された。中々、面白い活動が続いている。
「京都府ユビキタスミュージアム推進機構」。

・外国人観光客の市場調査と定点観測モデル化
・映画村での多言語翻訳、案内サービス
・次世代通信技術の活用
の事業が基本である。

京都に来る観光客は約120万人、東京、大阪に次いで、第3位。チョット少ないようであるが、5年ほど前に、京都市の観光ワーキングで、色々と、調査をしたときが約20万人であったことを考えると大きな進展か。
ATRの多言語翻訳能力(6年ほど前に、英語の同時翻訳を聞いたが、双方向で、スムースに会話が出来ることにビックリした記憶がある)は以前から極めて高いようであり、今回は、これがコアでもあり、今までと違う成果が期待できるかも!!
中々、この種の国の事業は、成功率が少ないようであり、やって、終わりの従来パターンから少し、成果を出してもらいたいものである。

Youtubeをトリガーとして、放送と通信の世界の融合化は益々、深化している。
しかし、日本では、まだ、放送法と電気通信法との独立行政の動きからネットワーク、コンテンツの対応が部分的進化となっており、早くの情報通信法の整備かが望まれる。
ユビキタスとしての様々な活用も、インフラ、コンテンツが1つの法体系の中で運用されるのが、ビジネス的見ても、有効であることは、当たり前であるのだが、それが、半人前の動きでは、チョット心配である。
融合化に伴う、新規ビジネスも、このユビキタスと言うキーワードに合わせて、創出されてくるはず。
京都での特区事業も3年間継続する。京都の文化資産、観光客への活用、新規サービスへの適用の高さなど京都特有の強みを活かし、是非、新しい仕掛けに取り組みたい。happy01

2008.07.12

自社と顧客の間では!!

会社にいた時は、既成の製品、サービスから新規に企画した事業を起こすことも前提とした新規サービスの提供など、色々とやって来たが、最近、その難しさを痛感することがある。
京都でのマーケティング研究会、滋賀での販路開拓セミナーなど、色々な方々とお話をしたり、相談を受けたり、実際販売戦略を作ったりしているが、中々、結果が出ない場合が多いようである。
まず、自社のことを理解するべきなのであるが、皆さん、中々、、、、、。

単純に、SWOT分析と言われる「自社の強み、弱み」を考えるフェーズでも、強みを強みと思っていない場合が結構多い。弱みは、結構出てくるようですが。インタビュー形式でも、グループ討議でも、サアー自社の強み、弱みを出しましょうと言っても、中々、出てこない。日頃、そのような思いで、仕事をしているわけではないので?

最近は、逆方向の進め方をしている。即ち、現在の売上の良いものを中心に、何故、売れているのか?または、何故、売れていないのか?その時に、売り方の方法、体制など10項目前後の項目について、もう少し、具体的な討議をして行く。機会、脅威のOTについては、SWのベースとして、要件管理だけを行う。

私の仕事では、販路開拓、即ち、頑張っても、売れない製品、サービスを何とか売りたいと言う相談もあり、この場合の基本は、ターゲット顧客が求める評価軸、項目をまず、徹底的に、搾り出す。これに、悩み多き商材の仮説軸を当てはめて行く。いずれにしろ、軸(項目)の設定がポイントである。
売れた結果、売れない結果を構成している要素分解、まだまだ、不十分であるが、更に、精度アップしたい。

2008.06.28

IT経営へ!!

今年は、中小企業の更なる活性化をアップさせるため、IT経営への取り組みを推進しようとしている。
ITを単に導入するだけが、IT経営ではないが、、、、。

各商工会議所でも、少し意識が高くなってきたのか、6月初めから、3,4の各支援団体とIT経営化への個別支援と気付きのセミナーの企画を推進している。

以前の記事でも、書いたと思うが、IT経営の好例は、松下電器である。
「IT革新なくして経営革新なし」の社長の強い思いが、6年を経過して、強力な形を見せている。
業務プロセス改革、SCM、CRM実施のIT革新としくみ、体質、風土変革のマネジメント革新が上手く機能した結果でもある。
ただ、これは、松下という大企業だから出来たというのは、極めて早計である。
むしろ、中堅中小企業のほうが、マネジメント革新は、その規模の点から、更に可能であるはず。

再び、IT経営とは。
■“IT経営”は単なるIT活用ではありません
 “IT経営” とはITを活用した経営戦略から生みだされるビジネスの仕組み(ビジネスモデル)による経営の進め方です。 プロセス改革とそのプロセスをキチンと動かすためのマネジメント改革が必要です。

あなたの会社が以下の7つをクリアできていれば、「IT経営を実行している」と言えるかもしれません。

■ 経営とIT化のための戦略を考えたことがありますか?
■ 社内の業務プロセスの見える化をしたり、IT導入の効果を把握していますか?
■ 全社横断的なシステム基盤の構築ポリシーがありますか?
■ IT導入や活用を理解し、ベンダー任せでは無く、自社での対応をしていますか?
■ IT投資効果の必要性を感じ、導入後も、その効果を明確化していますか?
■ 経営層、社員のITスキルの向上に向けての取り組みをしていますか?
■ ITに関連、起因するリスク(情報漏洩、ウィルス、不正アクセス等)の脅威を理解していますか?

もし、1つでも思い当たることがあれば、是非、個別訪問の依頼をして下さい。

2008.06.21

プロジェクトをマネージする!!

前職では、顧客と何か始めようとすると、まず、×××プロジェクト化。
2000人月の大規模から数10人月クラスの小さいものまで、色々とありました。
しかし、ボランティア、NPO活動の中でも、意外と、プロジェクト化すべき活動は多いものである。
その進め方について、一言。

プロジェクトマネジメントは、情報化をする場合に限らず、何かのプロジェクトを推進するための
必要なスキルと知識です。
此れを知っているか?いないか?で、企業の利益も大きく変ってくる場合もあります。

①PMBOK(ピンボック)とは?
プロジェクトの進め方について、まとめた知識体系と思えばよいのかと思います。
詳細を知らなくとも、結構、役に立ちます。
技術屋と呼ばれる人は、結構此れが、苦手のようです。好きなことを好きなペースで、進めたい?
此れでは、経営を担う者は、堪りません。経営者、管理者が把握できるやり方は無いのか。

今の言葉で言えば、プロジェクトの流れを見える化するための手法でもあります。

・基本は、5つのプロセスです。
立ち上り⇒計画⇒実行⇒監視、コントロール⇒終結
各フェーズごとに、このプロセスを意識して行くことが重要です。
・実施における基本ポイントは9つあります。
スコープ(どこまでシステム化するのか)、タイム(構築の期間)、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション
リスク、調達(購入、契約、納入)、統合
特に、実施範囲の明確化(スコープの確定)は、プロジェクトの成否を決めます。思いつきで進めては、駄目です。

②プロジェクト実施
体制の明確化と関連メンバー(ステークホルダー)との役割、分担の確定が必要です。プロジェクトが大きく、多岐な部門連携となる場合は、特に、必須です。

■経営者ー情報統括者ー業務部門ーIT部門ーベンダーの各関連メンバー
■経営戦略ーIT戦略化ー資源調達ー導入ー運用、サービス化
以上のマトリックスで、キチンとマップ化することが肝要です。

③プロジェクトの推進
工事進行基準化など発注者、請負業者供に、フェーズ毎の明確化が進んでいる。
具体的な事例と供に、経済産業省がまとめている。
情報システム・モデル取引・契約書とその追補版がかなり良くまとまっており、大型案件での開発対応、パッケージ使用の対応、アウトソーシング型(Saas,ASPと呼ばれている)の対応などで参考になります。
必要資料は以下のURLからダウンロード出来ます。
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/keiyaku/index.html

また、自社のプロジェクト能力評価、トラブル事例などについては、
IPAのソフトエンジニアリングセンターから入手可能であり、自社の推進に役立てて欲しい。
http://sec.ipa.go.jp/download/report.php

2008.06.14

オーストラリアでのビジネス!

lalalaaustralia
オーストラリアに留学したい人のためのお世話サイトである。
昨年から始めて、1年少し、漸く、会社らしくなってきた。
代表は、当然、現地シドニーで頑張っているが、我が息子である。私は、職務上では、顧問。
彼も、オーストラリアに住んで、5年あまり、前職の絡みもあり、起業するには、此れしかないとの思いで、続けている。私は、経営全般の支援とWebを中心としたマーケティングのコンサル?である。
http://www.lalalaaustralia.com/

このビジネスを支援した大きなポイントは2つある。
・代表の「オーストラリアと日本を何かで、つなぎたい」と言う強い思いへの賛助。
・事業化実現へのWeb徹底活用の実施。

当初の事業計画は、結構甘かったが?それなりの売上が確実な伸びを示しつつあるのは、経営戦略に合わせたキチンとした営業活動と内部(5人のメンバーがいる)コントロールの実施による所が大きいと思っている。
社長と営業部長を1人でこなすのは、中々に、難しいが、一応、これまでは、上手く行っているようである。

現地での徹底した営業活動(学校とのつながり、アルバイト先確保、住まいの確保等等)と日本における顧客集客の実施が上手くかみ合わないとこの種のビジネスは1年も持たないようである。
特に、強く感じるのが、Webによるビジネスの可能性の高まりである。ここ2,3年で、圧倒的な広がりを見せるWebでの人とのつながりの太さが、このビジネスの大きな手助けとなっている。

企業の営業強化への支援として、Webの徹底活用をコンサルとしても、説明しているが、わが身のビジネスとしても、この広がりの凄さは肌身で感ずる。
確かに、チョット見ただけでも、4,50オーストラリアへの旅行、留学のサイトが出てくる。しかし、少し安心なのは、本当に、Webの実力を知り、それを徹底活用しているか?と言うとチョット少ない。
我が零細企業が成り立つ大きなポイントである。
映像は、Youtubeの無料サイト活用、ブログは、此れも、無料サイト活用、SNSも上手く使える、テレビもSkypeの無料活用、営業向けには、Saasの使用等など、安くて、優良なITツールが使ってくださいと言わんばかりに、溢れているのである。

まずは、コミュ二ティ的な世界を作り、スフィアの世界へ。そして、目指すは、地元情報をリアルに、的確に、伝えるオーストラリアポータル(日本人にとって)になること。

2008.06.08

売ることの難しさ!!

最近、技術は、素晴らしいのだが、中々、売れない、と言う相談が結構ある。
意味解析エンジン、テレビ会議、RFIDなどなど。
技術者としての思い込み、蛸壺的な環境での外部環境からの大きなズレ、色々とあるようであるが、売れない事実は確か。

私自身、会社入社時は、通信装置の開発で、最先端の部品、素材を組み合わせて、兎も角、世の中から断絶しても(チョットオーバー??)それに集中すれば、結果の出る時代であった。
少し経ち、業務システムの開発の場合は、顧客の業務を理解し、それを具体的に、システム化することで、成果は出ていた。
その後、システム営業の立場から、新規事業化したり、ほぼ完成品の製品、商品を売ることとなった場合、見えない顧客に対して、如何に、売り込んでいくのか?大きなギャップを感じたものである。

売ることは難しい。
技術者は何かを作ることの方が難しいと幻想を持っている人も、いるようであるが、多分に、その思いが強い人が、上記のような売れないことへの相談に、来るのでは?と勝手に推測しているが。

今までの相談、支援の中で、売れない場合の多いパターンでは、
・顧客ターゲットが曖昧、誰にでも売れると思っているが、実は、誰も買う気になれないアプローチ。
・運よく一番機が売れたことへの過信。その後、全然売れないという状況。神様も悪さをするのである。
・プレゼンテーションなど顧客アプローチの下手さ。兎も角、自分の世界、一部業界でしか通じない言葉を使って、その素晴らしさを謳いあげる方。

上手く支援するのは、駄目パターンの逆を指示すればよいのであるが、個々の案件では、いずれも、かなりシンドイケースが増えている。
しかし、最近のWebplatformの深化は、いずれの案件でも、新しい切り口を提供してくれる。

Webマーケティングの素晴らしさは、インターネットの拡大で、顧客がWebの直ぐ横に、いることのポジションのよさもあるが、そのマーケティングの手法が、極めてよく、人間行動、心理的な動きを利活用していることであろう。
パソコン画面の小さな世界で、如何に、その存在を意識化させるか?の智慧はドンドン進化している。
ペルソナWeb,モーフィング型Web等、更に、レベルアップしている。

従来の営業アプローチでは、「人とのつながりを活かす」「つながりが活かせないのならば、営業失格」などの思い込みもあり、多分に、属人的要素が主体ではあった。
まず、誰に、何を売りたいのか?カッコ良さはいらない。これを明確に分かっている人、商品ほど、人もWebも活用が出来るのである。
売れないで悩んでいる経営者、営業部長、是非、このポイントを理解して欲しい。


2008.05.31

漸く、本番!プロジェクトとは大変?

明日から、今、支援をしているネジの製造会社での、生産管理システムの新システムが本番となる。
1ヶ月遅れではあるが、まずは、喜ばしい限り。
ITコーディネータとしては、途中からの参加もあり、十分とは、いえないサポートではあるが、途中のバタバタを考えると、1ヶ月ほどの遅れで、明日を迎えられるのは、何よりである。

もっとも、このシステムの真の効果が期待される在庫管理系は、まだ運用を主体に精度を上げるレベルにあり、更に3,4ヶ月が必要では、あるが、、、、。

以前まとめたシステムでは、1年遅れ、うん億円の費用アップとなったこともあり、まずは、目出度い。
過去を振り返ると、上手く行ったのが数社であり、概ね、数ヶ月の遅れがほとんどで、プロジェクトマネジャーとしては、失格か?

PMBOKというものがある。
PMBOKとはプロジェクトマネジメントのための知識体系である。

システムが大規模、複雑化すれば、プロジェクトをきちんとまとめていくことが必要である。
プロジェクトマネジメントに必要な知識は大きく分けると2つあり、一つはプロジェクトマネジメントの手順である.
つまり,どういう流れでマネジメントをしていけばよいかである。もう一つは,手法である。
例えば,最適なスケジュールを作るにはどうすればよいか、
もっとも安いコストで進めるにはどうすればよいかといった手法である。
PMBOKはこれらに対して解決のための枠組みを与えている。
PMBOKが決めていることは2つあり、
一つはプロジェクトマネジメントの進め方である.
もうひとつが,手法であるが,手法は知識領域として整理されている。
◆PMBOKのプロセス
これはプロジェクトマネジメントプロセスと呼ばれるものであるが,5つのプロセスから構成されている.
立ち上がり→計画→実行→終結という基本的なプロセスの流れがあり,これにコントロール(管理)プロセスが絡んでくる.

と言うように、チョット、シツコク書いたが、要するに、KDD(勘、度胸、努力)の世界では、無いということ。

このほかにも、P2M(プロジェクト&プログラムマネジメント)と言うのもあるが、これは、PMBOKよりも、もう少し広い範囲を扱うようで、組織の戦略化からのミッション定義などと呼ぶものから入る。

組織を構成する7Sなどとして、精微な理論付けを図ったりしている。
・組織構造ー戦略ーシステム
・価値観ースタイルースキルー人材

でも、本質は、人の思い。
不思議と思いの通ずるメンバーが集まり、場の盛り上がりが出たプロジェクトは上手く行っている。
プロマネであれば、下のサブマネに信頼できるメンバーを集められるか?
総括責任者あれば、プロマネに、如何に優秀な面子を連れてこれるか?ここで、システムの成否は半分以上決まるようである。

2008.05.24

ユビキタスへの誘い。まずは、ケータイの徹底活用

携帯電話のインターネット接続契約台数が9000万台あまり、パソコンの高速回線接続が3000万台あまりとの事。既に、インターネットの主役はケータイなのである。
ケータイだけで、インターネットをし、パソコンでは、全くしない人、出来ない人も結構多いようである(シニアさん?)。
世の中、大きく変りつつあるのである。
チョットその辺に、ズレがあるのが、オッサンのオッサンたる所以ですか?

スマートフォンの機能の良さ、Googleモバイルでの、例えば、乗り換え検索のインターフェースのスムーズさ、列車トラブル時の情報表示の速さ(我が列車は、チョット風が強いと、直ぐに止まりますので、結構便利)などなど
ユビキタスの世界には、チョット間があるが、結構、ユビキタス的な気分である。

RFIDと言う個別識別の電子タグが既に、1個数円の世界に、なりつつある。既に、本物向けの識別化、個別管理などに、中国では、活用を始めている。
製造レベルでは、何時でも使えるようではあるが、システム全体をキチンと動かし、効率的な運用をするには、チョット時間はかかるようであるが。
また、無線でも、Wi-MAXと言う次世代無線システムがいよいよ、本格化。何しろ、10Kmの距離でも、今のブロードバンドの高速化が出来る。車の中で、家庭でのパソコン操作シーンを描けるのである。

商売でも、ケータイECは圧倒的な深耕化をしている。ネット通販を家庭のパソコンから、と言うのは、既に、古い。
歩きながらでも、通販は出来る。

本格的に、ケータイからの集客の時代になった。
特に、20,30代の女性向けには、必須なWebマーケツールなのである。
検索サイトの比較では、パソコンとケータイでは、機能的に劣るが、これは、マーケティングアプローチの違い。

以下の点をポイントに、キチンとフォローすれば、ケータイでの商売アップは可能である。
①公式サイト登録は必須。
②顧客アドレス確保
 プレゼント、オークション
③ケータイサイト向けページ作成
④独自のケータイでの滞在時間延長手法

まずは、ケータイマーケの実践、私も、是非、実行したい。

2008.05.17

Enterprise2.0への深化

企業経営者の意識とは、別に、Webを中心とする環境は、極めて早い変化を示している。
2月ぐらいからの幾つかのフォーラム、4月末に開催されたWeb2.0Expの動きなどから、Web2.0も、B2C主体からB2Bへの動きに変化しつつある。
90年代後半から、キーワードとして、登場して来たWebサービスも、ここ1年で、大きく、企業内、企業間への深化が強まっているようである。
調査会社のガートナーも、2008年のITのキーワードトップ10としている中には、
・WebPlatform
・Mashups
・SocialSoftware

等Web関連キーワードを6項目ほどを挙げている。企業も、Webサービスありきで、ビジネスが成り立つ。
企業内のITソリューションの適用でも、
・基幹業務系へのSOAをベースとするソフトアーキテクト化
・顧客向けには、ブログ、SNS等所謂、Web2.0化
・経理、総務、そして、営業向けには、Saasの実施
・サプライヤーとの間は、XML-EDI、Mashup,WebAPI
が必要となっている。
しかし、単純に、Saas,Mashupなどを企業内システム展開することが、Enterprise2.0となるのではない。
Ennterprise2.0の企業になるには、Web2.0でも重要とした顧客データを企業内データとして、どう上手く活用するのか?が重要なのである。

少し、Web2.0に立ち帰ってみよう。それは、
■ユーザーの積極的参加
  mixiは何故、1100万人以上の参加があり、コミュニティを形成しているのか。
  ⇒新しい人のつながりを現出しつつある(数百といわれる地域、属性型SNS)
   ・YouTube ・MySpace ・ごろっとやっちろ ・長岡市SNS ・ちよっぴー
  ブログは、個人の日記からビジネスを形成する基本要素に成長しつつある。
  ⇒企業の営業手法、マーケティングもユーザーの声(データ)。
   ・TIIDAブログ ・社長ブログ ・ブログコミュニティ(ハマゾウ、滋賀咲く)
■皆さんの智慧を活かす
 Wikipedia、クリエイティブコモンズの存在は、集合知としてその価値を創り出している。
 ⇒ビジネス的には、OKweb、ライブドアナレッジ
 変わるシステム開発手法
 ⇒ステークホルダー間での必要情報、データの共有が短期間での開発を容易にしている。
  ・マシュアップによる短期のシステム開発。出張JAWS、地図関連サービス

社会変化を如何に自社の活動に、素早く反応させて行くのか?
それを感じる経営者?とただひたすら過去の積み重ねに固執する経営者?どちらが、従業員思いの方となるのであろうか。その責務は結構大きい。

2008.05.10

うら寂しいIT化日本!

何故、中小企業では、IT活用化を進めないのか?
3つの低迷もはっきりしている。
・70%以上の企業では、部門のみでのIT化。これでは、全体としての生産性効率は望めない??
・中小企業でのIT投資は、2000年からほとんど変らず、横ばいのまま。
  人と機械設備だけで、勝てると思っている経営者がほとんど?
・非製造業でのIT化が極めて低い。
  サービスのイノベーション化として、色々と始まっているようではあるが。
ものづくり日本としての製造現場、コア技術の開発は重要であることに、変りは無いが、国全体としての情報の効率的処理、適時適正な対応力も、コア技術を活かす手立てとしては、同様に、重要なはず。
匠の技で、唯一無二の部品が出来たとしても、それを含む集合知を適宜活用するインフラが無くては、宝の持ち腐れでは?

本年度からは、
・中小企業生産性向上プロジェクト
小規模企業のSaas活用を明記している。
・ITによる地域活性化等緊急プログラム
・IT政策ロードマップ
などのIT化強化の動きが急を成している。
6月ぐらいから、具体的な動きが出てくるでしょう。
是非、この動きに連動して、電脳社会の一員?でありたい。

IT経営化への推進に関わる者としても、舞台周り(行政)から役者(中小企業経営者)までが、一丸となって、新しい芝居を演じてもらいたい。

2008.05.05

肩こりとIT経営?

半年前から肩こりに悩まされている。
色々と処方を聞いたり、調べたりしているが、
・腰骨のズレを強制的に修正しようとから(ある整骨士)
・目蓋の肉付きによる中枢神経のズレ(形成外科での実績⇒これは、知りませんでした)
・パソコンの使いすぎによる視神経の疲れと肩への負担(内科の先生)
・体重の急激な増加(独断と偏見)
背広30分以上着ていると、気分の悪くなる状況が今も続くが、その場しのぎの対処療法、、、、、。

突然ですが、ITコーディネータとして、進めているIT経営への取り組みも結構、同調点が多い。

■“IT経営”は単なるIT活用ではありません
 “IT経営” とはITを活用した経営戦略から生みださ れるビジネスの仕組み(ビジネスモデル)による
 経営 の進め方です。
     
■企業の“IT経営”のレベル差が拡大しています
 「個人のパソコン利用」レベルから「ITを活用した経営戦略の実現」レベルまで

■今後の経営改革のポイントは“IT経営”です。
自社の“IT経営”対応 レベルを知ることが大切です。このレベルが低くては、経営戦略は実現できません
■自社のレベルを知る物差しが“ビジネス競争力”の“成熟度モデル”です。

中小企業の多くの経営者も先ほどの肩こりへの対応と似通っている。
どうしても、気になる部分への対応とこれでいけるという独断が多い。
あまり、他社の成功事例を気にしていないのでは?
 
自社の成熟度、内部の分析(自分の肩こりの程度と独断的所見)をキチンと整理し、専門家の意見を
反映しながら、全体を見直す。
ビジネス競争力?成熟度モデル?が何か?と思われれば、大きな前進ではある。
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2008.05.02

Saas+スマートフォンは救世主?

過日、Saasフォーラムが大阪で、開催された。

更なる可能性を見せたのが、スマートフォンを中心としたモバイルでの活用。
ソフトバンクとKDDIが色々と始めている。先行しているのが、ソフトバンクであるが、Salesforceとの連携で、営業支援、顧客管理などで、結構使えそうである。
SFA的に単独システムとして活用しているユーザでは、iモードで結構使いこなしている企業を知っているが、基幹業務から、パソコンの2次的活用として使える点が大きく違う。
KDDIもマイクロソフトとの連携で、メール、スケジューラなどの機能を提供するようである。今一つ、ソフトバンクより、遅れか?
ブラックベリーから始まったスマートフォンの業務活用が、上手く行くの?との思いが強い。
過去の携帯電話、モバイル端末などの業務適用への失敗が強いためか?
今の10代の感覚にならなくては?チョット無理???

サービスとしては、MIJSコンソーシアムが標準規格を制定し、データ連携フレームワークを推進している。
しかし、Salesforceのサービスレベルになるには、まだまだか。
様々なアプリケーションを持っているベンダーが多く参加しており、上手く連携が進めば、面白い存在にはなる。


以下のような
検討テーマ  内容 主要顧客 (仕掛けのポイント)
①小規模企業向け
「経営力アップ、IT活用 財務会計、販売、税務のインフラ」 20人以下の小規模事業所。
(経済産業省のプロジェクト。ユーザ、サービス提供者のマス化)
②中堅企業向け
「フロントサービス活用 人事、グループウェア、CRM、アプリ活用」 売上数十億円規模の会社。
(MIJSプラットホームの活用。有効サービスの開発)
③既共通サービス活用
「グループの高度サービス化 EDI、見積、受発注、など製造関連サービスの活用」 製造、流通、建設など既中堅グループ (現サービスのレベルアップ化。何処か1グループとの実績化)
④既Saasサービスの活用
「Salesforce、Netsuiteのプラットホーム活用」 中小企業全業種(ただしフロントサービスが主
(Salesforce、NetsuiteとのAPI化の推進)
⑤専用機能のサービス化
「Web開発、翻訳、EDI関連」 市場再確認(従来の顧客とは違うアプローチ
(販路支援の具体化)
⑥新規グループ化
「市場ニーズの把握」 例総務全般ワンストップ(REARDEN社)
(商社、業界協議会などからのシーズ発掘)

を少し、具体化して行きたい。

2008.04.30

新たなる企業OB活用

企業OBと言われる人々の活用化が次のフェーズを迎えている。
新現役チャレンジ支援事業が本年度から開始の予定である。
従来の企業OB人材マッチング事業が発展し、拡大させたいとの事。

新現役(大企業の退職者、近く退職予定の層)の有する技術、ノウハウなどを中小企業、地域へ活かすと供に、我が国として守るべき技術の海外流出を防ぐために、「中小企業への拡大、地域への拡大、国内への回帰」を主点として、新たなるシニア人材輩出の流れを作り出すとの事。

具体的には、
各県に、商工会議所を中心に、地域事務局を設置し、既退職者、退職予備軍からの積極的な人材登録を推進する。採用側の中小企業に対しては、地域力連携拠点300ヶ所と登録コーディネータ500名による中小企業の経営課題、技術課題など解決対応からニーズを抽出し、登録者とのマッチングを実施する。

私自身としても、活動しているNPO理事の立場からも、人材登録化対応と企業からの新現役へのニーズ対応の両面からせねばならない。

縮退する日本の産業力、経営力の現状からは、必須となるべき活動ではあるが、過去の活動実績を色々と聞く限りまだまだ、である?
実際、京都で頑張っているメンバーからお話を聞く限りでも、有効な活用事例の輩出が少なく、マッチングの件数も、急激に伸びているわけではなさそうである。
対象となるべきシニアのモチベーションも、今一つ、不足ではあるが。
若者とシニアの活用がまだまだの日本。
しかし、これなくして、未来は無い。昨今、よく感じる。

2008.04.26

営業雑感

インターネットの拡大により、自社製品、サービスを顧客に結びつけることが容易ではあるが?難しくなった。
色々なメディアの活用により、好業績を上げている企業も、結構多いようである。
今回は、実営業での事例を中心に、営業力アップについて、再認識出来れば、と思う。

・DMの活用
少子高齢化、活字離れなどからDMでの集客率は低下している。この流れを把握し、徹底的なWeb活用で、客とお店のマッチングを上手く実施しているデリバリーサイトもあるが。

東京のある電気店では、DMによる来店率を30%の高効率で実現している。
その基本は、まず、徹底的な顧客のセグメント化。そして、そのセグメント化を基本とした対象顧客へのDM実施の使い分けである。例えば、上位の顧客へは、DMを個別に持参し、その月に売りたい商品に、あわせて、対象となる顧客層のみにDMを実施など。
正に、Webマーケでは、実施されているONE TO ONEマーケをリアルで実施しているのである。

・カタログ販売
金型のメーカのある会社は、営業担当者を廃止し、注文をカタログにて、実施している。分厚いカタログを見ながら、顧客は本当に、注文するのか?と思うが、金型担当者に注文し易い体裁であり、パソコンでの画面の制約もないためか、不満は無いようである。

・FAXでの注文、連絡の徹底
顧客からの指示に合わせ、FAXによる代行サービスを実施している会社があるが、中小企業を中心とした受発注、販促、等の営業ツールとしては、活用されているようであり、会社の業績もアップ状態。

世界的にも、業績の高いオフィス用品の企業の顧客アプローチの基本は、DM、カタログ、Webマーケの3点セットタイプであり、それが、好業績のベースとなっている。
DMもきちんとした顧客セグメントに基づいた知的DM化、カタログはお店での販売を想定とした格調のある作り、など夫々に、明確なポジションを持たせてある。

B2B、B2Cに限らず、Webマーケの手法は、様々な心学的な要素も取り入れた人を意識したアプローチを取っている。従来の各販売手法は、過去の流れもあり、マス的な意識の中での、手法が主体である。
しかし、個人ベースでの営業手法が高まる中では、Webマーケの手法を、如何に上手く従来メディアをベースとした手法に適用するかが?今後有用ではないかと思う。
上記の事例は、それを明示している。是非、一考を。

2008.04.20

整理、その多面的な広がり

何処の紹介か?忘れたが、、、、超整理術なる本を読んでいる。
アートディレクターと呼ばれる人の著作である。
感覚の世界、イマジネーションの世界と思われがちな職業者のコメントであり、ちょっと奇異感があったが、かなりコンサルとしてのやり方に通じているようである。
アプローチはほとんど同じ、面白い。
確実な整理術が必要との事。

・状況整理 対象を問診して、現状に関する情報を確保する。
・視点導入 情報にある視点を持ち込み、並べ替え、絞込みを行い、問題の本質を突き止める。
・課題設定 問題解決のため、クリアすべき課題を設定する。

課題の本質はその対象に内在しており、整理することが、新しい課題を見つける最短のアプローチ。
実は、製造業の3Sがこれである。整理、整頓は、企業現場の課題を明確に提示している。
整理とは、全ての本質的実施策であるのか。

更に、整理プロセスは3つある。
・空間の整理  優先順位をつけることが重要
・情報の整理  優先順位をつけるためには、視点の導入が必要
・思考の整理  視点を導入するためには、まず思考の情報化を実施

空間の整理では、コンサルの経過では、チョット馴染まないが、3Sは正に、そのアプローチ。
また、経営戦略策定時に活用しているSWOT分析、BSC手法、戦略マップ化などの基本も、情報の整理の視点導入がである。
視点導入の流れは、収集した情報に対して、優先順位付けを行い、因果関係を明確にして、その本質を見つける。
視点導入の最終目標はビジョンを見つけることとの事。経営戦略化では、トップのビジョン、思いを明確にすること、または、認識することにある。
明治学院大学、国立新美術館のシンボル創りの事例で紹介しているが、中々、興味あるプロセスである。
最後の思考の整理では、まずは、コミュニケーションと考えの言葉化である。
無意識の意識化であり、相手の言うことをまとめる、自分の思いを言葉として明示することが必要である。
この感覚は分かるでしょう、現場の業務をヒアリングしながら、こちらも何かを掴むが、ヒアリングを受けている人達も何かを掴む作業、良くあることである。
これらを進めることで、あるべき姿が見えてくる。
我々のAS-ISモデルからTO-BEモデル創出の流れと同じである。

この本を読んでいると、経営戦略作成の基本ガイドを呼んでいるようであるが、もう一つ深みのある新ビジネスモデル化への指針を教えられたような気がする。
整理、その本質を更に、理解してみたいものである。

2008.04.14

マーケティング雑感

中小企業の場合、過去の受身的経営活動の名残もあり、中々、市場の中での、自社の有り様をキチンと把握し、
経営戦略、販売戦略に的確に反映している企業は多くない。

しかし、Webインフラ、WebPlatformの爆発的な広がりは、自社のアプローチも大きく変えて行く。
その1つに、以下の企業がある。
□日本最大級の宅配、デリバリー専門サイトの運営会社である。

・市場環境の変化
2000年前後から、外食分野は減少、それに代わり、デリバリー、持ち帰り惣菜などの中食市場が大きく伸び始まった(年率10%以上)。
これは、少子化による世帯あたりの人口の減少、それをベースとした家庭調理機会の減少へと続いている。
・デリバリー店による販売促進化?
多くの店は、チラシ配布が基本。
しかし、新聞購読率の大幅な低下、オートロックタイプの万章の増加、等からチラシ配布の費用対効果は年々減少との事。
⇒これらの流れを実態調査も含め、検討し、デリバリー総合サイトをコアビジネスとして推進する。
ビジネスモデル(インターネットを活用し、情報発信、受注のマッチングを実施)

□加入店のメリット
・新たな顧客層の獲得
・発信費用の低減、コストダウン
・機会ロスの減少
・レピート注文の拡大
□顧客のメリット
・複数店舗の比較
・最新情報の入手が可能
・時間、場所に限定されない注文
・個別嗜好化
このサイトは、加入店からは5%のコミッション代と掲載料を確保。

市場の流れから顧客の動き、それらを把握の上でのビジネスモデルの構築、極めてオーソドックスなマーケティング手法であるが、更に、なるほどと思うのは、具体的なビジネス化の推進である。

このモデルが上手く機能するには、十分なデリバリー店が必要。顧客も、来てみたが、お店が少なく、選ぶメニューが少なければ、以後、使わない。そして、このサイトのPRである。
いずれも、既存グループの活用、アフィリエイトなどのCGM的動きの活用などで、現在は、
・約128万人の登録顧客
・約7600店の加入店
・約2000万PV/月というアクセスの多さ
と言う立派な成績を上げている。
また、加入店が注文に専心出来る様に、幾つかのIT活用もしている。
大袈裟なマーケティング手法、、、、、と言うのではなく、この会社では、現場ともっと広い世間の動きを把握すると言う基本的な事から、絶対的なモデル化を進めた。
そして、そのモデルが実体の世界で、上手く動くように、更なるITの活用を実施。
是非、このアプローチの心得、実施してもらいたい。

2008.04.05

企業システムは更に進む

今、再来週の講演のこともあり、最近のIT関連の動きを見直している。
例えば、2008年のITキーワードとして上がっているのは、

・BPM(ビジネスプロセスマネジメント)
・WebPlatform
・SOA
・仮想化
・Mashup
・Saas
・メータデータ
・グリーンIT
などである。
有名コンサル会社、IT専門誌などで、話題としているのも、概ね、これらと変らない。
かなりのキーワードがWeb関連でもある。

私自身としても、高速ネットの進展と常時接続の結果としてのWebPlatformの進化がWeb2.0を引き起こし、それが、顧客からの圧倒的な圧力として、企業内へかなり浸透しつつあることを感じる。

SOAと言うのは、企業内の業務サービスを出来る限りサブ化し、初めから全てを作り出すのではなく、既にある関連サブシステムを上手く組み合わせて、新しい業務サービスを開発するソフトのアーキテクチャである。
これにより、開発期間を短縮し、低費用で、新しいサービスが作り出せるのである。

これは、一歩先行して使われて居るMashupと同じである。SOAも基本は、Webサービスである。
また、企業内にある各基幹データ、既存サービスを上手く活用し、再利用を図っていく。

そして、これらを上手く結合させたり、不要なサブシステムを外したりするには、ビジネスプロセスをキチンと整理、把握しておくことが、益々重要となる。
自分たちのこなしている業務を客観的に分析し、汎用化させて、これをまた、統合化する。この意識と具現化が是非にも、必要なのである。
企業システムも、従来のクローズした専用業務向けから安く、早く、正確に組める統合型となりつつある。市場の動きに合わせ、自社のサービスも変る必然性があるのである。
これをEnterprise2.0と称しても居るが、本質は、Web2.0である。
社内外の智慧を集め、顧客からの参加も願う。
企業システムとしても、新しいWebの波には逆らえない。
関係ないけど、円山公園の桜、満開でした。
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2008.03.29

脳の力

人は、特に、脳は面白い。
以前には、トランスパーソナルという心理学が興味があり、本だけは色々と漁ったが。
我々が祖先、子孫へと営々と受け継がれていく人の智慧は、結構意識せずに、各人を拘束し、
各人各様の行動を演出させている。
このような潜在意識が人を動かしているというベースで、人の行動を更に、高める。

最近、そのような能力開発的なツール、考え方を聞く機会があり、チョットコメント。

・曼荼羅の智慧
仏教の曼荼羅図は見かけた方も多いはず。宇宙の広がりをN×Nの2次元の広がりの中に、可視化させる。
これを上手く活用したのが、ITCも使うDMM。3×3の一目で、捕捉し、全体を把握する可視化技術。
中心の基本事象に対して相対的な密度の高い関連事象を8つほど配置する。結構、コンサルする場合には、
有効なツールである。
因みに、ユングも自己分析には、曼荼羅図を活用したようですが。

・マジカルナンバーセブン
7±2の範囲内に、短期的な記憶能力が限定されるとの事。心理学での有名な実験結果もある。
結構、これは、納得できますね。前項のDMMも周辺8項目の事象配置は、結構当たっているようです。

・マインドマップ
プザンという英国の脳生理学者が作られた能力開発ツール。
脳内で起きたイメージを出来る限り拡大、発展させるために、白紙の中心から放射状に、関連ワードを
書き付けていく。我々は、何かアイデアを出そうとする場合、多くは、思いつくまま、箇条書きにしていくが、
プザン流に行くと、思考を強制的に止めているとの事。
イメージを描くには、オープンエンド的な発想から生じる内発性、創造性を活かすために、樹が太い幹から
枝を伸ばすような形で、連続的な流れを白紙に色付けしていく。
簡単な体験講座を受けたが、指導が上手く流れるようになれば、戦略策定時の手法として使えるかも?
自由な発想を得られる点から、次の望ましい姿を描くときなどに、活用できるか?

NLPなども、対人的なアプローチには有効であり、人の内在する智慧、意識を可視化、意識化させる
コンサルタントとしては、大それたことは出来ないものの、ツールとして、少し、研究してみたいものである。

2008.03.22

松下電器IT革新から思うこと

松下電器のIT革新を基本とする経営改革が色々と言われているが、そのベストプラクティスを、今システム構築支援をしている企業対応へ、と一言。

松下の経営改革の中心が「IT革新を最優先課題」とした点にあるとの指摘が多い。
中小企業向けIT経営を推進しているITCとしても、喜ばしいことではある。
・その成果
生産リードタイムを75%短縮
商品開発期間を42%短縮
一人あたりの販売額1.45倍
そのためのIT投資額2012億円(6年間)、1年間では、350億円(売上比率は0.5%)
これは、一般製造業の開発比率が1%程度ということを考えるとむしろ少ない。

・何故、成功したのか?
当初3年間の回復は概ねリストラ、コストダウンなどの貢献が高いそうで、むしろ、当初から掲げた「ITによる経営革新」は失敗であったとの事。最大の原因は、社長の思いを実行すべき各事業部が理解できなかったこと。
所謂、通常のシステム構築プロジェクト程度の意識しかなく、業務側はかっこのよいIT化戦略を立案し、総括すべきIT革新の本部は、業務革新までの意識も無く、従来通りのシステム構築を進めたとの事。このため、形だけのIT革新となった。
この失敗から、まずは、IT革新の実践事例をグループ企業の1つに徹底実施。業務側には、ITを活かすための環境と意識改革を実施すると供に、IT革新本部には、経営コンサルメンバーを配置し、IT側でも、経営戦略を意識化させた。
多くのシステム化では、業務側で立案をし、それに合わせてIT側がシステム化しているが、4年目以降の松下では、「ITを駆使して、組織を変える」というテーマで、業務とIT化推進側との両輪の再意識化と協調体制を作った.

即ち、懸命にIT化だけを進めても、実際効果が社内業務の中でどれほど出てくるかが、ポイント。
ビジネスプロセス改革や業務そのものの変化から会社全体が変らなくては意味がないのである。
業務側(人も組織も)が変らなくては、結局失敗事例となるのである。多くの事例では、パソコンを使う程度が増えた程度?なのではないか。

長々と松下の話をして来たが、規模は全く違うものの、4年目以降のIT革新の進め方が、今の多くの中小企業にもそのまま、当てはまるのである。システム化とは、使う道具が少しかっこよくなった程度なのである。

3ヶ月ほど前から、ある製造業のシステム構築の支援を依頼されている。依頼された時点では、既に、ベンダーとの打ち合わせも数ヶ月前から始まっており、ITCの出る幕ではないと断ったが、経営トップとしては、担当任せにしたまま開発が進んでいることに、不安があり、兎も角、支援との事で、現在も継続している。
そして、今、変化が起きつつある?
経営トップも、実際の実施メンバーも、単なる道具の置き換え程度と思っていたようであるが、自分たちの業務を更に効率化するには、今進めているシステム開発をどのように進めていくのがより有効なのか?と思い始めている。業務の見直しとIT化が少しづつではあるが、一体化しつつある。経営トップの意識も変わってきている。

業務を関係者で見直し、それをシステム化の中で、どのように反映させていくのが?良いのか?
その意識を上手く継続させて行きたいとの事。

この意識の変化は大きい。こちらとしても、嬉しい事である。
そして、この意識変化を更なる多くの中小企業経営者に拡大させたいものである。

2008.03.15

IT経営力アップ?

ITを経営に活かす為の仕組み作りとその実施をしている企業を経産省が300社ほど選んだ。
残念ながら、滋賀では、1社、京都では3社となった。チョット寂しい。
今やITが無いと確実に商売は置いていかれるのに、何故、中小企業のトップはそれが理解できないのであろうか?ITが必須ツールと思っているのが、我々の幻想なのだろうか?
特に、滋賀での動きを見るとそう思わざるをえない。

今も、情報システム支援の企業はいずれも、京都の企業である。1社は、正に、構築の最中、中々、思うような動きになっていないのは、歯がゆいが、ここでは、社長のシステム構築への危機感が我々に参加を促させた。
生産管理システムの全面リプレースであり、特に、営業と生産部門の息の合った?システムに如何に近づけるかが?最大のポイントである。
生産管理システムのポイントは在庫の適正化の実現である。これは直接的なキャシュフローを生み出す。
受注化、生産計画、購買、工程管理、在庫、出荷など一連の業務フローに大きな違いは無い。しかし、それを活かす為の現場力には、かなりの差がある。
この会社とは別ではあったが、経営戦略策定の中で、人材教育が主要な提言となった場合もある。
私が言うのも可笑しいが、企業の最大の強みは人であろう。ITコンサルとしては、、、、、。

ここ数年、優秀製造業などを訪問すると、その会社のレベルはまず、3Sの基本で概ね分かる。成績の上がっている会社は間違いなく3S,5Sがしっかり息づいている。私自身は、IEに関するプロではないが、社員の挨拶、各道具の配置具合、等素人目でも、はっきりしているものである。
その意味で、工場訪問は面白い。
最近の報道でも、正社員の増加がニュースとなっていた。これが、ニュースとなるほど日本の現状は寂しいものではあるが、喜ばしいことではある。その主因の1つが製造現場での、品質の低下、暗黙知(長年の経験知)の欠如、であり、当然、何時首になるか分からない状況では、3S,5Sの継続と従業員の満足度もえられるはずがない。

会社利益のみからの正社員の削減化、安さのみを追い掛けた結果としての需給率の大幅な低下と地場産業の衰退と中国品の非安全食品の増加、、、、、、でもこれら全て我々が選択した結果でもある。
地方に広がるシャッター通りも、地元生産物を使わず、スーパーの安さだけに惹かれた安易さがベースにある。

是非、製造業に限らず、日本にある資源を活かすことも考えるべき時期のようである。

2008.03.08

販路開拓の面白さ

今、起業支援、販路開拓支援があちこちで、実施されている。
IT関連企業でのIPOも、一時よりは、落ち込んでいるようであるが、まだまだ、一獲千金的動きも含め、頑張っているベンチャー企業も多い。
こちらも、起業支援のアドバイザー、販路開拓でのコーディネートとして、幾つかの企業には、お役に立っている?
と思っている。

私が関係している事業では、販路開拓相談案件は、400弱。結構多いようである。しかし、その内、具体的に、対応出来そうな物件は、2割弱となり、売れるまでの完成度では、まだまだか??
それでも、相談物件の企業トップは、結構満足している。具体的な受注、売上にいたるものは、数%であり、中々難しいが、この支援の中で、自社の製品力の不足、販売戦略の不十分さ、等を明確にされることにより、それも、高いコンサル料も払わずに、新しいアプローチを見つけられるからである。

そのような厳しい結果ではあるが、成功している企業には、幾つかの共通点があるようである。
・製品力、サービス力の強さ
これは、当然のことではあるが、単に、強いだけでは、やはり限界がある。これらの強さを上手く導くガイドが必要。相談までには、かなり力を入れて、営業をしても、売れなかった製品、サービスが数ヶ月で、幾つかの顧客に導入されている。これは、コーディネータのチャネルと戦略の見直しなどが大きい。

・経営トップの人柄
相談に来る企業トップは、夫々自信があるから起業し、新製品、新サービスを市場に投入しているはず。でも、それにあまりにも、固執される企業トップも多い。かなり、市場、施策に偏りがあるのであるが、それを認めずに、当初の思いをそのまま継続する方。確かに、読み物としての成功物語ではそのようなものが受けるが?実業では中々、難しい。
私も、支援をするか?どうか?の大きなポイントはこれである。あまりに、己に固執する方であれば、どうぞ、ご勝手に、、、、。本気にはなれない。

支援を受けたい企業トップの多くは、成功報酬型のセールスレップ、販売代行、単なる経営コンサルを望んではいない。販売戦略を共同で立案し、その施策をベースとした対象企業へのアプローチを実行してくれる人なのである。そのような案件にあたるのは、中々難しいのも、現実であるが、是非、更なる面白い企業に会って見たい者である。

2008.03.01

使う側の情報で商売を

今年度のWeb活用のための研究会もそろそろ終わりである。
今回は、京都を中心に頑張っている企業の方からお話を聞く予定である。
このために、発表企業を含めて4,5社の話を聞きましたが、皆さん、頑張っておられます。
頑張りのポイントを2,3まとめたいと思います。

ユーザが市場を作り、製品を作り、サービスを開発する。
確かに、インフラ的なWebサービスは、限られた先行性、粘り強さ、運の良さを満たした企業がいますが、それを上手く使いこなし、集合的な智慧と購買力としていくのは、どんな企業でも可能であり、是非、何百、何千という企業が輩出してもらいたいものです。
これらをCGMと総称していますが、ブログ、SNSなどで、交わされる各個人のコメント、感想、思いが大きな流れを起こしているという現実は数年前までは、考えられなかった。
皆さんのポイントは2つ。

①如何に効率よく集客するか?
やはり、まずは、共有できる情報、コンテンツの存在である。人は単なる思いつきで、そのコミュ二ティ、サイトを訪れるのではない。何かのメリットがあるはずであり、それが、自分にとって共感、共有できる情報なのである。京であれば、人の知らない観光場所、伝統製品の体験などか、、。
また、単に、情報があるだけでは、人はそれに深化しない。一度の訪問で、終わりである。そのコミュニティにいることの必然性、ストリー作りが必要である。これは、リアルな場でも、同じである。活性化しているボランティアグループでは、その世話人がきめ細かく雰囲気作りと適切なイベント開催などの手管を用いているとの事。頑張っているコミュニティでは、結構、見えないところで、運営者が頑張っています。
具体的なツールとしては、映像などのリッチコンテンツ、アフィリエイト、口コミの可視化などである。

②如何に収益化を図れるか?
まだこれを解決しているコミュニティは非常に少ない。京都でも、まだ、本業の広告塔レベルか。
最近では、LPO、LPM(如何にECページに誘導するか)がポイントになっている。売りたいページへ如何に多くのユーザを誘導するか?そして、見込み客への誘導とその確保を効率よく出来るか?である。
ただ、このための手法は最近、色々と進んでいるようで、個別アクセスの分析、キーワードの頻度分析から的確な広告、売り込みなどが出来るようである。Webへのアクセス、露出度が高い人ほど、そのプロファイルの精度は上がり、効率的な商売が可能となる。
チョット怖い世界になりつつある。

2008.02.22

1つの事業を立ち上げると言うことは!!

IT活用で新しい事業を作り上げた話を聞いた。
市場の的確な読み、それを事業化するための頑張り。正に、IT経営と呼べる事例である。

その事業は、デリバリー、持ち帰りを基本とする中食と呼ぶ分野。我々が、店舗で食事をすることを外食と呼ぶ。
最近のメディアにも、取り上げられているが、外食産業は過当競争の上に、全体が減少傾向にある。
これに対して、デリバリー市場は年率10%の伸びを示す有望なビジネスの場である。
しかも、凄いのは、今回の経営者は「女性の社会進出、世帯あたりの人口減少」から、この中食市場が絶対に伸びると10年前に予測していた。

ビジネスモデルにも、色々な工夫がある。
当時は一般的であった各家庭へのチラシによる効果がかなり低下していることを認識し、全面的なIT化によるビジネスモデル化を推進した。
デリバリー総合サイトの構築である。
加盟店は新たなる顧客層の開拓、販促費のコストダウン、レピートのしやすさなどのメリットが得られるし、顧客は色々なお店がパソコンで選べ、待ち時間などが分かるなどのメリットがある。
現在、128万の登録者と約7600加盟店を持つ1大サイトを形成している。

しかし、0からのスタートで、無名の会社が如何にこの加盟店、登録者を獲得できたのであろうか?

加盟店確保のポイントは全国チェーン店との提携。これら有力チェーン店を前記のメリットを説明しながら、1グループ毎に説得して行ったとの事。現在は、このコアの店に、もともとの狙いである、各地域のお店が参加する形となっている。加盟店が増えるに従い、会員数も増えたとの事であるが、これには、Web2.0のよさを活用したようである。アフィリエイト、SNS的な口コミ活用、などである。
また、注文対応のスピード、正確性、などを確保するため、各店には手間を掛けないシステム化も実施している。
(昔、同様のシステム化を大手商社が目指し、資金に任せ、各店にパソコンを持ち込み、大失敗をしたとのこと)
この辺は、Amazon,Yahooなど消費者向けに色々な工夫をして、加入者を拡大させて行ったプロセスに似ている。早い時期での顧客サービスセンターの設置もそれである。
4年間の赤字続きをよく乗り切ったと思う。

最後にこれを実行し、良好な事業として、定着させたのは、若い女性である。ただ、感服。
最近やや軽薄の感があるIT起業の人には、是非、この根性と事業への思いを知っていもらいたい。

2008.02.09

Saas使う側からのコメント

Saasの概要については、既に、数回書いているので、今回は、Saas活用度200%?のある社長から、お聞きしたことを中心に、Saas対応について少し、コメント。
最近の経済産業省他の発言を見ても、中堅中小企業の活性化、そして、そのためのITの活用はかなりの重要度を帯びてきているようである。
ただ、その対象となる企業経営者での認識の浅さは、何回も述べているものの、心配である。

その会社は、10数名の「街の工事屋さん」(と社長は言っている、正に、これが、経営コンセプトでもある)。
Saasへ行き着くまでには、前記の「街の皆さんに応えられる」対応力を如何に、自社のものとするか?
への試行錯誤であったようである。
雨漏り、水漏れなど直ぐに、訪問し、職人さんを現場へ連れて行く素早さ、1人が受け持つのが、1日でも5,6件というこまめな対応など、正に、ご近所の工事屋さんである。
このスピードとその会社の業務に合った営業対応のソフトがないか?このため、色々と捜したが、結局、十分な機能を持ったソフト無かったが、Salesforceに出会ったとの事。
では、PR文句通り、直ぐに、サービスを受けて、そのまま、動いたのか?
最終的に動いたのは、約5ヶ月後。
その間、社長は遊んでいたわけではない。
前回も、コメントした以下の3点を自分で進めた。

①業務プロセスの設計支援(各業務をSaasサービス化するためのプロセう分析と設計(要件定義書相当))
②既存システムとの連携(データ移行、データ連携、既存アプリケーションとの連携。プロセス実現に合わせたアプリの組み合わせ設計)   
③導入、定着支援(カスタマイズ支援、ユーザ教育)

自社の仕事に合った各画面作りと必要機能の洗い出しを仕事の合間を見ながら、進めた。
この経過の話で、2つのことが明確になった。

①Saasは万能ではない。自分たちの仕事に合う様にするためには、開発のためのITスキルも少し必要であるが、自分たちの仕事をIT化するための粘り強い行動力が必要。
社長の感覚では、このコアメンバー1名に対して、HTMLが書ける程度のスタッフが2名ほどは必要との事。
②①の顧客側の要望にあうための柔軟度の高いシステム作りが出来ていないと、中々、顧客要望に応えられるサービス提供とはならない。
Salesforceの造りはこれに応えるだけの完成度があるということ。もし、Saasサービスをプロバイダーとして、考えているベンダーは、この認識が重要である。この社長も、この点を評価していた。
自分の思い込みをシステム化するだけでは、多分、Saasとしては、認めてもらえない。
あらゆる活用シーンを想定して、そのシーンに対応できるシステム構造が必要となる。

Saasは中小企業活性化の有力なツールではあるが、それを具体的なフィールドで、活用してもらうのは、「コアメンバー+スタッフ2名」と言う社長の言葉を、是非、キチンと認識してもらう必要があります。

2008.02.01

2008年注目ITトレンドと中小企業

現在、京都、滋賀で開催している研究会の対応もあり、先進企業のメンバーとの会話、東京でのセミナーなどへの参加をしている。
IT関連トレンドの速さは、加速している感じがする。
ガートナーが注目しているIT技術トレンドを聞いた。ただ、ガートナーの対象は大企業であり、中小企業向けとしてみた場合は?如何になるか?
・Webプラットフォームの進化
Saasが企業ITインフラの中核となりつつある。業務サービス構築のスピード、アウトソースされた運用系、トータルコストの安さ、いずれにしろ、中小企業のIT化には必須となっていくのでは。
京都の研究会でも、この特徴を活かし、既に、サービス化を進めている。このベースから、既に、SalesForceが進めているアプリケーションの基盤化、アプリのECコミュ二ティ化のミニ版でも、京都で開始されると嬉しい限りである。
・Mashupと統合アプリ化
Mashupが数年後には、企業アプリ開発の大勢を占めるとの事。
当研究会では、企業向けには、まだ時間がかかるとのコメントが大勢であったが、既に、活用されているREARDENの使用ユーザ数の速さから推測するに、中小企業のフロント系業務に、積極的な適用を考えても良いのか?
・ソーシャルソフトウェア
現在でも、NING,Facebook,APexchangeなどで盛んになっているアプリケーションの公共性の高まり。作りたい人が作り、使いたい人が使うという基本思想。ソフトベンダーには、大変な脅威であるが、中小企業、ベンチャーなど使用ユーザにとっては、大いなる福音。10百万の開発費用で、ビックリしている中小企業にとっては、自社のコア技術のアップに活かせる費用が出てくるだけでも、大いに期待したいものである。

その他、グリーンIT、仮想化2.0、ビジネスプロセスモデリング、リアルワールドWeb、
メタデータ管理、コンピューティングファブリック
などが上がっているようであるが、まあ、あまり中小企業とっては、、、、、。

2008.01.25

自然薯と地域活性化

先日、あるセミナーで自然薯(じねんじょ)の人口栽培を積極的に展開されている方の話を聞いた。
自然薯とは
ヤマノイモ科ヤマノイモ 別名・ジネンジョ、ヤマイモ
栽培されている長芋やイチョウ芋、大和芋などをまとめてヤマイモと呼ぶこともあるが、こちらはヤマノイモ、山に自生するジネンジョのことである。栽培されているものは、中世頃に中国から日本に伝来したもので、ヤマノイモ(自然薯)とは違う。ヤマノイモは日本原産の野生種で山菜の王者と呼ばれ古来より親しまれてきました。春には新芽、秋から冬にかけてムカゴとイモを採取する。イモは粘りが強く、とろろめしは、格別である。

自然薯の健康効果
自然薯の大きな特色は、良質の澱粉質に加え、アミラーゼなどの酵素がたくさん含まれていて、食べたものを速やかに消化吸収する作用があります。胃がもたれても、とろろを食べればいつのまにかさっぱりしてしまいます。また、カルシウム、鉄分、リン等のミネラルやビタミン類も豊富で、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用も著しく、疲労回復、成人病、ガンや糖尿病予防にも効果があると言われます。古来より精のつく滋養強壮食として一般に用いられてきた他、漢方薬でも“山薬”“じょよ”と称し珍重されてきました。また、最近になって自然薯にだけ含まれるディオスゲニンと言う物質が、若さの維持やホルモンバランスに関係しているDHEAを増やす役割があるということも分かってきました。
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であるが、私の関心は、
①メンバーは60から70代が中心(中心メンバーは60代になってからこの栽培を学んだ)
②特産物としての本格的な取り組みを考えている
③里山保全を含めた地域活動であるが、単なるボランティアではなく、収益を見込んだコミュニティビジネス化

今、団塊世代を含めて、その活性化を行政含めて色々と実施しているようであるが、笛吹けど、踊らず状態。
現場は中々、寂しい状況である。
元気なシニアが収益を考えて、地域の中で、頑張る。
これからの理想的な姿でもある。

確かに、趣味的、遊び的に地域に入っているシニアは結構いる。
しかし、年金を当てにしたただの遊びでは、少し違うのでは?と言うのが、私の基本スタンス。
地域のお荷物から稼ぎ頭に転身しているのである。

また、地域物産での食生活他をサッサと止めて、全国的なスーパー、食料品店などの安価な大量品に乗り換え、
地域のお店を潰したのは、我々にも、一旦の責任がある。
地域特産を作るのは、これからの地域活性化の大きな手法でもあり、それも実現しようとしているのである。

嬉しい人々である。
このような人々が更に、増えると更に、嬉しいのであるが。

2008.01.19

企業とIT化実践

中小企業では、IT化が遅れている。
アメリカの90年代の停滞からインターネットと言うインフラの拡大に合わせ、ITをベースとした新しい企業が誕生し、各企業も自社のIT化と関連会社間含めたIT化が、一段の進歩を見せた事は、経済の基礎数字からも明らかである。
日本は、大企業も含め、IT化の本格活用は全般的には、遅れている。
経営トップの認識が低いのも、一因であるが、経営者と現場の意識差が結構あるのも1つである。
こちらで、コンサルするとよく出てくる実施のためのキーワードは?

・顧客、サプライヤ、社内のコミュニケーションと情報共有
・データ・知識情報の蓄積と共有管理
・経営管理に関する意思決定支援情報の共有
などなど

情報共有とコミュニケーションが実行されているようで、中々、仕組み化されていない。

今、コンサルしている会社の1つでは、
経営者の新規製品、サービスへの強い思いがあるものの、実務の営業部長、生産課長は、社員の評価と人材の育成強化に思いがある。会社を伸ばすにはどのようにしたら?や何が問題なのか?などのヒアリングをしていくと徐々に、そのギャップは見えてくる。ワンマン社長の場合は、、、、、、と言うのも、結構聞くが、必ずしも、意識のギャップは、今のような普通の会社であっても、必ずあるものだ。
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Webも本格的に、コミュニケーションの1つとして、活用され始めたのも、ここ6,7年ほどである。人々の慣れ、ツールとしての機能も完璧とは言えない。
人も道具もまだまだ、未完成なのかもしれません。

でも、この新しい道具類を上手く使いこなし始めている会社、既に、活用のレベルに達している会社が他の会社よりも、高い実績とより活発な環境を作り出していることは、明確になっています。
是非、今年は、共有化という言葉を実際の現場での行動として、推進して欲しい。

2008.01.12

ビジネスエコシステム

最近、この言葉が少しづつ出てきている。
環境関連のシステムではない、まずは、一言、お断りを!!
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90年代の半ばに、広がるネットワークとITのハードインフラにコンテンツとアプリケーションをベースとした各地域でのコミュニティを有機的に結びつけ、シナジーとしての効果を出そう、出しているとの検証から生まれた社会構築論である。地域の中での共存共栄を基本として、先進的且つ多様なサービスを提供していくための地域産業、地域住民、都市機能の再定義である。

人々の住み易さとその地域、コミュニティの発展度は極めて相関性が高いとの事。

濃密なデジタルコミュニティをその指向、必要度に応じて、更に連携していくことにより、新しい価値を持ったより大きなコミュニティへの拡大、従来の企業連携をベースとするクラスター化ではなく、地域にある社会資産、資本も加えたより社会的高度性のあるつながり作りがヨーロッパを中心に、欧米の中で、深く静かに進行している。

地域の活力ある企業、大学、行政、住民が一体となって推進していくが、重要なポイントは、「知識連携のオペレータ」と「地域と世界の連携化」である。
ただ、本活動に似た動きは、以前からクラスター事業、大学との協同化、などで、実施されてきたが、その効果は、、、、ほとんどない。
何が違うのか?いずれも、先の重要なポイントと言われるものが、過去の実施例では見られない。

では、ITコーディネータとしての自分は、どのような関わりが出せるのであろうか?
地域の中では、その主たるプレイヤーは企業である。地域の活動組織をICTで、有機的に結びつけていけるのは、ITとその連携による経済的効果も見通せるITコーディネータであろう。
重要な知識連携のオペレータにも、成れるのである。

滋賀では、県レベルの施策では、ITのIの言葉さえ出てこない。眞に、寂しい話である。まずは、ICTの有効性を多くの方々に、気付いてもらい、「知識連携のオペレータ、地域と世界の連携」化へのガイドだけでも、したいものである。
今年は、中々、面白い年になりそうである。

2008.01.06

Saas、新しい流れ

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激動の2008年?株価の大下落で始まった。
精神、活力、あらゆる面で、疲弊の兆候が見られる日本。しかし、このままでは、終われない。

昨年から、情報活用のキーワードとして、Saas(Software as a Service)が巷で、囁かれ?始めている。
特に、アプリケーションの買取よりも、月々数万円で、その効果を享受出来る以前のASP、最近では、Saasへの期待が極めて高い。
経済産業省も20人以下の小規模事業者向けIT化の切り札として、来年度から3年間、50万社の小規模企業が使いこなすSaasインフラの構築を進めるとの事。会計、税務、などの必須業務について、実施するが、その効果は不明。

Saasの最大の特徴は、個々の企業向けのカスタマイズが容易に出来ること。従来のASPがお仕着せの機能に各企業が合わせるのが、基本であったのとは大きく異なる。
各企業は以下のポイントで、自社の導入検討を進める必要がある。
評価ポイントは、
①業務機能の豊富さ(各業務毎の評価項目選定。要件定義策定スキルが必要)
②現場での使いやすさ (リッチインターフェース、習熟性、UIの豊富さ。現場での適用スキルが必要)
③現場事情にあったカスタマイズ性 (自由度、容易さ、継承性のポイントにて評価。現場での適用スキルが必要)
④性能と信頼性(レスポンス、品質、信頼性、セキュリティ、性能確保。サービス間連携の方式設計スキル)
⑤拡張性(用途拡大、部門拡大、システム連携拡大。サービス間連携の方式設計スキルが重要)
⑥TCO(維持運用経費含む導入、保守費用、開始までの関連費用。バックアップ費用。サービス間連携の方式設計スキル、運用管理スキルが重要となる)

既に、SalesforceやNetsuiteは米国を中心に、ユーザを大きく伸ばしている。
我々ITコーディネータとしても、中小企業が情報化推進に馴染み、その効用を理解してもらうには、良い事例となると思う。ただし、以下の3点を忘れずに、推進して欲しい。
             
①業務プロセスの設計支援(各業務をSaasサービス化するためのプロセう分析と設計(要件定義書相当))
②既存システムとの連携(データ移行、データ連携、既存アプリケーションとの連携。プロセス実現に合わせたアプリの組み合わせ設計)   
③導入、定着支援(カスタマイズ支援、ユーザ教育)

導入、各Saas評価、供に、簡単に、いくものではない。
新年早々ではあるが、ここで、頑張るのが、ITコーディネータである。
今年は、ITコーディネータのPRから始まります。

2007.12.30

中小企業、SOHO,ベンチャーへの思い

今年も、様々な企業関係者との関係が増えた。
頑張っている中堅中小企業の経営者、若い起業メンバー、地域での活動を推進している老若男女、これらを支援している団体、関係企業メンバー。
特に、特徴的だった傾向を2,3書き込みたい。

■企業経営者へのITC、そして、IT化への理解不足
既に、ITCの制度が出来て、7,8年?中小企業へのITへの理解はまだまだ、、、、、。
生産管理システムの再構築、営業力拡大のためのWebマーケの活用、などいずれも、ベンダー、WEBデザイナーなどへの直接の依頼を担当者レベルで推進。多くの企業の結果として、あまり効果の出ないシステム化となっている。
社長があまり興味を示さない、でも、機械が古くなり、結局、ベンダーの言うがまま、導入。まあ、少し良くなった程度で、満足。
Webサイトを担当に、適当に、作らせて、とりあえず、綺麗な画面が出来た時点で、完了、、、、、、。
綺麗な看板として、出来上がりに満足。
、、、、、何か?違うのでは?との1年。

でも、意識の高い経営者の方は、ITCへの依頼をするか?は別儀としても、IT化への思いと具体的な導入への基盤作りは進んでいるようである。比率的に更に、高まって欲しいもの。

■営業力強化への思いの強さ
3回ほど、シリーズ化のセミナー、1回のスポット的販路セミナーを開催した。
各回とも、10名前後の参加者であったが、役員部長クラスの参加が多く、意識の高さを感じた。来年度は、更に、5回コースぐらいのチョット本気コースの販路開拓セミナーを実施する予定である。

Webマーケのみではなく、実営業との組み合わせによるベストミックスタイプが、効果を上げている。当然、社員のいないベンチャー、SOHOでは、難しいとの声もあるが、社長が1人のSOHOでも、パソコンの前だけに、座っている商売では、限界がある。一人でやっている消費者向け商材のSOHOの成功談義も聞くが?業績を上げているのは、やはり、仕入れ者、生産者と直接会話を大事にしている会社。

■団塊世代シニアの活用??かなり不発
1年ほど前から行政を中心に、60歳前後の元気なシニアの地域活用、企業への活用が実施されているが、あまり効果を出していない。
まず、対象となる元気なシニアがいるのか?がある。極めて少ないのでは?昨今の年金事情からすれば、更に、頑張る必要があると思うが、セミナー、研修会、マッチング事業、いずれも、主役が不在。どうも、コタツとテレビに身を任せている方が多いようで?ある。寂しい。
私の周辺にも、1,2年は様子を見ながら、自分の方向を見極めたい?と仰る方が多数。まあ、1年後でも、同じ話をすると、もう数年は様子を、、、、とすぐに、70代になるのが、見えている。

是非、来年は、更なる若者、シニアのメンバーのつながりを期待したい。
益々、強くなる傾向の強いオバサン力に対して、オッサン力をアップしたい。

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2007.12.22

6次の隔たり

人のつながりは幾重にも、広がるくも糸の如く。
人のつながりは6人の人を介せば、全人類につながると言う社会的定説がある。
例えば、100人の人を知っていれば、その100人各人がまた100人となれば、10の12乗となる。
1兆人の人間とのつながりとなるはず??そう単純な話ではないが。
でも、社会学者は真面目にフィールド調査もしているようである。

今週も、名刺で、20数枚の新しいのが、増えた。この中から、何枚が真に、つながりのあるカードとなるのか?
楽しみである。
若いSOHO起業者、同年代の新しいつながりを求める女性、ビジネス関係での挨拶者、等など

セカンドライフの研究会もあり、これは、WebのSecondlifeとシニア向けのセカンドライフ志向の研究会の
2つがあった。
Webでのつながりは、6次の定説を実現するまさに、その世界のようである。
自身のアバターの横に、突然、世界のどこかの人が出現する。今は、チャットでの、会話となるが、相手は、
必ずしも、日本人同士とも言えない。どの言語で相通ずる形にできるか?疑問ではあるが、機械翻訳の
進歩により、いずれの国でも、可能となる日が期待できる。
まあ、話のネタとして、一度は訪問しては如何?変身願望の人は結構、居るそうでもある。

シニアのセカンドライフは、日本の国力をアップもしくは、保持するためにも、必須の活動である。
会社組織として、そのつながりを強化、育成して行くか?NPOなどボランティア的な人を中心に、
社会基盤の形成をして行くか?
今が、旬の如く、あちこちで、活動されている。
私自身も、1月、2月では、そのようなフォーラムの事務局、講師としての参加、単なる参加者など
様々な形でのかかわりが増える。
しかし、シニア力と期待されるが、現場で関わる立場で見ると、まだまだ、お寒い状況。
今リタイアし、とりあえず、家庭に戻られている人は、テレビを供としているの?チョット寂しい生き方では?

2007.12.15

Mashup??

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昨日、MashupをメインテーマとしたWeb2.0の研究会を開催した。
約30社ほどの会社が、Web2.0の動きを自分たちのビジネスに何か使えるものは無いか?との思いで、参加したと思うが。

まず、Mashupそのものを理解している会社が半分程度か?まだまだ、多いとはいえない。
簡単に、言えば、他人の褌で、商売をするようなもの。
他の各サイトが公開しているデータ(これをWebAPIとして2400ほどのサイトで公開している)を自社のサービスに合わせて組み合わせて提供すること。

一番身近なのが、GoogleMAPSであろう。極めてスクロールなどの動きの良い地図をご覧になる場面が多いと思うが、その多くは、Googleが提供するこのデータを活用している。
ホテル、飲食店などの各サイトのデータを組み合わせて、旅行者向けサービスを提供する場合、地図にその地域で撮影した写真、映像を各サイトから集め、旅行サイトを作る、など多くのユニークなサービスが簡単に提供できるのである。

ビジネスとしての優位性としては、
■自社サイトのサービスアップ
利用深度の向上
■新サービスの提供
ニッチ用途含め新しい顧客の開拓
■他社に先行したサービスの提供
開発費用不要
ビジネスの先行優位化
などが考えられる。

しかし、課題、問題もある。
■APIサービス品質が保証されない
  サービス提供の保証がない
■技術的な標準化が不定
       (プロトコールの違いあり)
  Web間の互換性がない
■ビジネスモデルとして確立が不明
   収益モデル化出来るか?
■競合他社との優位化が図りにくい
   アイデアー実装で先行しても、直ぐに
   真似られる可能性あり

討議の結果としては、
■Mashupを単独のビジネスモデルとして構築するのは収益性の点からかなり厳しい。
  他のサイトと同様に「広告料」で、成り立つようなサイトとしての魅力度が出来るか?
■短期的、集中的に本サイトへトラフィックを流し込むための誘導サービス的位置づけが望ましい。

ただし、ビジネスモデル化の原点は、
是非、やりたいサービスをキチンとまとめることの様である。

今回、MashupAwardsの作品ではOngmapと言うのが、チョット面白い。
兎も角、Googleの地図の上に、乗せられ物は、全て載せるとのコンセプトで、色々なAPIからのデータを載せたものがある。
GOGO-GSと言うのがその中に、あるが、これは全国各地のガソリンスタンドの人に、ボランティア的にその最新価格を入れてもらうとの事。先ほどのWebAPIの人力版である。

2007.12.07

サービスイノベーション

広義のサービス産業(1,2次以外全て)は日本の経済力の7割を占める。
ただし、その生産性は欧米に比して、非常に悪いようである。統計的数字であり、正直なところ、あまりピンとこない。欧米諸国とそれほど悪いとは、実感がない、、、、。
生産性の伸び率は1%以下との事。

これを工学的手法を絡ませて、高効率的な、、、即ちイノベーションを図るとお国が言っている。
・現場とその事例
・横断的枠組み
・製造業のノウハウの活用等

でも、某回転寿司の社長が、それを某東大の学者がやっているようでは、、、、先が見えるね?との弁。
なるほど、納得。
まあ、行政が、権威という背景で、何かをまとめるとなるとこうなるのか?

でも、危機感だけは伝わってきた。
7割もの経済的なマスがあるのであれば、頑張らないと、日本は益々、危ない。

今、コンサルしている京都の某社さんの専務さんから良い話を聞いた。
100人ほどの会社であるが、「会社の目標は満足レベルから感動レベルへ」
このご時勢、顧客満足といっているようでは、競争激化を呼ぶだけで、だめ。 とのこと。
サービスイノベとか?言っている連中に聞かせたい話である。

真に、商売を思い、お客を思うとこうなるのでは?と思っている。
「感動していただいた方をみると、社員も喜び、また、価格無視(チョット怪しいが)で、買っていただくため、
会社も嬉しい。皆さんがWIN-WINの関係である。

2007.12.03

更に広がる人の輪

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人の輪が広がっているようである、、、。

京扇子を更に広めたい2代目、ITコーディネータの活動をテーマとする大学の先生、自分の絵の技術をサイトにて拡販を望む女性、アイデア豊富な製造会社の社長、シニア活性化に凄く頑張っている県職員の女性 などなど
チョット考えるところがあり、振り返ると、老若男女、結構、お付合いがあるのだ?

単に、名刺を交わす方々は、この1週間でも、数十枚となったが、多くはそれで終わり。

その後、メールを中心とした会話が続くのは、多くは無いが中々、楽しいメンバーが多い。

・京扇子の2代目は、今まで、インターネットみたいな軽薄?な物は無視していたとの事。
ただし、ここ1ヶ月で、大きく変身、今では、今開催しているWeb2.Oの活用を目指す研究会の常連さんである。
質問も、ドンドンするし、何とか京扇子の新しいビジネスモデルを作りたいという意欲が伝わってくる。
このような方が、ドンドン、参加してくると、更に面白いビジネスモデルが出てくるのでは、、、と期待はしているが。

・「ITと地域活性化」私のテーマでもあり、その先生のテーマでもある。
この出会いが、こちらが、京都のIT経営化相談に出向いていたときに、本人も全く期待せずに立ち寄ったところが、ITC京都の活動とそのメンバーの多様性などの説明に、思わぬ拾い物をしたとの弁。
いまゼミの学生が40人ほどおり、彼らも、同じテーマ(多分先生ほどの思い入れと深さはない?と思うが)で、先週も、我々のメンバーが2時間ほどのレクチャーをした。
いずれにしろ、ITCのミッションを少しでも、理解してくれるメンバーがいることは嬉しいことである。
出来れば、時間を掛けながらも、何か形にしたいものである。

・県職員の女性は凄い。
我々オッサン、オバサンを上手くコントロールし、一途に目的達成にまい進する。
いまオジサンバンドを上手くアレンジして、結構大きなフォーラムの目玉にしようよ?と相談中。
彼女のネゴ力ならば、まあ、実現するでしょう。

改めてあげると結構、新しいつながりが出ているのだ、、、、とチョット頼りない感触でもある。

結構セミナー、研究会での名刺交換はするものの、中々、次への展開がない。
でも、これって、講師である自分からの何かガードがあるのか?とチョット内省中。
来週は更なる新しいつながりを期待したい。

2007.11.22

生産現場での人、システム作り

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本日は、チョット固いが、重要な話。
最近、数社から生産管理システムの相談がある。
いずれも、思うようにシステム作りが行っていないようである。
また、多くの中堅中小企業のシステム見直しはリースが切れたから?あまりにも古くなったから?など
積極的なIT活用、また、全社の方向付けに沿って、などの声はほとんど聞こえない。

でも、やはり、まずは、物づくりでの現場がキチンとしていないと、厳しい。
カイゼン、同期生産、平準化、多能工化、、、、、そしてその原点は3Sである。

生産プロセスが見え、異常がサーと解り、対策がすぐ立つ、そして、意識が変り、⇒仕組みが変えられる。
となれば、言うことなしか。

そして初めて、我々の出番のはずであるが。

以下のポイントで、システム化への流れが必要である。
①現場に受け入れられる
 現場のノウハウをIT化するためのルール化は?
  パッケージ選定では、ノウハウの適用が可能なものか
  現場メンバーへの理解と納得
②データ入力の容易性、正確性の追求
 現場での入力作業は余計な作業であり、極力手間が掛らない仕掛けとルール化
③スケジュール機能の重視
 工程管理、進捗管理の緊急対応を含めた対応力の確保とルール化。
 リアル性、正確性の重視
 人の関与との適正化を図る。
④在庫管理の重視
 在庫管理は明確な数字効果となって見える。また、その効果も大きい。
 従業員の躾(決めたルールを守る)と現品管理(入力ミス、忘れを実際確認)
⑤管理データの活用
 現場の動きを所属長の勘に頼るのではなく、継続的なデータとそれをベースとする
 分析結果による定量化が必要。データ項目も自社の管理レベルに合わせた件数、
 内容の検討が必要。
⑥単純化が基本
 業務の見直し、システム化への適用含めて、極力データは1箇所で投入、関係部署も
 主担当1つなどの単純化が必要。

これに沿って、事が進めば、幸いである。

2007.11.11

コミュニティビジネスへの誘い

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コミュニティビジネスは「地域活性化の仕掛けへの第一歩」
 アクティブシニアの思い、活動を形にし、地域活性化に結実させるには、
 以下の仕掛けが必要。

①コアメンバー集め
 交流グループの組織化⇒支援するメンバーの応募を実施(ボランティアメンバーから選別)
 所属、肩書きに捉われず行動力のあるメンバーを広く集める。
②仲間集め⇒地域の人的資産をリスト化
 まず、自分が率先し、「人に自分のスキル」を伝えたい人を探す。
 人から人へのクチコミの仕掛け。
③小さい実績から大きく⇒手近かなコミュニティ活性化?
 ・おしゃべりサロンは?⇒有識者から経験を聞く。地域の暗黙知を共有する。
 ・PC活用
 ・各市の市民活動グループとのチャネル拡大⇒近江八幡市、草津市など

④もの、金の確保⇒地元有力企業の参加とそのOB関連とのチャネル化
 地域銀行、地元有力企業との連携  

⑤県内組織の活用⇒関連シニア組織との連携(バラバラの活動を有効化)
  各組織を以下のようなキーワードでカテゴライズし、連携を効率化する。
  ・知縁(人とのつながり)・知的学習合宿(仲間作り)・第三の場所(仲間作り)
  ・シニア相談室(企業OBの意識改革)・シニアコミュニティ(サイバー、リアル)
  ・スキルマッチング(企業OBマッチング、キャリアナビ)・シニアエクササイズ 

事業化の例
 アクティブシニアは滋賀県が掲げる「健康、環境、観光」の具体的な適用層であり、 顧客で
 ある。行政施策の身近な結果として、活用も出来る。
 また、そのシーズ、ニーズを同世代として、組織的、容易に把握できることは、参加企業、
 行政、関連団体にとっても非常に有用である。

以下のようなビジネス展開も考えられる。。
■小エリア型eショップサイト⇒事業計画が成り立つか?(収入が厳しい)
 生活用品の購買とシニア向けに絞り込んだ特定商品の購買サイトの構築
 ・生活用品  宅配サービスを基本とする地域型サイト
 ・特定品   特定商品を扱うeショップとの提携によるシニア向けメニュー化
 ・宅配弁当  朝食に限定したサービスもある。
■シニアエクササイズ
 健康と仲間とのつながりを最大の目的とするシニアに合わせ、「場と環境」の提供
 市民塾の開催。コミュニティ作りの仕掛け。
 ・場の提供  遊休状態の高級保養所のリースによる施設活用
 ・環境作り  健康作り、1週間程度の学習、コミュニティ促進の憩いの場作り
■シニア人材センター
 企業OB、スキルドウーマン(企業OB、技能保持者)の知識、技能を登録化、要請に応じた
 派遣の実施。
 ・成果報酬をベースとした各人の意識高揚
 ・地域貢献による活性化の促進
 ・仲間、友達作りの支援(センターに来る事によるコミュニティ化の促進)

アクティブシニアはこれら個別ビジネスの販路コーディネートや事業化への実現スキルを多く持っている。
現在、滋賀周辺で、頑張っているビジネス支援グループも、シニアの力を上手く活用している。

2007.10.29

販路開拓について

最近の中堅中小企業でのお話では、従来の下請け業務からの脱却を目指し、兎も角、自社製品の開発と開拓に力を入れておるようです。

しかし、上手く行かないのが、世の常か?販路開拓支援への依頼が、結構ある。
営業部門はあるものの、従来の営業とは違うためか?上手く行かない場合、営業を社長一人でやってきたため、
人材と組織が無い場合、などその悩みは様々。

その悩みに対応するために、企業OBを中心とした販路コーディネータなる組織がある。

結構面白い案件もありますが、、、、、今回、色々と聞きました。
■布から糸を作り、それをベースに、障子紙による通気性の高い障子を販売
■家具転倒防止の耐震BOXを開発した情報システム会社。特許も取得、各認可団体の承認ももらい、最優秀製品と言われたが、売る方法が分からず、そのまま。
■パイナップル酵素を活用し、多機能洗剤を開発したが、業務用として、拡販したが、思うように売れず。家庭用として、WEBを中心に、再度挑戦。今、結構売れてます。
■オイルの濾過装置ですが、売り方が分からず、苦戦。これをコストダウンと100%の完全濾過として、再挑戦。
今、大手スーパー中心に、絶好調。
同様の濾過装置の話が数件あり、いずれも、販路コーディネータとの戦略見直しで、順調に、拡大。昨今の環境対応の厳しさからか?この種の装置はねらい目か。
■道路や床などに表示されている矢印、ロゴマーク、注意事項などが数分で、仕上げられるクイックシートを開発した会社。今までは、警察、官庁相手であり、民間企業向け営業が苦手。販路コーディネータとの共同作業で、民間への営業推進ができるようになり、業績好調。

等など
約20件ほどのお話を聞いた。
中々、各案件ごとに、ドラマがあり、我々のノウハウが上手く展開されたことに、チョット感激。
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2007.10.21

研修会参加者の思い

9月になってから、経営者研修会、販路開拓研修会、Web2.0活用研究会など、色々な研究会、研修会を開催している。
単独でやる場合、グループでやる場合、形式は色々であるが、参加者の思いは一つ。
自社の将来に何かを期待したい、新しい姿を見つけたいと言う熱意。
それでも、参加社多数で、、、、、、と言う場面は多くない。
概ね10社以下、中小企業200万社?と言う中でである。

昨日までも、経営者研修会を4回コースで、実施した。
6社ほどであったが、皆さん、真剣に自社の将来に、新しい何か?を見出したい。
・伝統産業で、今まで、インターネットは関係ないとの思いから、積極的な活用を狙おうとしている若手経営者
・新規分野への取り組みに自社の見直しと新規アプローチをまとめようとしている経営幹部
等など
先週のWEB2.0を活用して何か?自社の生き残り策にヒントを得たいと言う印刷会社社長、偶然か?必然か?
その研究会では、印刷関係のメンバーが多い。
模索の中で、新しい流れの中で、新しいビジネスを掴みたいと言う熱意が伝わる。
来年まで続けるが、是非、何か形にしたい。

個々のメンバーの話を聞いていると中々、面白い。
経営トップの立場、中間管理者の立場、担当の立場、当然、その違いはあるもの、能動的に、自分たちを駆り立てて行かないと厳しいと言う認識は大企業の中で、全くサラリーマン化?している人よりも、楽しい会話がある。

先週も、伝統的な織物業界のグループには捕らわれない、業界内での、異業種グループの8社のメンバーのお話を聞いたが、危機感を肌で感じ、積極的な熱意はよく感じられた。
染物、織物、そして、販売を手がけるメンバーの集まりであり、上流から下流まで、商売の流れを作れるグループである。生き残りを掛けた人達の思いがある。
新しい販売手法、顧客に合った対応について、1年間ほど議論を続けているとの事。
是非、頑張ってほしい。

2007.10.13

新しいビジネスに向けて

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最近は、新しい顧客開拓、新規営業チャネル開発等をベースに、幾つかのテーマの研修会、研究会を多くやっている。
参加するメンバーは多くは無いが、真剣である。
1社でも、実績を上げて欲しい。
■Web2.0を自分たちの商売に、適用できないか?
一つやっている研究会のテーマである。
ブログ、SNS,そして、CGM。いずれも、個人の思い、意見、感想が商品、製品、サービスの評価を下す。
まだまだ、多くは無いものの、既に、気の利いたメーカ、サービス会社などは、それを積極的に活用している。

参加メンバーの一人(結構若者だが)が今までは、インターネットを使って商売するのは、亜流のことと
思っていたが、考えを改めるとの事。喜ばしいことです。
しかし、多くの中小企業の経営者は、多分、彼と同じ思いがある??

しかし、1本の3分ほどの映像がYoutubeという無料投稿映像サイトに投稿され、その面白さから、その映像を
見た人が200万ほどいる、そして、同じ商品をテーマとした自分の映像を投稿した人が14万人。
その内の1つの映像には、なんと、300万人の人が見に来ている。

この事実を企業経営者として、どう見るのだろうか?1観客となって喜ぶだけ、、、経営者としては、失格。
広告費用をほとんど掛けずに、しかも、消費者側の人間が更に、宣伝してくれていると言う事実。
商売のパターンは変ってきているのである。
しかし、それに気付かない人もなんと多いことか???

■販売開拓を少し、戦略的に
まず、自社をキチンと理解しなさい。
そして、見えていない顧客を見るためのやり方を学びなさい。
まだまだ、勘と度胸と努力、KDDの世界である。

先行して頑張っている企業のやり方を学んで欲しい。
実際の営業では、無理と判断し、Webマーケのみにその活路を開き、新しい顧客の開発した旅行代理店。
何でも屋から他の会社が出来ない特殊バネ、ネジ、金型に自社を徹底的に特化し、夫々、成功している
製造業。染み抜きの得意な分野を活かし徹底的なロングテール的クリーニング屋として、成功しているお店。

全てが、過去の自分と現在の自分を冷静に分析し、将来の自分を作り出した結果である。
しかし、多くの企業は過去の遺産を大事に、細く、長く活かそうとするのみ?
今の研究会、研修会の参加者が2倍、3倍になれば、、、、、このような憂いはないのですが。

2007.10.08

Mashupって?

今、結構知らないうちに、目にしているWebサービスの1つにMashupというのがあります。
人の力を上手く活用する?人の褌で、何とやら、、、、、、、、。

多く使われているのが、GoogleMaps、最近の地図関連のサイトを見ると、多分その多くは、Googleのサイトから地図のデータをもらい、それを自分なりのサービスを加えて、新しいサービスとして、より細かい(顧客の要望に応じた)サービスを実施します。
観光地域の地元のお店、ホテル、旅館、鉄道、道路などの観光客向けに様々なサービスをGoogleの地図データの上に、その人の知りたい内容に応じて、提供します。映像、写真、訪れた人の感想を書いたブログ、がワンクリックで、色々と出てくる。正に、皆で、その情報を共有する世界。

商売でも、Amazonの書籍他販売データに、ブログでの話題を繋げる、そして、価格.COMでの情報により、最安値を教えてあげる。楽天の出店情報から特定商品だけを選別し、その商品の評判、使う立場でのコメントなどを付加して、より顧客向けのサービスとする。

現在Mashupサイトといわれるのは、2500ほどある?お子様支援サイト、旅行のための最短ルート、ホテル、お店などのサービスするサイト、等様々。
こんなMashupのサイトがあると教えてくれるサイトもある。

Web2.0として、我々一般消費者が全体のコンセンサスを作る世界になりつつある。
ただ、このような動きに対して、まだまだ、無関心な世界も別にある。
捨てては置けないとは思うのだが、、、、、、。
まあ、俺には、関係ないと、本当に思っているのだろうか?
蒸し焼きのカエルにならなければ、と思う日々である。Cimg0220

2007.10.07

販路開拓について

先週の追記?
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最近、販路開拓関連の仕事、及び、研修会が多くなっている。
中小企業では、特に、最近、営業力強化、新規顧客開拓の要望が強い。
従来の付き合いでは、単なる価格競争となり、厳しい状況は一応の景気の良さがあるとは言うものの、厳しさには変りがないようである。
ITC関連のセミナー、勉強会はあまり人が集まらないようであるが、Web関連の話では、結構人が多い。
ただ、企業経営者との話の中でも、本当に自社を理解した上で、サイトを作っているのか?と言うと、チョット疑問。
まだ、担当者任せ、会社のカンバン程度に考えている経営者が多い。

しかし、世の中の動きは待ってくれない。
Web2.0Wを世の中の新し物好きの1つと笑って過ごせるのも、結構であるが、環境は大きく変化している。
既に、顧客に合ったサービス、商品をメーカが勝手に、作り、世の中に送り出す時代は終わりつつある。
顧客を開発の始めから巻き込み、顧客を開発、支援者として、取り込んでいる企業が今後の勝ち組になり始めている。

そんな雰囲気、風潮もあり、少し体系的にと思ったのが、現在の研修会のキッカケ?
・まず自社の理解を少し体系立てて
・顧客の見直しを6つぐらいのポイントで、再チェック
・非顧客を顧客化するには?
・実営業とWeb営業の組み合わせを自社の施策をベースに実施
・PDCAによるアフターフォロー
などを体感的に理解してもらう。

販路コーディネータ、セールスレップ、ITコーディネータとして、個別に対応をしているものの、まだ、不十分。

2007.10.01

年収の話

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本日の年金の話に出てきたマレーシアの生活。
月に20万円ほどあれば、十分生活が出来るとの事。
テレビ情報のみであり、チョット精査が必要ではあるが、、、、。

ある資料に、職種による年収の資料があった。
その中から、
・総理大臣       4165万円 
・上場企業の社長   4539万円
ほぼ、同じ。国の方向を決めていく割には、チョット少ない。
前総理大臣のように、勝手に、辞めることも考えると高い、、、、。

・国会議員、知事、弁護士、開業医師  概ね2100万円
高いのか???安いのか???

・フジテレビ社員  1600万円?  チョット高すぎ
これからは、フジテレビ系は見ないことにします。

・地方公務員、農家、上場企業サラリーマン、警察官
概ね800万に近いレベル 、、、、、地方公務員もらいすぎでは?

・看護師、サラリーマン平均、気象予報士   450万前後

・大工、店員、調理師、保育士    350万円前後

・タクシ運転士、ホームヘルパー、理容師  300万円前後

チョット前に、年収300万円で生活することと勝手に、誰かが言っていましたが、
月25万円は中々、大変なようで、、、、、。

わが身にかえると、よくまあ、もらっていたものだ?
チョット反省。

2007.09.28

販路開拓

最近、中堅中小企業の経営トップの方とお話をしていると、多い話題は3つ。
若いメンバーの育成、営業力アップ、コスト競争力アップ。

それもあり、今まで、個別にやらないとチョット無理かな?と思っていた「営業力強化、販路開拓支援」
の研修型セミナーを始めた。

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■まずは、自社の理解
SWOT分析といわれる「強み、弱み、機会、脅威」を紙に書き出し(この書き出すことが重要)、それを組み合わせて、新しい行動課題を創出する。
ある程度の規模の会社であれ、SOHOの会社であれ、見える化、見せる化すると、結構、見えていないものが見えてくる。

■戦略マップ化
現在の顧客をベースに、自社の新しい見方、気づきを加えて、新しい顧客を6つの視点で、見直す。
・代替サービス的としてアプローチは?
・補完サービス的に見ると?
・顧客を見直すと?
・同じ業界で、対極的なサービスを自分たちでも出来ないか?
・機能的なサービスを感性的に見てみると?
・新しい環境では?
少しは、新しい市場、顧客が形を見せてくれば、結構なこと、、、、。

これをベースに、今まで、顧客として、見えなかった非顧客を新たに、見せる。
ただ、横にいたはずであるが、見えていなかった「新しい顧客」

それを従来のフェース2フェースを基本とする実営業の手法とWebによる営業手法を組み合わせる。
営業メンバーの多寡ではない。
顧客へのサービスを第一と考えれば、自ずと導きだされるやり方。

少し、考えてもらいたい。
結構、いけるはず。
私の経験からも、是非。

2007.09.18

IT経営への誘い

最近は、中小企業向けの研修会が多い。
中小企業におけるIT化は進んでいない。
経済産業省を中心に、色々とやってはいるようであるが、、、、、、。
実際は、地域での思いと活動が見えない。見える化を目指しているようで、見えてはいない。

研修会は、経営者の理念、思い、ビジョンを再認識してもらい、これをSWOT(自社の強み、弱み、機会、脅威)でを書き出し、具体的な行動計画を立案するものである。
結構、実際始めると、自分があまり考えないで、仕事をしていることが分かる。

自分の優先すべき経営課題がSWOT、戦略マップなどで、明確になれば、しめたものである。
これを自社内部のプロセスで、更に、具体的に、まとめて行く。業務的に推進しなければならない項目、IT化によってその効果が出せそうな項目。
いずれにしろ、どんぶり勘定的な経営に対して、やや定量的、具体的ポイントでの状況把握が出来る。

設定した経営課題の解決のため、3年間程度の中期アクションプランを策定する。
この場合、概ね、営業力強化(新規販路開拓)、コストダウンの実施が活動項目となる。

先週からSE会社のメンバーに、この分析プロセスの研修とは別のプロマネ化とRFP作成
の研修を実施しているが、この経営分析のフェーズでは、中々、流れない。
IT化を本業とするメンバーでも、上流からの分析とそのまとめは中々、苦労するもののようです。

今年は、京都、滋賀供に、受講生が少ない。
しかし、概ねの企業では、いまだ、IT化には不十分な意識と人的資源なのである。
是非、我々、ITCは企業でのコンサルトを進め、形ある企業になってほしい。


2007.09.09

セカンドライフ

チョット難しく言えば、3次元インターネットの可能性。
ゲームではない。Web上に自分の分身を作り、家を作り、会社を作り、事業を始める。
まあ、50代以上では、パソコンでも、馴染めない人は、全くの別世界の話かも。

全世界で、100ヶ国。900万人の人がこの世界に参加しているとの事。
SIMと言う島を買って、そこに、自分のビルやテーマパークのような地域を作ってもよい。
凝っているSIMでは、中々、迫力がある。
浮遊する自分の分身を経由して、その世界にアクセスできる。
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最近は、参加メンバーが多くなってきたためか?企業の参加が増えているとの事。
自動車メーカ、携帯会社、など消費者に近い企業ほど、参加意欲は高そう?
参加する企業はここに、何を期待するのであろう。
・ブランドアップ
・マーケティング
・社内会議としての活用と言うのもあるそうです?
・定期的な集客を行うことによる自社コミュニティの構築
等、、、、
でも、しばらくは、事業性は低い。

新しいコミュニティ作りとしては、面白い。
100ヶ国の人が集まる。
まだまだ、技術的には、1つのSIMに50人程度人しか集まれないとの事。
そこでは、様々な国の男女(必ずしも肉体的な性別とWebでの性別は一致しないが)が集い、
自分の育った慣習との違い、発想の違い、行動の違いなどに戸惑いながらも、新しいグローバル的
文化を育てていくのでは?

2007.08.26

非顧客の顧客化

激戦の時代であり、変化の激しい時代でもある。
昨日まで顧客であったが、既に、顧客ではなくなり、全く別な世界の顧客と思っていたのが、突然顧客になる。
その流れに、的確に乗ったのが、所謂、勝ち組なのか。
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是非、頑張っている中小企業はそちらになってもらいたい。
競争なしで、新しい顧客を創造する、素晴らしいことである。

①代替ビジネスの実施 機能、形状は異なるが、同じ目的を果たす代替産業のビジネスモデルを適用
⇒インターネットサービスでのiモード携帯
②戦略グループの別モデル適用 業界内の価格、機能などによる様々な戦略グループのモデルを適用
⇒古書業界でのブックオフの「綺麗な中古本」
③買い手グループの再定義 当社製品、サービスの顧客向け価値の見直しと新規顧客の創出
⇒ワイン、焼酎など想定顧客の見直し
④補完サービスの見直し 買い手の必要とする補完サービスと当サービスのトータルサービスは?
⇒旭山動物園の「見せる+実際行動」の総合サービス化
⑤機能志向、感性志向の転換 現サービス、商品の機能志向、感性志向の再定義
⇒スターバックス(単にコーヒーを飲む場所から楽しい空間提供)
⑥時間軸 Web2.0他新しいトレンドのフォローが必要
⇒CGMの拡大を前提とした顧客囲い込み@cosme

この6つのアプローチパターンは参考になるのでは?
いずれにしろ、製造業にしろ、自分たちの事業価値が「顧客へのサービス提供」であることを看過したものが勝者となる。

2007.08.19

最近気になるサイト

最近、販路開拓支援をする者として、2つのサイトが気になる。Cimg0186


□もしも http://www.e-comon.co.jp/
□イプロスhttp://www.ipros.jp/ipros/contents/

「もしも」は、昨年(2006年8月)のサービス開始以来、わずか11ヶ月で5万店の販売店(ショップ)を集め、最近はさらに加速して毎月1万店を超えるペースで増加しつづけ、最大手の地位を維持している。
■まず、ドロップシッピングとは?
HPやブログを使って無在庫販売するという点ではアフィリエイトもドロップシッピングも同様だ。だが、従来からあるアフィリエイトと比較するとドロップシッピングは、
・利益率が5~10倍と高い
・自分で自由に販売価格を決定できる(参考上代や下限価格は定められていることが多い) 
など、販売する側を本気にさせ、活用次第では本格的な通販サイトが誰にでも簡単に作れるということから、急成長している販売形態なのだ。

■「もしも」は、使いやすいドロップシッピングサービスを目指してベンダーと加盟店(ショップ)の間をとりもってきた。
ベンダーであるあなたは、「もしも」のサイトにアクセスして「ベンダー登録」の申請をするだけ。

契約完了後は、5万店ある販売店や法人パートナーが明日からあなたの流通チャネルに加わってくれる。既に「もしも」を使って月商数百万円を突破している会社も複数あるそうだ。都内のある雑貨を扱っている法人では、ドロップシッピングを開始して、たった3ヶ月で既に月商で300万円以上を突破しているらしい。

■製品・商品には自信があるのだが、販売力が弱いとお嘆きだった会社にもピッタリなのが「もしも」のドロップシッピングだろう。
ドロップシッピングもこの1年で、ビジネス的になってきた。

イプロスは、技術者を中心とした素材、製品、サービスをこれを活用して、新たなるサービス、製品提供を考えている企業間の情報マッチングを実施する。
16万人のエンジニアがアクセスし、商品・サービス情報のPRページを最大50まで作成する。
カタログ送付の手間を省略する『カタログダウンロード機能』やメールによる最新情報の提供などにより、
企業側は、商品・サービスのPRや、問い合わせが可能であると同時に、必要情報の入手も、簡便に
出来ます。

Web2.0の進展に伴い、このようなマッチングビジネスは更に拡大していくと思う。
だが、まず、意識改革しなければ、ならないのは、人とのつながりを唯一と頑なに思っている経営者であろう。

最近、益々、この思いになるのは、私だけならば、よいのだが、、、。

2007.08.11

ブログスフィア

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以下は、technoratiの2007年活動報告のサマリーです。
in summary:
70 million weblogs
ブログが7千万あるという、多いのか?少ないのか?
About 120,000 new weblogs each day, or...
1.4 new blogs every second
3000-7000 new splogs (fake, or spam blogs) created every day
Peak of 11,000 splogs per day last December
1.5 million posts per day, or...
17 posts per second
Growing from 35 to 75 million blogs took 320 days
倍になるのに、1年弱
22 blogs among the top 100 blogs among the top 100 sources
linked to in Q4 2006 - up from 12 in the prior quarter
Japanese the #1 blogging language at 37%
日本語でのブログは37%
English second at 33%
Chinese third at 8%
Italian fourth at 3%
Farsi a newcomer in the top 10 at 1%
English the most even in postings around-the-clock
Tracking 230 million posts with tags or categories
35% of all February 2007 posts used tags
2.5 million blogs posted at least one tagged post in February

technoratiは、ブログ専門のポータルであり、その信憑性は高い。
ブログによる、新しい世界が、日本を中心に、確実に、広がっている。
人々も持つ色々な智慧が共有されて行く。
そこに、また、新しい智慧の連鎖が出てくることを期待したい。
それは、ビジネスの世界でも、一般の生活の中に、新しい
価値観を生み出すのでは?

2007.07.28

中小企業と営業戦略

中小企業のコンサルをしていると、まず、出てくるのは、売れるやり方の相談。
各企業の経営戦略化の支援をしても、出てくる多くは、新規顧客開拓、営業力確保、など、営業戦略的な話が多い。
多くの中小企業にとって、インターネットは、大企業と同じ土俵は提示しているが、その活用については、かなり、Photo
見劣りがする。
そのような、動きもあり、今、販路開拓について、具体的な対応をまとめている。更に、レベルアップさせ、多くの中小企業が、有効な営業手法を獲得できるよう、頑張って行きたい。
まずは、その概要について
1.営業戦略立案
  ・中小企業、ベンチャー向けの戦略概論
  ・4Cをベースとした概況把握
・市場を見るポイント
2.自社の見える化
  ・基本的な流れ
  ・SWOT分析による自社見える化 
  ・BSCをベースとする戦略マップ化
3.販路開拓支援の具体的な進め方
  ・販売戦略策定概論(非顧客の顧客化)
・顧客アプローチ
  ・販路開拓支援バリューチェーン 
  ・現場での見える化(共有型日報)
4.実業での販路開拓支援
  ・直接営業手法(標準化)
  ・セールスレップ(具体的事例と推進上のポイント)
  ・口コミグループ化(具体的な事例含む)  
  ・パートナー施策
5.Webでの販路開拓支援⇒具体事例も含め分かり易く 
  ・Webマーケティングの基本要素(SEO対応概要も含む) 
  ・メール活用 ・ブログ活用  
  ・RSS活用(バリューチェーン化手法含む) 
  ・ポータルサイト(eショップ化)活用 
  ・ドロップシッピング対応
  ・携帯サイト活用  
  ・検索連動型  
  ・アフィリエイト化
6.販路開拓支援具体化
  ・具体的なアプローチ   
  ・顧客の見える化 
  ・ビジネスブログ活用 

実営業では、人的資源とそのつながりの弱さから不十分ではあるが、Webでの販路開拓では、全社の大きな柱になるには、まだ、不十分。
是非、実営業とWebでの販路開拓を組み合わせた多機能型営業戦略を進めてもらいたい。

2007.07.16

ブログマーケティング

ブログがまだ、日記程度と思われている人が意外?と多い。
チョット、その概要を、、、。

ブログの特長を活かしたマーケティングについて、5W1H(特に、「主たる目的とその
ターゲット」)をベースに、分類する事は、その施策実施の点で有効である。

①メッセージ型
自社の商品、サービスの販売促進を目的に、「企業」が「顧客」に対して、情報発信を
行い、商品理解から共感形成を目指す。
・社長ブログ
 最近、中堅中小企業経営者が多く発信しています。経営者ブログというのも、あります。
・現場からの声  営業、商品開発、など直接関係しているメンバーからの「本音的」
           情報の発信
 日産のTIDAブログ、パソコンの各ブログなど、特に一般消費者向けに多い。

②コミュニティ型
使用者としての参加により、自社、自社商品へのファン層の拡大、顧客間の交流を
通じて、コミュニティの形成を目指す。
リアルの商売でも、口コミによる仲間集めとその場作りがかなり商売の基本として、使えます。

・モデレータ主動型  数人のモデレータが記事(ネタ)を書き、それを中心に、読者
             (顧客)が場を形成していく。
・グループ型    使用者のコアメンバーがテーマに沿ったグループを作り、グループ
            毎の場の形成をする。
・ブログホスティング  各使用者にブログアカウントを与えて、テーマに沿ったブログを
              自由に、書いてもらう。
・トラックバックセンター  使用者のブログからトラックバックを集め、テーマに沿った
               使用者のコメントで、場の形成をする。

③エンターティメント型
映画、テレビなどのコンテンツを利用して、企業が自社、自社商品のPRを実施する。
最近の映画はほとんど、同じ手法を使っていますね。

ブログはそのSEOへの素直さと、メンテナンスの簡易さから、更に、拡大すると思われます。
すでに、800万人以上の人が、ブログのによる発信をしています。
また、これに付属するように、RSSと言う簡易メッセージの発信手段が今後、Webマーケティングを
大きく変えていくと思います。すでに、CGMと言う形で、一部、マーケティングとして、活用され始めています。
個人の意見が全体の流れに関わってくる、ある意味では、当然の動きかも知れません。

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2007.07.10

シニアの起業化

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2007年問題と言われる団塊の世代の大量退職に対して、1年ほど前からシニアの
地域参加、人材活用、地域内での事業化などの施策が行政を中心に、盛んになっている。
しかし、特に、シニアの起業化は、まだ、事例も少なく、今後への展開が重要である。

①事業化のパターン
 以下の3つに概ね類型化される。
■オンリーワン技術をベースとした法人化
 ISO、工場管理、コンサルタントなど企業時代のスキルを活かした士業的起業

■事業型NPO法人による事業化
 制約、事業リスク、当面の費用などの点で、NPO法人化により、事業化を推進。
  新現役ネット、ビジネスサポートネットワーク、XOクラスターなど

■グループによる地域内をベースとした事業化
 コミュニティビジネスが代表。グループのままで推進する場合や法人化する場合もある。
 参考)コミュニティビジネスガイドブック(滋賀県)
 地域活性化、介護事業、町作りに事例は多い

②経営者の思い
 企業時代からの延長のような事例もあるが、多くの起業者(経営者)は以下のような
 地域内での要件から起業する場合が多い。

■人間性の回復
 ・個人の働き甲斐、生き甲斐
 ・自己実現
■社会問題の解決
 ・安全、安心コミュニティ作り
 ・環境の保全
■独自文化の継承、創造
 ・コミュニティの活性化
 ・生活文化の継承
■継続基盤の確立
 ・技術、スキルへの地域への適用
 ・有用人材としての参加

目標と目的を持っている人は綺麗である。
しかし、まだ、多くのシニアといえば、醜い人であろう。
ぜひ、頑張ってほしい。

2007.06.26

YouTubeとビジネス

圧倒的な高速回線に馴染むと、電話線、INS回線の遅さは、なんともいえないが、、、、遅い。
しかし、この回線の太さが画像、映像によるコミュニケーションを可能にしている。
いま、YouTubeを少しながらでも、商売に、と思い、チョットいじくっている。

確かに、便利である。
YouTubeの特長は
・無料で大容量の動画をアップ
・作品の検索が可能なタグ
・動画をベースとするコミュニケーション
・埋め込みタグによる自分のブログ、サイトへの貼り付け
・大らかな著作権対応

気に入った動画を保存することによる自前放送局とCM的動画で、自社、自分のPRが出来る。
⇒無料CMとしての活用
また、動画を介在としたSNSも可能である。
⇒キラー動画による口コミサイト化。即ち、無料の仲間作り

チョット自分のサイトに張ったのが、↓
http://www.shiga-ms.biz/  
映像試験をクリックすると、、、、、、、。

2007.06.16

ブルーオーシャン戦略2

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前回の6つの切り口で、新しい市場空間が少し見えてきた?
それでは、次に、自分たちのいる世界を定量的に把握しよう。
市場プロファイルとその中での、他社の特性、自社の特性の明確化である。

例えば、フィットネスビジネスでのキー項目は「会費、アメニティ、各器具、トレーニング時間」などが主であったが、
カーブスと言う新しい会社は、「気兼ねのいらない環境、利便性、楽しい雰囲気、女性のみ」と言う違うプロファイルの市場を作り上げた。
競合他社が存在しない新市場への対応なのである。

新しい戦略キャンパスの創出である。
ここまで、出来るとあとは、具体的なビジネスモデルの構築。
■1ステップ 
顧客に対する効用の提供
生産性、シンプルさ、利便性、リスクの低減、楽しさ・好ましさのアップ、環境への優しさを夫々の使用フェーズにより、まとめていく
■2ステップ
競争力ある価格の設定。即ち、顧客が寄ってくる価格帯を見つけ、その中で、価格の決定。
■3ステップ
適正コスト。コストプラス手法は許されない。
■4ステップ
具体的な実現策
経営資源、従業員の士気、政治的なハードル、意識改革が特に重要。

いずれもが、時間と智慧の必要なステップ。
でも、これを乗り越えれば、新しい魅力ある世界が見えてくる。

2007.06.08

ブルーオーシャン戦略1

我々がビジネスを形作るとき、まずは、競合他社を意識し、コストリーダーシップ、差別化、集中化を考えていく。
しかし、市場の成熟度のアップ、参入できる容易さ、インターネットなどによる関連情報の広がりの速さ、などで、
思うように売れない。結局は、血みどろの価格争いを演じているのが、大半の世界。
でも、各市場をよく観察すると、そんな血みどろの世界とは、無縁の如く、新しい世界を創り出している企業家も居る。
これは、何処に、違いがあるのか?
ブルーオーシャンとは、そのような、やや不可思議な世界を現出させているのである。
この手法は、まだ、血みどろの世界に生けそうな大企業よりも、これをやれない中小企業がむしろ、積極的に、学ぶべきことと思う。
■アメリカ製のワインで、その事例あり。
ワイン業界は歴史もあり、市場では、ワインつくりの極意、伝統や格式、品種、価格が市場を構成する要因と長らく考えられてきた。しかし、これに疑問を持った企業いた。
従来の要因にない、飲みやすさ、運びやすさ、楽しさ、など古き伝統をまとったワイン通と言う人の志向とは、別のワインを作り上げた。
これが、ブルーオーシャンの基本姿勢である。
■それでは、具体的に、
以下の6つの視点で、現市場を見直すことから始まる。
①代替財、代替サービスに注目
②業界内の戦略グループを見直す
③グループ内の買い手グループの見直し
④補完財、補完サービスを再確認
⑤機能志向が真に、顧客に望まれているのか
⑥長期的に外部トレンドの形成に寄与する
まずは、これを実行していくと、非顧客層、買い手の価値再定義など、今まで、当然と思っていた市場の姿が全く違った形で、浮かびあがってくる。

まずは、これを身の回りで体験してください。
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2007.05.24

改めて中国


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過日、元中国大使の方の話を聞いた。
益々、危険な中国の感を深くした。

最近のトピックスでは、
・GDPの拡大⇒英仏を抜いて、世界第4位
・外貨準備高1兆ドル越す⇒第1位
・貿易高世界第3位
・日本にとって最大の貿易相手国
など、、、、

過って、日本が通り過ぎた負の排出
・大気汚染の拡大⇒光化学スモッグは中国産?
・砂漠化の急速な進展、乱開発の凄まじさ
・魚、稀少鉱物、石油、など資源の買占め
・頻発する知的財産権の侵害
  HONGDA、SQNY、VKK
  自分だけ儲ければよいという自己中心主義
・SARS,鳥インフルエンザの感染病の発生
など、、、、
商売で浮かれている人もいるようであるが、これでよいのか?

共産党一党独裁の功罪がはっきり出てきている。
真に、
成長から安定へ舵取りが出来るのか?
■和諧社会の建設
■親民路線
■教育、医療、社会保障の実現

我々他国のものからすれば、希望というよりも、要求に近い。
ぜひ、秩序ある国に成って欲しいものである。

2007.05.20

シニアの力

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シニアを60歳以上と言えば、その知力、体力はまだまだ、健在。
しかし、何故か?元気の無い人が結構多い。
しかし、その何か力の無さは、多くの若者にも言える。若さの光で、目くらまし的に、元気そうに見えはするが、、、。
前回紹介した葛飾北斎は、別次元の人なのか?
多分、大きいのは、目標に対する執着力?北斎の現存する浮世絵の評価の高いのは、70歳以降、描いたものとの話もある。
同様に、光り輝くシニアも、いる。多くの人は、自分の持分と目標を持っている人である。

・シニアの全国的な活動化(新現役ネット、NALCなど)
・企業OB人材マッチング
  例えば、京都では、260人近い方が登録し、がんばっているとのこと。
・地域でのシニアグループ
  これは、従来の老人クラブではない。趣味的な活動もあるが、専門的な活動で、頑張っている人もいる。
・NPO法人、事業法人
  技術集団として、生産管理、人材教育、労務管理などに専門性を発揮している。さすが、事業法人となると
  まだ、その数は少ないが。

シニアの知力と財力は、まだまだ侮れない。
気力の維持は、本人の問題であるが、後継者の育成とは言わず、まだまだ一線として、地域活動にその目的、目標を展開してもらいたいものである。
つくづく、メディアとは、軽薄と思う。
昨日のNHKでも、地域は老人が多く、退廃していくような趣旨の流れがあった。
まだまだ、60歳、還暦という一時代前の発想である。

気力の無いのは、若者も同じ。どうも、視点が古い。目標と目的が明確であれば、肉体的差は2次的要因。
また、今までの、蓄えと直前までの収入を考えれば、20代の若者よりもはるかに、可処分所得は高いはず。

シニアの力を侮っている。

2007.04.28

画像でつながる世間

今、画像を仲介とする仲間作り、地域作りが徐々に、広がっている。
youtubeは、ご存知の如き、凄まじい。既に、5000万本以上の絵が集まっているとのこと。
でも、内容は、、、、。というのは、オッサンの戯言か。

国内でも、ワッチミーtv、アメバビジョン、他色々とあるようですが。
動画ブログ、百聞は一見に、、、、、。まさに、その体現である。Photo_14

2007.04.20

シニアとは?

シニア向けビジネスは難しいといわれて久しい。
ただし、2005年65歳以上が総人口に占める比率は、20%(約2500万人)。それが、2030年では、32%、2050年では、40%となる。
日本は、確実に、老いて行く。
この事実からは、戦争、クーデータの如き、突発的事象が無ければ、変わらない。

難しいが、今後、主点にしなければ、ならない顧客層でもある。
以下のアンケートがあるとのこと。
資金を使っても良いもの。 旅行が半分以上、次に、住宅改造。
欲しいものより、必要なものへの投資が多い。
資産運用をしている人が46%、8年前より、4倍近い伸び。
情報入手は新聞とテレビ。雑誌は定期購読。書店には行かない。

また、団塊の世代などのシニア予備軍?は、
旅行、健康食品、介護サービス、金融関係などが概ね同じ比率。
インターネット利用も87%と現シニアとは大きく変わりつつある。

即ち、60歳以上を年寄りとして、一括りするのは、基本的に可笑しいのである。
ともかく、どうセグメントできるのかが?ビジネスとしての成功ポイント。
50代後半から60代前半まで、更に、深く知る必要があるようです。
オッサンも、色々あるようで、、、、。
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